水平線を描く、言葉のない雑談。
色が飛んでいく、星のような瞬き。
風の夢が漂う。丸くねむる夏。
朝のにおい。
君の絵に出会って初めて、絵に出会って、君に出会った。
世界をわすれて、ずっと ....
思いつくと
手当たりしだいどこにでも書いてしまう癖がなおらなかった
ノートは勿論の事
教科書の余白
新聞の折り込みちらしの裏側の白紙
左の手のひらの上にも
さすがに紙幣には書けなかったけれ ....
まだまだ続くと
誰もが思っているだけで
夏は終わろうとしている
長いようで短い夏だと感じる
何をしようか悩むのがもったいない
夏だけは何故だろう
終わろうとする時
寂しさが押し寄 ....
なんでだろうね。
世の中には、ワンピースの分だけ幸せが増える人と、
ワンピースの数だけ絶望する私のような女と
別れるのは。
その境目は
一体、なんなんだろうか。
人と触れ合える人生を贈りたかった
長い廻廊の まだシャーペンも知らないところで
怪物に変えたのは誰だ
お味噌汁には丹精込めていたのに
ハンバーグを美味しそうに頬張る
あなたはにぼしの出汁がど ....
ベランダの枯れた朝顔を見ようとカーテンを開けたら、
雨の雫が電線に。
傘を持って出かけるのが億劫で、特にレコードを見るとき、
邪魔だよなあ、あ〜あ。と声が出る。
川上未映子の「夏物 ....
美しいと感じる心が砕け始めたとき
月は輝いていた
どこか遠くから
かなり遠くから
何者かの雄叫びが轟いた
身構え
四つん這いになって
後ずさりをしてみたけれど
目の当たりにする ....
後ろ髪を引かれる思いに堪えきれず
最後だと言い聞かせ 振り返る
そこにまだ君は立っていた
でもその顔には
未練も執着も感じられず
華やかな微笑みで僕を見送っていた
僕は ....
愛する妻に捧ぐ。
あなたは少なくともわたしの命を救ってくれた。
「あるひとによせて」
神は聞く
いかに生きるべきかと
あなたに逢うた時、わたしは心うたれた
なんと可憐な ....
香しい緑の叢を吹き靡かせてゆく北の風
空の結晶が草の上に漂う開け初めた晩冬の朝
年若き岸辺の揺らぎをたしなむ川は
白い霧のなかに煌めいている
かつて晴れやかな碧の森の風のなかで
わた ....
自称詩人の吐く息は
ヘドロの臭いがするが
本人だけが
そのことを知らない
周囲の人間は
吸い込まないように
息を止めて
笑顔をひきつらせているのによ
いや、本当は気付いているのかも ....
龍の鱗雲が並ぶ黄昏
オレンジ色の空に
瘡蓋のように
ひこうき雲が爪あと残し
刈り取りの終わった田んぼで
カラスが見上げてる
あぜ道の向こうの
水路の茂みにルリマツリ
青く白く咲 ....
さよならの雨音のように
夏の終わりを告げる
庭に咲いた小さく白い花
妖精の歌にあわせ
葉を摘んで私も歌う
翡翠のスムージー
エメラルドのお茶会
白いテーブルに
ハーブ染の羽 ....
毎晩見あげればそこにいる
昨日よりも少しだけ
指一つ分北へ行ったね
忘れないから消えないで
金星と並んだ獅子座の
レグルスが綺麗だねと
いつかそう言った誕生日
秋の夜はいつも ....
人生の灰皿に手が届かない。
わたしって悪あがき、そうじゃない? 視界にはいつもブラインドがかかっている。
だから、いつもおかしな見方をしなければ、物が見えないね。
あなたってのんびり屋のおさぼり ....
かけっこの末に気まぐれに迷いこんだ迷宮。そこでキャンディーをかじりながら、
対角線の夢なんか見てた、それとこれとをつなぐための。
はっきり分かったの。空と海とに境目なんてないと。
ビルと人との間 ....
君が可愛いだけで僕の一日は終わる。
あっという間に、あっという間もなく。
詩の言葉を置くことは
一つの救い
わたしがあなたが
不安に恐怖に脅えていても
詩はわたしをあなたを守ってくれる
その細やかな細やかな律動で
二度と反復され得ない
真新しいビートを刻んで
....
頭の中のくすり棚に
そなえておく言葉のかずは
足りないと思うくらいでちょうどいい
からっぽの引き出しを開け
ない言葉に黙するとき
僕はひっそりと真新しいひとつに返る
好きになれる
ココロのあやふやな音が
聞こえなかった
夕刻の
魔が
影にひそんでわたしを
濡らしていった
近くのコンビニで
明けるのを待った
雷鳴が
とても近くて
震 ....
ねぇ
あたしの事愛してる?
勿論
愛してるよ
本当に?
本当だったとしたら
どのくらい愛してくれてるの?
正真正銘
本当に決まってるよ
だけどどれ程ときかれてもな
....
{画像=190829222932.jpg}
{引用=
詩とかわいいイラストを融合できないかな~と考えていました。
詩の説明のためのイラストではなく、
イラストの説明のための詩でもなく。
そう ....
子供は泣くことにためらいがない
対して
大人は泣くことにおおいに躊躇してしまう
男は泣くことに恥じを覚える
比べて
あえて、女は男に泣き顔を見て貰いたいところ
あるのかな?
涙っ ....
望遠鏡の死骸
市街地に散乱
錯乱する警官
痙攣的発砲
こめかみを貫かれた売女は
突っ伏して死後硬直
うす汚れた銅像の見る夢
ハイウェイバスの疲労
ミルキーウェイの素っ気なさ
....
もし僕が、一人なら、結婚していなければ、
娘がいなければ、
もしも僕が今も独身だったら、
間違いなく、今年度いっぱいで、会社を辞めたと思う。
もう全く、いやになった。
だが、家族がいる。お金 ....
子の声 子の声 子らの声
群れの光 ひとりの声
苔むした壁と
向こう側の声
小さな宴に自らを閉じ込め
濃い影 濃い影
高みへ
高みへ昇る水たち
うなずく ....
シュメール語を話す妖精
秋一番の星座を見上げて
想い出を露草に語りかける
山羊座が冬至点だった頃の
遠い昔の想い出を
星座のおとぎ話を
人魚の薬を飲んだ仔ヤギ
神のいたずらで ....
秋風揺れる萩の上
膝を抱いて頬杖をつく
いざよいの月のように
ためらいがちに
鈴虫の音が落ちる
妖精が聞いているのは
魂を見送る歌
また逢おうねと
夕日の端っこで指切りして
妖精がキスをした小指の先
ワレモコウのように
血が滲んだように赤く
唇に当ててみる
妖精に貰った切符で帰る道
影をふちどる赤い波
改札 ....
君のことを良く
知るためならば
アイロンになって
シャツの上走る
その手の長さや
肩の大きさが
いつか全てを
抱いてくれるまで
歪んだガラス窓越しに
見つめる瞳は
震える星 ....
911 912 913 914 915 916 917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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