枕は白い
消しゴムのように
青い瞼を
ぼかしてしまうよ

体温だけが
夢から続いて
寝返りを打つ度に
感じている

着替える前の
パジャマが心地よい

差し込む
光の中で笑 ....
 いつだったかな
 ベッドの中で
 嫉妬について話したことがあったよね
 ぼくは嫉妬なんてしないよ
 って、あなたは言うくせに
 ほかの人と飲みに行く話をしたらさ
 いつも黙っちゃう 
 ....
なにかが少し違えば、一緒にいることはなかった。
きみと出会わなければ、ぼくは他の誰かを好きになっていたかもしれない。きみも、他の人を好きになっていただろうと思う。
きっとふたりとも、それぞれ別の場 ....
暖かくなってきた

梅が咲いた後
桜が咲き始める

一つ開花宣言が出されると
次々と全国へと広がる

日本人は桜が好き
みんなが集まって花見する

今年の開花宣言は
去年よりも ....
心にも闇はあるらしい
顔はヘラヘラ笑っていても
心にゃ真っ暗闇が立ち込めて
雨もざぁざぁ降りまくる

心にも炎がめらめら立ち上ぼる
火の見やぐらをよじ登り
思いきり鳴らせよ
はんしょの ....
環状につらなった日々、
一日をくぐりぬけるだけの夜は
きっとぼくの忘れてしまった
大切なことの影法師たちだ。

明滅する日々に目眩いたぼく。
かつては天を仰いで待っていた。
変わらず ....
飲んでもよい水なのだろうか
川辺の花は
瑞々しい

夢が夜霧に濡らされて
私に指が生える頃

花を摘むのが
私のしごと
花を摘むのが
私のしごと


舟が渓間をぬって
流れ ....
私の頭は
外気に触れてちらちらと翻る
爬虫類の舌だ
今にも卵を孕む
昆虫の膨らんだ腹部だ
あるいは地面を蹴る
鳥類のとがった足の先
あるいは餌をついばむ
鳥のくちばしだ
草地をまさぐ ....
言葉に与えられている無限の力
なのに
言葉に素直になれない人たち


おはよう
言っても
おはよう返せない人に
見せてあげたい
鏡に写してその顔を

くだらないお喋りはできても ....
キのせいか
ホザキたくなる

何とかピストルの歌なんて
サイトウテツオじゃないかって

♪サレドー ワタシノジンセイハ
はい リピート
そうですよ

ないてわろうて
すいたは ....
01位:コンゴ      18.00cm
02位:エクアドル    17.78cm
03位:ガーナ      17.23cm
04位:コロンビア    17.01cm
05位:アイスランド   ....
不揃いな爪先にこびり付いた
黄色い花弁がひとひらり
僕は思い描いた僕にはなれなくて
捻くれた太陽に、ハローハロー
熱したマンホールで乾かした水着が
君の脇腹に食い込んで
波打ち際の求愛ダン ....
その場所には五人の詩人がいた 皆その瞳に
あやしげな緑色の光を宿していた とある緑
色の錠剤を飲むとそれが効いているあいだは
瞳がそんな風に光るらしかった そしてとて
もいい詩が書けるらしかっ ....
 梅の花が好きな人は
 ひとりに強い人です
 でも
 もうすぐ東風が吹く
 この季節には、いつも
 ゆらゆらと降りしきる
 窓の外の雪を見つめながら
 梅が見たいと言ったあなたの
 声 ....
海のかたちがある。
水を蹴る一枚のうすい尾ひれがそう
波に浮かんだふくよかな船体がそう
同じく、
空のかたちがある。
土のかたちがある。
宇宙のかたちがある・・・

〈美しい〉という現 ....
パジャマに血が滲んでいる朝は
なぜか少し早く目覚める
眉をしかめシーツを確認する
空は綺麗だ



わたしを好きと言う
その唇が
おどけにも見えるし真面目にも見える
アイスコーヒ ....
今や
位置関係は
引かれたコードの
対角線付近に存在している
計算外の長さによって
コードが引かれている
左右の印象
視線角度による
高さ関係
ボックスを中心とした
ケーブル配置
 ....
てるてる坊主と相合い傘
うっかり雲が太陽を隠す
しょげた背中が濡れている
この道の匂い、土の匂い
季節外れの雪が降り
繋ぐ手が寂しく冷たい

門出を晴れにできなくて
ごめんと泣いた君だ ....
高度に理性的で、かつ高度なエクスタシーに満ちて、意志による大いなる平和のなかにある

理性や法悦を卒業して、安らぎの中に帰滅した。

なんて赤いんだ。

血の色である夕日。

救済の日 ....
静かだ
ただ ただ 静かだ

そんな中で母が逝こうとしている
チューブに繋がれ点滴を打たれ死と対峙している

春だというのに
桜の花が咲こうとしているのに
母が死んでしまう
無力 無 ....
 夜明け前、西の空
 青白い月が微かに浮かぶ
 ぼくが吐き出した
 たばこのけむりと同じ色
 ゆらゆらとゆれているのは
 けむりでも月でもなくて
 ぼくの方だ

 月なんか見つめる前に ....
書くべき物語はもうないのだった
すっかり何もかも失ってしまって
ただ生きて在ること、それだけが
残され 、〃うっとり〃桜を見上げ
もう何一つ
始まりゃしないのに
両手広げる、大きく大きく
 ....
一行先になにがある
   
埋もれたものを
掘り出すために
ペンはノートをすべる

時に動きを止め
時にくるくる回り

なさけなくも
いさましく
次の一行へ

インクが尽きた ....
正義の味方が何人現れても
この世界に蠢く悪の虫は退治しきれない

人は皆、最期に斎場に運ばれ
「済み」の焼き印捺されてしまうから
だから生きている間は祭りに参加して
わっしょいわっしょいや ....
差し押さえられた場所の
緊張の中に私はいる
算出されたバランスが
内面を形作るべく
線を結ぶ
いくつかの送風路
支点をさしはさみ
正四面体は点在する

遠近法による前方角度
仕切り ....
ゲーノー人のカラオケ番組に
ノリピーが復帰した
いったい何ヶ月持つと思いますぅ
教えてブンシュン
誕生について、何か書こうと思ったけれど、
なんだかバカバカしくなった。
戦闘機のコクピットには、ハンドルも計器類もない。
ゴーグル内に開示するヴァーチャルな時空で、
兵士は操縦する・パント ....
  煙草をすって
  悲しんでた

  きみの唇と
  わからない思い
  花の葉は にごり、
  ふっていた雨はやみ……

  永遠に
  さびしいだけなんだって
  き ....
  並び替えた語らが
  愛想笑いをしている
  竹林

  空腹の蛇だった
  噛まれた耳だった
  おりていく夕闇だった
  感じられる前の淋しさだった
  吐気がして
  ねむっていると
  あおい空がみえた

  わたしたちは睦み合いつつ
  観念の ふやけた泥団子に成り果てていたが
  憎しみながら ねむっていると
  吐気 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ミナト 螢019/3/30 12:54
こわれもの高林 光219/3/30 10:15
楽しい日々水宮うみ019/3/30 7:12
開花宣言夏川ゆう119/3/30 5:27
心に闇があるらしいこたきひろし119/3/30 0:00
朝を叫ぶ新染因循219/3/29 23:39
花運ぶ舟秋良1119/3/29 22:34
爬虫類の頭マサヒロK019/3/29 22:24
やがて疲れはててこたきひろし319/3/29 20:59
ウタガエ ワガジンセイナンテナンモナイデ...1*19/3/29 19:08
ちんちんまんまんにぶちこむviraj119/3/29 14:21
化物中原 那由多019/3/29 11:01
緑色の錠剤塔野夏子2*19/3/29 10:55
梅の花、ひとり高林 光319/3/29 10:30
海のかたちがある。ぽりせつ4*19/3/29 8:00
印あかり919/3/29 0:31
回路系マサヒロK019/3/28 22:10
てるてる坊主と相合傘小原あき119/3/28 19:06
沈黙の凝視者viraj019/3/28 14:55
おふくろあおいみつる1219/3/28 13:57
見えない流れ星高林 光219/3/28 13:12
ハルの空、ハレの空(改訂)ひだかたけし419/3/28 12:10
信仰やまうちあつ...419/3/28 10:23
問題は何一つ解決を見ないこたきひろし219/3/27 23:15
工場内雰囲気マサヒロK019/3/27 21:59
復帰だピーナンモナイデ...1*19/3/27 21:27
戦闘機2*19/3/27 21:24
たばこ[group]草野春心019/3/27 20:45
置換[group]119/3/27 20:44
吐気219/3/27 20:43

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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