冷たい肌で引き裂いた滲んだ鉄錆の味が苦く口に残った
まるで罪を罵るかのように

あゝ、どんなに振り返っても君はいない
君の醒めた横顔が瞼の裏に映る
見込み違いの幻が僕を責め立てる

どう ....
元カレが詩人デビューした。

「風の叫びに耳澄ます夜」とかいう詩集を出して、意識高そうな書店に平積みされてるのを偶然見かけたとき、思わず飲んでたスタバのラテが鼻に入りそうになった。

……風っ ....
慰めさえ効かないぐらい哀しいときは泣いたらいいの
我慢するときほど悲しいことったらないわ
ただそばにいて寄り添ってくれるだけでいい
背中撫でて頭撫でて何も言わないままで

時間すら忘れてひと ....
雨露な濡れた葉を止まり木に羽を休める揚羽蝶
何を考えているのか
何をしたいのか
騒ぐ風が大きな羽をユラユラと揺らしても
不安定な足場の上でか細い脚を踏ん張らせ必死に耐えている
仲間が近くを通 ....
 
 今朝、電車の中で

 いい詩が思い浮かんだんだけど

 帰る頃には

 すっかり忘れてるな

 何だったかな

 昨日見た夢は

 好きなコと喋ってる夢

 二人で ....
とほい
自らが自らに
とほくとほくなり
いく折 、

ひとり人の抱え持つ
夜ごと寄り添う安らぎの
深く刻み込まれた
星々からの記憶の許、

 いよいよ不断に
  別れ離たれいく
 ....
コメが高いなら
コメを食わなければ良い
アワでもヒエでも
食えるもんなら何でも
文句言わずに食え
どうせ碌でもない
働きしかしねえんだからさ
自称詩人に食わせるコメなんて
端からないだ ....
午後5時のオレンジ色の道
カラスが飛んでいる
ビル風に吹かれながら
しみついた地元へ
帰ってゆく

街並み
過ぎていく
街並み
よそ行きの顔で

街並みが整えられても
排他的な ....
ボクの詩を
読んでくれたあなたに
少しでもなぐさめになるなら
これほどのよろこびはない

ボクの詩を
読んでくれた貴女に
少しでも生きる力が湧くなら
これほどのしあわせはない

ボ ....
○「爪」
爪は
まだ生きろ!とばかりに
切っても
切っても
伸びてくる
○「人生」
生きているんじやない
生かされているんだ
1日に十万回も動いている
心臓によって生かされているんだ
絶えず空気を吸ったり吐いたりする
肺によって生かされているんだ
目に見えな ....
緑色のくりぃむそーだの
午後の情事〈それは思いがけないものだった!!〉

冷たく固く、いた「きれい」
四方八方敵だらけ
気持ちの悪い体温に
解され融かされ溶けていく

どろどろどろどろ ....
 
                                 
 おじさん拾ってきたよ!
            と子供が浅蜊の殻を見せたがるのだが、
                 ....
灰色の空にも光が差すことがある
しかし、いま立ち止まったこの場所に光はあるか
どす黒く舞い上がる排気ガスの鼻の奥まで汚れてしまいそうな世の終わりに

ふと振り返れば道は途切れ
ちぎれた破片が ....
体を刺す鋭い痛みは皮膚のより深くへ

まるで太陽の攻撃だ
一斉に放つ光は眼の裏を焼き尽くす

滲み出る汗は止まることを知らず
次々と生まれては肌と服を濡らしてゆく

髪の毛を挟んで黒い ....
蛇のように長い文章の羅列
指でなぞって大きく欠伸する

その開いた口の奥から退屈という言葉が飛び出した
意識を集中させて読み込もうとすればするほど
その無理に見開いた目は傷みと疲れを我が身に ....
ピローズのマイフットって

良いんだ

なんか


聞いてみてよ





書いている








時のカナリヤを探して



青い鳥を探して ....
 書くことは生きること。
 それは手術のようなもの。
 自分の中を見せて取り出し
 相手に渡す。
 簡単でしょ?
 書くだけなんだから。
 今これを書いている俺は
 心を削ってない。
 ....
わたしのなか
ゆらゆらら
緑のゆらゆら
ゆらゆらら
ゆっくり揺れて
瞑目心象の
生き生きと
風もないのに
おのずとみずから
緑の樹木の枝葉たち
揺れてゆらゆら
また揺らぎ

 ....
もうオレは二度と
もうオレは二度とアルコールから逃げない

何もかも受け止めて

泥酔も厭わない

この命が切れるまで
ロンドンの霧は境界をやさしく溶かしていく。「ここからがわたし」が、見えなくなる。鏡の前で問いかけても、答える者はもちろんいない。わたし自身さえ知らないのだから。

「女の子」と呼ばれている。けれど ....
飛び出せずに
炎の中にいる
爛れていく
劣等感

独りで這いつくばって
光なんて邪魔に思った
いつからか壊れてしまった
心は感覚がない

それでも心の奥が揺れると
急に苦しくなる ....
主体 オーソドックス
詩的情景に内包された因果から
比喩の限界を 探求しなさい

ガラスは虹色の反射 矛盾的伝統色彩
触れ合う指先の共鳴は 電子の瞬き
黒い金属の海たちの 冴え渡るような獣 ....
神には色がない
無色透明で
スガタを見せない
私たちには見る事ができない

神を識る事はない
すべてを識ってるが
教わる事はできない
私たちには学ぶ事ができない

神には声がない
 ....
やる気に満ちた行動を止めようとする声に
あなたは誰?と尋ねると
通りすがりの者と答えた

通りすがりの者の気まぐれな その声に
やる気に満ちた行動後の
後悔のようなものに

苦しむ必要 ....
 
 

彼方の夜が白白明けて
朝の香りが
昨夜の星の逆行のせいで
さくらいろ
君はきっと透明になるんだろうな
わけも知らずただ前向き
そんな風
だなんてうれしい朝が来る
 ....


夜夢に目醒めて 取り戻す 
それぞれのかたちの 砂時計の残り
深刻そうに 硝子のパズル いま一度、
いま千度、生きる 夜の底

土よう日くもり 別れ路 嘘つきごっこ 共鳴感覚
ど ....
薄鼠色の空

雨を見ながら温泉に入った

背後は鬱蒼とした山々

纏い付く滑らかな湯

一人きりの湯場にはしゃぐ

足音に振り向くと

こんな平日

こんな辺鄙な所に誰 ....
自らが今に充たされて居れば
何処迄もいけるのです、

ひと ひとりきりになり切れば

何処までも生けると云う
確信に充たされ
斜面を滑り落ち宙へ身を投じる

捲る頁の一枚に無限の紋様 ....
今年の4月から
自称詩人一匹を捕まえると
1000万円の報奨金が
支払われることになった
自称詩人の家族はこれに大喜びし
早速2ヶ月間で2500人の自称詩人が
捕らえられることになった
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
今は愛なき幻栗栖真理亜225/6/12 21:53
ちいかわ無名猫525/6/12 21:52
赤い傘の女栗栖真理亜2*25/6/12 21:50
梅雨と蝶4*25/6/12 21:47
恋人おやすみ425/6/12 20:20
解き放たれる刻ひだかたけし525/6/12 20:02
自称詩人はヒエを食え花形新次325/6/12 19:50
街並み7*25/6/12 19:07
ボクの詩が多賀良ヒカル325/6/12 14:09
独り言6.12bzenyam...2+*25/6/12 9:03
独り言6.122*25/6/12 6:40
くりぃむそーだ(みどり)詩乃325/6/12 6:36
貝殻ぶるうす洗貝新8*25/6/12 1:34
黒い腕栗栖真理亜225/6/11 21:27
酷暑225/6/11 21:25
言葉の蛇025/6/11 21:22
めもうし325/6/11 20:25
天才医師あゆやか025/6/11 19:55
響ノ宇宙ひだかたけし425/6/11 19:38
酩酊の旗、オレの骨bo025/6/11 19:35
HELLO KITTY無名猫225/6/11 19:17
音のない叫び7*25/6/11 18:54
機械的天使の腕のなかでみぎめ ひだ...225/6/11 18:49
神のスガタ・カタチ多賀良ヒカル325/6/11 12:27
通りすがりのエゴ、マインド朝焼彩茜色325/6/11 11:07
風の朝秋葉竹225/6/11 6:50
We are The Titlesハァモニィベ...1*25/6/10 23:00
きのくにの湯花野誉6*25/6/10 21:52
詩想、突破・口ひだかたけし425/6/10 21:08
自称詩人捕獲法花形新次225/6/10 19:25

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