{引用=春の宵

巨人の足あとに水が溜まつてゐる。

ここからは月が近いので自転車で行かう。}


{引用=(二〇一八年四月十八日)}



  昼下がり


どうにもな ....
{引用=無垢な滴よ
そのドアの向こうには何があると思う?
こちらとあちらが
交わらない為に生まれた
無垢な欲望よ}


私の部屋には壁がない
けれど、室内にはじっとりと
危うさが飽和 ....
燃え盛る地獄の炎を反射するいくつものシャボン玉
カビが生えたどこにも行けない足の裏のやわらかさ
数千年前に作られた仏像の中の密室に閉じ込められた空気
排ガスの中の毒が憂鬱な日曜の日差しを浴びて
 ....
手の鳴るほうへって呼ぶ鬼が村人のキリキリ舞いを笑う満開の桜の花の下には涯がないのに風、はりつめていますの安吾にだって負けないくらい暗いくらいcry汚部屋の壁に寄りかかってる鼻にかかってる鼻にかけている .... 全ての責を負うと決めて

独り消えていった人

刹那さは心の秤を消して

総てがモノクロになる


何も報いることできず

傷つけることしかできぬまま

行き着く場所のない感 ....
問う心に応えてほしい

何もかも確かめにくい

水面に投げたその石の

落ちる速度に気を取られ

本当の声をまた聞き落とす


優しい雨にごまかされて

いつか見た森の景色が ....
ジェイソン・アルディーンか

なんて人間らしい人間なんだ

俺が俺いがいを裁くのは

なんか自然に反している

俺たちは透明人間なんだから

霊的な見つめいがい見えない


 ....
涙混じりで見た空と
渇いたこころで見た空に
何も違いはなかった


人は人だし
俺は何処までも俺だから
人の眼に写る空と
俺の眼に入る空の景色は
きっと違う


孤独を噛み ....
何もやることがない
手持ち無沙汰だ
ポコチンも勃たない
金もない
家族もない
友達もない
世間は10連休だとか何だとか
騒いでいるが
自分は生涯連休だ
もう曜日だって時間だって
分 ....
反抗期にはどうしても素直になれない自分がいた
ある日
母親と些細な事で口喧嘩した

ひ弱な体型だった私は
さすがに暴力まではエスカレートできなかった

「煩いんだよババァ」罵ってしまっ ....
夏祭りの余韻で惚けた空 雲が
ゆっくり流れ来る
おねんねしだす家々
空気を読む涼風は熱を除かず
手花火静か 照らされし君の頬を
にきびを
ちょっとみ

2車両ほどしかない田舎電鉄の呼吸 ....
 
 誰かいる様な気がして ふすまを開けた

 隣の部屋は誰もいない

 更に隣の部屋のふすまを開けた

 そして また隣の部屋へ 隣の部屋へ

 どの部屋も 同じ様な部屋だ

 ....
暑くなりましたね

駐輪場にて声がした
それは幻聴ではなくて

知り合いではない
とおもうがどうだろう
わたしの記憶に自信はない
いまのところ
覚えがないことにしておこう

暑く ....
夜鷹は昼鷹に
改名しろと
脅される
鷹でもないのに
鷹と名乗るのを
やめろという

いいえ
神が付けたもうた
名前だから
おいそれと換えること
などできないと
夜鷹は嘆く
 ....
晴れた日に雨靴を
履きたい気持ちを
雨の日に思いきり
傘ささずぬれたり


開いてしまったら
また閉めればいいじゃない
ひとつしかないのファスナー
そう思い込む
のだった
 ....
最後の花びらが
ついさっき
昨日にとけて
待っていたはずの人も
終に

花びらになって散ったか
なんて
立ち上がるともう
ちゅうりっぷも
花菖蒲も
夏へ向かって
伸びをしている ....
「踏み間違いとか
 ながら運転とかを防ぐには
 マニュアル車限定免許しかないだろう」
「そうだな」

「文明というのは
 人間生活を良くしながら
 人間生活を破壊していくものさ
 飛行 ....
 聞き覚えのあるメロディー

 削除できなった電話番号

 ワンタップで削除まで

 なんの迷いもなく操作していたのに

 できなかった

 未練ではない

 もしかしたら ....
私じゃないもう一人の私が
私が眠る頃を見計らって枕元に現れる

私じゃないもう一人の
私の顔色はいつもわるくて
薬の袋を手に持っている

私じゃないもう一人の私は
薬の袋から錠剤を取り ....
よく晴れた空
出かける時は晴れが多い
雨は殆ど降らない

君とのドライブは楽しい
話が尽きることはない

一緒に見る景色
一緒に感じる感動
すべてが宝物

同じ時間を感じながら
 ....
 明け方の応接間で一人、壁に漂う船を見ている。
 日常の埃にまみれた心に壁際のアロマが沁みこむ。
 軽めの葉巻と淹れ立ての珈琲。
 この部屋の壁一面にも時代の匂いが沁み込んでいる。

  ....
たくちゃんやアーくんはとても
綺麗なフォームでクロールするんだ

彼らのように泳ぎたいわけじゃない
水と愛撫し合う幸せを知りたいだけ

包帯が水を吸って絡みつく
誰もお前は認めない、とい ....
針に通すと
真っ直ぐに伸びる
一人分の道

玉結びしたら
輪っかを走る
二人分の道

横を見た時は
君にいて欲しい
虎がいます
胸の中に虎がいます
人喰い虎か、人良い虎か、人良い虎は寅さんかい

ほら、見なよ、あんな虎になりてぇんだ

けれどこいつは張り子の虎です
淋しがりやで強がりで
涙を飲み込み ....
床に投げ捨てて
乱雑なまま
続けることを諦めた楽しいこと

何も考えずただ言葉に変える
やりたいことだらけで
何もやりたくない

誰かの言葉
メディアで聞いた話
大好きで繰り返 ....
お爺ちゃんが

一人


日本酒を片手に


桜並木を行く


来年は


見れるだろうか


この桜を
星雲の強烈な光
片方の瞳孔に浴び
身もだえる俺
頭を押さえつけられ
逃げることができない

涙がとまらない

鼻腔に漂う
甘い乳の匂い
この人間拘束帯
実はオンナだ

お前は ....
ええ 夢です
わたしなど夢です

あなたの目にも耳にも鼻にも残らない
夢です



いちばん隅の机の上で
ちぎり絵をふたりでしました
桃のようなほっぺを寄せあっていました

ぼ ....
最良の答えを出したはずだった
それが最悪の結果に終わった

僕は望んでたわけじゃない
天使にこびを売ってたのは
認めるが
悪魔に囁いたりはしていない


そんなこんなで振られるは
 ....
普段から優柔不断の私は一見優しく思われるかもしれない
だけど私と言う人間を支えているこころの仕組みは
いたって冷淡である

たとえ熱を加えられてもその構造は伝わりにくいので
温度が上がらない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春の宵 ほか二篇石村22*19/4/28 15:32
結露凍結319/4/28 15:25
映像写真木屋 亞万019/4/28 13:57
こっちにおいで/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ0*19/4/28 13:52
lost love源 想0+19/4/28 13:49
219/4/28 13:28
裁きとゆるしペペロ119/4/28 9:54
強い男にはこたきひろし219/4/28 9:12
こだかきよし「生涯連休」花形新次019/4/28 7:14
反抗期にはこたきひろし219/4/28 6:00
手花火や照らす横顔初化粧ふじりゅう219/4/28 4:02
或る家で墨晶8*19/4/28 1:34
気化熱Seia219/4/27 21:51
夜鷹と怪物ナンモナイデ...2*19/4/27 21:43
待たない唐草フウ4*19/4/27 21:25
弥生から皐月のAB(なかほ...3*19/4/27 18:14
マニュアル車限定免許イオン019/4/27 18:09
着心佐白光2*19/4/27 11:49
私じゃないもう一人の私がこたきひろし319/4/27 7:50
君とドライブ夏川ゆう119/4/27 5:24
我が世代メープルコー...2*19/4/27 4:37
ミイラ男は泳げない 帆場蔵人4*19/4/27 1:44
ミナト 螢119/4/26 20:56
憧れ帆場蔵人219/4/26 20:19
部屋三月雨0*19/4/26 20:08
お爺ちゃん花林019/4/26 15:53
星雲ゴデル1*19/4/26 15:35
夢でした印あかり10*19/4/26 15:22
微笑んでいるのさ花林019/4/26 8:05
真実はやさしさの欠片もなくてこたきひろし319/4/26 6:06

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