青い雨が
灰色の空から降り落ちる
夢の中
白百合の頭部が
ポツリと
落ちる

小さな三角形の帆を張った胸が
なみだの波紋で揺れている
だれにもしあわせを
届けてあげられないので
 ....
Dance!Dance!Dance!

押し寄せる刺激的なメッセージに
いつの間にやら頭は痺れ
我を忘れ礼を忘れ時を忘れ
忘れた事も忘れ忘れ忘れて
誰もが誰かに踊らされてる
君も僕も踊っ ....
光の空、
いよいよ透明に青散らし
冬、深まる
深まる冬に
強い熱放つ、
太陽は天に貼り付いて

霊園に佇む墓石たち、
しづかしづか 白骨を打ち鳴らす
水を運ぶ両側で

一つの墓石 ....
生き物さんは、生きている。


生き物さんは、毎日姿かたちが変わる。


生き物さんは、地球外生命体だ。


生き物さんは、ときどきひとりで泣く。


生き物さんは、泣いている ....
私は差別を
「自分ではどうにもならないことを
あげつらう」
と定義する
従って
ブスもオカマも
ハゲもチビも短足も
あるいは
バカや包茎ですら
それを嘲笑するのは
差別にあたる
 ....
「殺してくれ」って
窓から射し込む夕日に呟いても届きゃしないよ
うちは西向きなんで午後になると暖かいです

電気ケトルでお湯を沸かそうね
酒を飲まないで薬を飲みなさい
それは正論だけどもさ ....
自分だけが先へ行こう


自分だけが手に入れよう


自分だけが勝てばいい


そんなもん もうやめようや 必死な顔して あほらしい



スポーツで一人の勝者が嬉し ....
あなたが、一人でそこにいるのは
心をひらく勇気がないから

あなたが、そこで一人寝るのも
心をひらく勇気がないから

そうやってまた独りなのも
街にあふれる光におびえているから

そ ....
燃え上がる
刃、突き立て
燃え上がる
沈黙の極みのこの夜に
刃、突き立て
燃え上がる


コトバ、ことば、言葉よ
おまえの響き
俺の脳髄を串刺しにし
後頭部から抜けていけ
 ....
冷えた空気で
赤くなる鼻を
そっと押したら
どこまでも行こう

その腕に掴まり
守られながら
希望だけが
呼吸を浅くして

空を超え
海を遊び
エレベーターは
止まらずに動く ....
私には友だちが
100人くらいいるけれど
ペンだけで繋がっているのは
あなたひとり

あなたが何処にいるのか
私は知らない

都会か
田舎か
   
火の国か
水の都か

 ....
縁日は今も昔も変わらない子供も大人も楽しい場所

手花火をした想い出が蘇る近所の子供の嬉しそうな声

かき氷食べても頭痛くないゆっくりゆっくり食べればいいだけ

体験で団扇作りを楽しんだ富 ....
あれだけのことしといてよく普通にしてられるよな、恥ずかしくないのかね
などという文言を見たので
ちょうどいいカウンターとしてここに反感を書く

ブラザー、僕がどれだけのことをしたっていうんだい ....
美しいものの美しさをあばいてきたら
言葉にないものに行き着いた

ここに陶酔と拳銃があれば
今すぐ楽になれる

すみやかに辿り着くから
何も怖いものはない

もう何も怖くない
憂鬱 ....
ねずみ色の雪が降る
空は赤く明るく
紫の月が欠けてゆく
ほころびて
深まる冬が
満ちてゆく
https://kaumo.jp/topic/37341 少し怖くなって
駆け出した

他人のことを
ジロジロと見たりしてはいけない
それくらいのことは
分かっている
けれど見てしまったのは
決して見とれた訳ではなくて
動きが怪しかったから ....
まぼろしの人は戸口を開けて、歩いていった
後ろ姿が遠のいてゆく
夕映えへ連なる… 小さな足跡

――それを誰かは数珠と云い
――それを誰かはロザリオと云い

      *

木漏れ ....
思い出すのはうれしかった出来事ばかり。

九九を全部言えることが出来てほめられた日
すき焼きを食べて「おいしいね。」と笑いあった寒い日
試験に合格をして「おめでとう。」と言われた日
初めての ....
何年も寝かせて来た
この言葉(フレーズ)

未だ使いどころの無い
この言葉


悲しみに彩られた君の瞳


困ったな
こんな少女漫画の様なこの言葉

使い様がない

それ ....
父はもうすぐ骨となって帰ってくるから

固く冷たい手を最後の別れが来る時まで

しっかりと握り続けていよう。
夢の蝶、舞う
遠去かる
宇宙の縁に触れ 燃えあがり
忽然と消え また現れ

あらゆる現の美をよろめかせ
その軌跡のおぼろな輪郭を
響かせて 響かせて
理想について語る言葉は

富士山の写真や絵のようなものなのかなぁ



最近では、それが特別新しいものは何もないつまらないものに思えるのかなぁ

富士と様々なものの取り合わせは絶 ....
一日中快適な部屋にいて

出かける時には音楽を聞きながら車で



そんなこんなで

自分が 弱く ちっぽけな 存在 で

しかし 

大いなるものに 確かに 守 ....
あの日
骨ごと断つ勢いで斬りつけた左手首に
病院のベッドの上であなたは
切り取った雲一つない青空を
私の傷口に深く埋めてくれた

重い曇天に覆われてる毎日の
奇跡的に雲が途切れた瞬間の
 ....
縄文人は思った
舗装した道路で
なぜ靴が必要なんだ

弥生人は思った
食べきれない量を作って
捨てる意味がわからない

侍は思った
携帯電話は武器なのに
なぜ訓練しないんだ

 ....
サウジアラビアの油田火災のニュースが流れる電化店のフロアーを
ローリング・ストーンズのシャツを着た若い女がナイフを持って歩いている
彼女の敵意は自分にだけ向いているようで
右腕は指先から肘の ....
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく

やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら

降りていく
宇宙の底 ....
小夜時雨

雨がしとしとおしゃべりしてるよ。ぼくたちが忘れてしまった言葉で歌っているね。ぼくら魚だったころあんな風に泳いでいたのさ。雨粒は小さな海だからひと粒、ひと粒に、ほらだれか泳いでいるよ、な ....
銃で相手を撃ち殺す

などというのは

本当の戦いじゃあない




拳で相手を殴り倒す

などというのは

本当の戦いじゃあない



本当の戦いは
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夢の傷秋葉竹1018/12/18 23:54
Dance!Dance!Dance!帆場蔵人218/12/18 20:46
師走の墓参ひだかたけし8*18/12/18 20:03
生き物さん水宮うみ2*18/12/18 19:51
差別を定義する花形新次118/12/18 19:44
黒霧島が見せる夢木村きむ318/12/18 16:56
その前の日のスケッチそおっと生き...3*18/12/18 16:33
オヤジからあなたへよーかん118/12/18 14:23
ト なって8 コトバ、ことば、言葉よ(改訂)ひだかたけし3*18/12/18 12:34
ユートピアミナト 螢018/12/18 9:18
ペンフレンドやまうちあつ...3*18/12/18 7:23
体験夏川ゆう118/12/18 5:06
犬は吠えるぞりゅうさん118/12/18 4:58
美しいものの美しさをあばいてきたらぽりせつ518/12/17 23:03
冬来たり坂本瞳子1*18/12/17 22:45
湯上りの素肌で018/12/17 21:50
走り抜ける街を坂本瞳子1*18/12/17 21:25
いのり服部 剛618/12/17 21:20
しこり梓ゆい418/12/17 20:28
悲しみに彩られた君の瞳118/12/17 20:11
火葬場にて梓ゆい118/12/17 20:09
夢の蝶ひだかたけし9*18/12/17 20:01
主客転倒そおっと生き...2*18/12/17 13:56
最初のボタン2*18/12/17 13:54
「左手の蒼穹」桐ヶ谷忍918/12/17 12:40
未来を見せたらイオン3*18/12/16 23:26
スラップスティック・メルヘンホロウ・シカ...4*18/12/16 22:21
降りていく(改訂)ひだかたけし6*18/12/16 21:44
小夜時雨帆場蔵人518/12/16 21:41
本当の戦いそおっと生き...3*18/12/16 20:27

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