つらいことや

 イヤなことは

 日々襲いかかってくるけれど

 心の奥の根っこでは

 何をしても

 うまくいく気がしてる

 だってそれを決めるのは私だから
 ....
想いは沈み、
夜の静けさに息が漏れる
やがて、
瞼の裏に灯りはじめた
遠い星、
砂風の吹く
異郷の、
赤い空と渓谷

蒸気を吹き上げ、
無数のプロペラで浮かぶ
機械式の文明が、
 ....
蒼い吐息が私を誘い休日という個室に閉じ込める
緩やかに動く人の波が
まるでその場で止まっているかのように錯覚させる
先ほど食べた白い柏餅から滴る甘い味噌餡が黄色い膿となり
今頃になってゆっくり ....
ぽかぽかあったかい笑顔で迎えてくれる
君は太陽

僕までなんだかきもちがあったかくなる
こどもたちも君の周りに集まってきて素直に甘えられる

そんな人柄に僕は惚れたんだ
太陽はこんなにも ....
もし少しでも良いことがあるというならこの僕に教えておくれ
空が泣いてる

しわくちゃにした虹が悲しげに少し揺れた硝子の刺が雹となって降り頻る

もし少しでも救いがあるというならこの僕を叩いて ....
わからない

わたしにはどうしてもわからない

私を傷つけた全員は無罪ですか?

罪は規定された範囲を超えないなら

いじめは無罪ですか?

ではその人をいじめることは無罪ですか? ....
古米
古古米
古古古米
古古古古米?
古古古古古米?

来ない
古米ない
ここ来ない
ここ古米ない
ここここ来ない

いいよ
高くても
美味しい米
農家の人たち
やめな ....
梅雨入り前の雨降りに
ぽつんとまぁるい橙の
向かい家の明かり灯り
瞑目すれば
もういつでも 、
内から溢れ返る白銀の
ひかりえーてる
自らと共に常に在り

けれども何とも如何せん
 ....
推理してはいけない
かんがえごとはいけない
私には向いていない

言葉
手紙、でんわ、会話、メモ
余韻が大切
つめこみ過ぎではよくない

あくびして弥生私は入院中    高野 ....
そろそろ行くか
          ボチボチ逝くのですね

愛を歌う人は
愛を捧げた人に殺された
愛を奪いあうのね
平和の為に

父母よ
あなたはひとりの天使を育てあげる
その ....
好きな人は、正義の人

女ののろけに男は食って掛かった
善悪の彼岸について
大議論をふっかけ

とはいえ
好きな人は、悪人。とは
ならなかったであろう顛末の
男は女にバカと吐き捨て
 ....
この狭い教室の向こう側
僕の心臓の回路が
多分どこかでしくじって
大爆発
どろどろになった腕の感じ
ずっと虫が湧いてた
本当に痛かったんだ
本当に
まるで夜空でも見上げるみたいにさ
 ....
世界に対して
言うべき何かを持たない
私達は
否応なく
自分の興味に深く
沈み込む以外にない
しかしその狭く閉ざされた空間には
同じように
そこへ流れて来た難民が
少なからず、いや思 ....
サイコパスだからへへ

その程度? それ昔のかっこよかった人

そううつだから
それ やっと分かってきたね

とうしつだから
それついこないだまで

軽いうつ
あの〜ね今はそうい ....
片側一車線で遅いクルマが
道を譲れるための区間がゆずり車線
片側一車線で早いクルマが
道を譲れと迫った区間がゆすり車線

自分の気持ちのいい速度で
走らせてくれないクルマを
ゆすって道を ....
ときどき船になる

ただ流されるだけの
木の葉ではなくて

川を下る船になる

くぐった橋を数えるだけの
泡ぶくではなくて

時を忘れた船になる

舳先にとまったユリカモメ ....
お おおざらの白い平原に

む むっくりそびえ立つ

ら ライスと黄色いたまごのお山

い いただきますとせわしく

す スッキパラも大満足
ぷぱんだ
あまあま
ぷぱんだ
あまあま

だからそーじゃねーて
ぷ、はいらんから

あめま

はは、いいじゃんそれ
ひゃっはっははは、ひゃっはっあはは

ところで君は誰かね? ....
独りの館
聖なる白
甘い誘惑
恥じらいながら

独りの寂しさ
聖なる涙
甘い言い訳
誇らしくもあり

独りの覇気
聖なる誇り
甘い自惚れ
これでも生きていけるよと
つくづく ....
洗足池で 
花見をしながら  
屋台の前のテーブル席で
生ビールを飲む

桜色の{ルビ提灯=ちょうちん}が
気持ちよさげに 
ゆらゆら
揺れる

周囲には
いくつもの
しゃ ....
ある晩に見た夢の中で
僕は詩人{ルビes=エス}に
なっていました

92年の生涯の最期の夜で
33937日目のことでした

おじいさんになった詩人は
細い息をゆっ ....
私の名前はローレライ
一生懸命語るほど
言葉はあなたに届かない

言葉が
言葉ではないことを
昨晩私は知りました

私の名前はローレライ
あなたを想えば想うほど
 ....
ささくれだった
ささくれに触れた
痛いと文句を言うにも
それに触れたのは
誰かじゃなくて
自分だった

誰のせいにもできやしない
どうしようもない悔しさと
誰のせいにもせずにすむ
 ....
わたしはこんなんじゃなくて、
私は暗くて酷くてどうしようもない女なのに
私、私は息をする度に息苦しくなる
陸地で嘘で溺れていく

私くるしい
という一言が口に出なくて
私、かなしい
と ....
波立つ白い羽衣
光に透けて溶ける夢
身を投げ出して泣く赤子のように
純粋に残酷なほど無邪気に柔らかな刃で胸奥深く抉る

それはいつか視た予感
どこか遠くで耳にした詩(うた)
魘されて目覚 ....
平らな和はいつ訪れるのだろう
でこぼこで湾曲した泥の道を軍靴が整列して歩く
そんな世が近付くのを私たちは
「恐ろしい、恐ろしい」と道端で震えて見送るのか
軍需色の空の下で
肌寒い室内の空気に体を縮こませ震える指で暖房のスイッチを押す
カチッ 
ブゥーンという火のついたような音と共に外に送り出される温風
暖房の前に座り込んでしばしその力強い熱風に体を炙られるのを楽し ....
勿論クリエーターにもご両親はいるわけなのに
仕事でこんつきて言葉のなかから飛び出せない
誰も助けてくれない世界で忘れてしまっている
自分の軌跡は何かで消され自分が何者であったかを

他人 ....
母と共に庭に咲き開いた花々を摘んで瓶に詰め
クラスで流行ってた朝市に売りに出したら

玩具コインで買って呉れたクラスメイト、
中身掻き出し 眼前で ゴミ箱に捨て去り

瓶だけ大切そうに持っ ....
眩しかったのはいつの頃か
あなたは
いつも笑顔だった

あなたの
小さくなっていく
その光は
音も立てずに
落ちていく

閉ざされたドアを叩き続ける
時の迷路を
ずっとさまよっ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
花にでもなったつもりでおやすみ325/6/1 6:54
星の儀式atsuch...17*25/6/1 6:29
休日のPandora栗栖真理亜325/5/31 22:44
君は太陽025/5/31 22:37
空が泣いてる125/5/31 22:32
guilty2TwoRiv...3+*25/5/31 21:56
8*25/5/31 19:11
春雷ひだかたけし625/5/31 18:41
すみれ日記2022.4.22 ...梅昆布茶21125/5/31 15:58
悪霊のうた洗貝新6*25/5/31 15:40
孫さんりゅうさん0*25/5/31 14:15
席替え若森2*25/5/31 13:17
私達に何が足りないのか?花形新次425/5/31 13:02
うらしゃ陽向(2躯-...225/5/31 12:25
ゆすり車線イオン4*25/5/31 12:09
船になる夏井椋也15*25/5/31 11:15
オムライス多賀良ヒカル225/5/31 8:54
しょりの祭[group]陽向(2躯-...325/5/31 8:39
憐憫の讃美歌025/5/31 8:05
お花見服部 剛425/5/31 2:40
最期の息225/5/31 2:22
願い事125/5/31 2:16
ささくれ進羅225/5/30 23:37
水草這 いずる325/5/30 23:26
prière栗栖真理亜4*25/5/30 22:14
希求「平和」125/5/30 22:11
観葉植物025/5/30 21:56
クリエイティブでなくても鉄のレールを走る電車なりに装飾がある足立らどみ5*25/5/30 20:50
五行歌、純愛バカの切断された日ひだかたけし525/5/30 20:44
キセキ14*25/5/30 18:56

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