誰かが眠る
夜のベンチの上

欲しいのは
毛布だと言えるなら
きっと幸せな
一日になるね

夜のベンチに
冷たい涙を
落とした瞬間

星の集団が
感染したから
こんなに熱を ....
いいなあどんどん変わっていくお前を見るたびに成長の喜びに打ち震える
削いでよお削いでまた削いでよお
使える肉がへばり付いてるんならこそいじまえばいいんだ
なんにも出ねえ出汁なんざいらねえ
ぬら ....
空の色合いが好きで 
最近は 眺める度に 

デジ・カメ子ちゃんを手に
ウロウロ・ウロロ

うん、でも いかんせん 夜空は いけんね
真っ暗になってしまって

肉眼の美しさを 
 ....
今、頭の片隅にうぶ声が響いた。
小さく美しい声、詩に育ちそうな予感、
私は慌てて掬い上げ ようとした。
けれど雑多なニュース に、上書きされ、
今、私に残っているのは、
心を打たれたという  ....
ギターを鳴らし
夜が深くなる
懐かしい歌を小さな声で
雪吹のリズムで
歌おう
小さな喜びと
降り積もる雪
歌が途切れてしまうのは
いつも
ぬくもりを歌うところ
ギターの音と
雪吹 ....
むっかしね、
書いたことがあって、
あたし最近記憶力バカになってるから、
どこで、どんな文章で書いたか、
まるで思いだせないんだけど、
書いたフレーズだけ、
アタマの何処かに残っていて
 ....
「あの日から運命が変わってしまった」

そう嘆く人がいる。

「自らの努力で運命を変えるんだ」

そう意気込む人がいる。


運命ってそんなに身近なものだっけ。

僕は、思う。
 ....
寂しいのは怖いんです
心や
言葉まで
寒くなってしまうから

寒いのはいやなんです
子供のころの
冷たい雨に打たれた
終業式の日が思い出されて
通知簿を仕舞い込んで
悩んでいた ....
私という存在はたった一人
時計回りに過ぎていく日々のなかで
私が一番に愛してやまないのは基本的に私自身

そんな私のなかの
良い人と
悪い人の割合
それを計るのは
私以外のその他
そ ....
手を合わせて
いただきますと言う

感謝して
美味しくいただく
自然のままの味

いただきますは
大切な言葉

食材に感謝して
周りに感謝して
両親に感謝して

いただきま ....
うそをついたり
ひとを泣かせたりして
パンくずを集めている
刺さりそうに白い
陽だまりをよけながら
ぼくの愛がはしってくる
うけとめよう
とすると
パンくずはみんな舞い
いく ....
 後ろから付いてくる

 姿は見えない

 震える足で洞窟に入る

 暗闇の中を転びながら走る

 差し込む光が緑色に変わる時

 草原に横たわる姿がみえる

 猫のように ....
おチビを連れて
冬の日
公園へ歩いてゆく

ほったらかしの木になってる柑橘
きっと期待のない味と思う
寂しいこころ
その木に 葉の裏に

うつせみ

寒さをしのいで生き ....
《月の石》のない月は赤い
年に一度は
君を守るためにすべての言葉を破却する

歌っている
街の灯の歌
それは
捨てられないミッシングリンク

骨を骨として鳴らし続けるための

 ....
私は海に帰っていく
歴史という名の迷妄から
少しずつ霧晴れいく
意識の軌跡を携えて
私は海に戻っていく
潮の香満ちるあの浜に
きっときっと帰っていく
水面の雲がながれるように
素足で湖の上を歩きたい 
つめたく 人をさす ひとさしゆびのことは 忘れてしまいたい
わたしは くつしたをぬいで はっとする

わたしの あしのひとさしゆびは  ....
仕事帰りの296。
あがりが早すぎてまだ空いていた。
この国道がチバの真ん中。
16号なんて思っている奴はチバを知らない。
窓を開けて叫んでやった
笑って生きやがれコノヤロウ
ここはチバだ ....
いとしいといわない
愛しさ
さみしいといわない
寂しさ

祖母と行く畦道
ふゆたんぽぽを摘みながら

手は
手とつながれる

枯れ野には
命の気配がして

墓所には
命だ ....
しようと思ったこと
先延ばし
しがちなんです

ワナドゥ
あれやこれや
考えてる内

あっという間

こんな繰り返しなのかな
そんなもんなのかな
次の面接は
猫の事務所

氷河期だから
買い手市場だ

面接官は三匹

目つきの鋭い黒猫と
まだら模様の虎猫
そしてスラリとスタイルのいい
ペルシャ猫

お土産のつもりで持参 ....
20年遅刻して
保育園の大運動会「おゆうぎ大作戦!二番煎じはズタ袋」の
スタートラインに立っていた
多分寒すぎて目が覚めたのだ
鈍感すぎてわかんないけど
雲がどよどよ流れて月も星も全く見えな ....
トモに
だるまが鎮座している
友はなく
お互い
一人で
じっと
鎮座している
お互い
なにも
語らずに
じっと
灰色の
海面の
糸が沈んでいるであろう
方向を
じっと
 ....
時々 遠くへ行きたい気持ちになる
誰も知らない所へ 行きたい気持ちがする

電車に乗ろう
中央線に乗り込むのだ
寒い八王子を出て
霧の立川を抜け
雨の吉祥寺を過ぎ
暑い新宿を超える
 ....
子供は妻が産んでくれた
これってすごいよね
でも
そんな事を言ったら
何言ってるの
子供を産むのは女の役目でしょ

言われかねない

子供は妻が産んでくれた
これってすごいよね
 ....
やりたい事と
やろうとしてる事と

実際やっている事と
本当にやれる事



いつも
甚だしく違う

このギャップは
希望で埋めるのか

それとも追い続けるものか

 ....
心をはがしに来る人が嫌いで

必死で殻を守ってる

けど

殻の中身はなんだ

空じゃないのか  
役に立てないなんて言わないで
随分と救われた

一つの物事しか見えない
不器用な性格だったかと
振り返る時には

もう その風は 通り過ぎていてね

振り返る髪の毛を 強風が攫っ ....
暗く苦く甘い感情動作のテトリス

積み上がる

泣いている

安い明かり

ただの偶然

物語のなかでいとしいひとが死ぬ


資本が資本を守り増やし

理不尽を産み落とす ....
透明な雨が降り
冬の夜を静かに濡らし
私は宇宙の孤独に座る
分裂していく
あの雲のように

幼い子供の
シャボンに映る
虹色の街を
越えて行ったら
追いかけるものが
なくなってしまう

路上に置いた
翼を広げて
輪の中で泳ぐ

そん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜のベンチミナト 螢219/1/19 14:59
三月ドライ運河019/1/19 14:42
若い女性藤鈴呼019/1/19 13:31
トキメク019/1/19 12:54
うた世界世紀319/1/19 11:48
しあわせは、好かれるんじゃない、好きになることのほう。秋葉竹519/1/19 9:54
運命邦秋4*19/1/19 9:07
冬の雨立見春香1419/1/19 7:28
私という存在はたった一人だからこたきひろし519/1/19 6:32
いただきます夏川ゆう619/1/19 5:15
パンくずはるな219/1/19 1:40
こむら返り佐白光1*19/1/19 0:32
冬のお空の蝉朝焼彩茜色6*19/1/18 22:14
赤い月のシグナル秋葉竹519/1/18 22:04
帰っていくひだかたけし5*19/1/18 21:29
ゆび るるりら14*19/1/18 20:54
チバダマシイ・・・。よーかん1*19/1/18 14:07
小さな散歩そらの珊瑚1919/1/18 11:51
ポストポ砂漠枯219/1/17 20:35
猫野事務所やまうちあつ...3*19/1/17 16:34
ハテハテ若乱419/1/17 14:47
鰈乗合船北村 守通119/1/17 12:38
誰も知らない街小卒119/1/17 7:41
淡々と日々は過ぎていくこたきひろし419/1/17 7:19
嘘つきガト7*19/1/17 5:32
虚空4*19/1/17 5:30
振り髪藤鈴呼1*19/1/16 23:31
シグナル―物語殺人―ペペロ319/1/16 23:04
推移2ひだかたけし519/1/16 22:01
ロマンスミナト 螢119/1/16 17:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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