花をみんな枯らした薔薇を見た気がする。野の薔薇か花壇の薔薇か。或いはそんな悲しい物はまだ見たことがないかもしれない。

幼い子供らは走りちりぢりに消え笑い声が耳の奥をくすぐる

手品師が飲んで ....
生みの親たちと暮らした四歳の頃 そこに火と薪があった。
生贄の仔羊の姿は わたしには何処にも見当たらず
何も知らないわたしは両親の踊りを、ただ見ていた

何を与えられても、低く笑うしかなかった ....
私は醜いアヒルの子
けどね、いつか白鳥になれるのよ

この黒い肌だって
いつか真っ白になるのよ

悩んでいるのよ
この美白ブーム

傷ついているのよ
この浅黒い肌に、、、

 ....
天使、について書かれた詩なら田村隆一を思い出すたしか場が理由もなく一瞬静まり返る現象を天使が通ったと表現したのはフランスのことわざだったのか15年越しで知ったよグーグル先生。天使は、頼りないものと決め .... 何もかも捨てる前に
何もかも捨てない
濁った場所に行く前に
濁っていない目をさがす

部屋の中にあるものが
世界の全てなんです
捨てないでくださいって
懇願とか交渉とかで
現状を ....
家族みんなに見守られ死んでいけたら人はしあわせか

幸福のサンプル
そんなものあるのかな
わかんないけど
いくらなんでも野垂れ死にはしたくないな

運悪く野垂れ死にした人には申し訳ないけ ....
白木の、長く伸びた廊下、そこに初夏の日差しを四等分して落としている窓は古い木枠作りで、ねじ込み式の真鍮の鍵でしっかりと止められていた、その光景は、ノスタルジーとはまるで違う種類の、記憶の生き方とで .... 葉桜ふさふさ

夜の川

光はしずかに

水流の

運転手さんが

桟橋で

蛙のひとつを


あいまいな成功

諦めるのではなく

ただ助けていく


葉 ....
平成生まれが路地裏とか言ってる

それでも人生を肯定的に切り取ってる

合理的がスマートで

音楽の情報量は

サウンドに負けないボーカルにある


胸の底をたたけ

踏みつ ....
「満員です」


帰宅時にきたんだけど でもすぐに帰ろ
知らんぷりしたんだけど でも明日話そ

唾吐き兄ちゃんいてこませ 肩こり婆さん上手投げ
自称天才そら知れど 一晩眠ればもうなかった ....
あの頃の
私は もういなくて
過去に吸収されていく
今の私もどんどん繰り下がり
そして未来が私を連れに来る

これが 毎日、日々、、、
未来はまぶしくて
過去もまぶしくて、、、
 ....
雪が溶けて富士山が
海色の衣に着替える
夏が呼んでる

しっかり生きてるか?
祖母の声がどこからか
聞えてくる様な
そんな気さえする

生きてるよ、、
頑張ってる、、とか
言 ....
          l'impromptu


 荒れ野に

 深緑色のアップライトピアノが独り

 雨を浴びている



 仔象が

「 葉っぱあげる 」



「 ....
女 男 女 女 男
私の父親と母親の間には五人の子供がいた
一番上の姉と一番下の私とは十歳離れていた

長女が二十歳を過ぎた頃私は小学校の五年生だったと思う
実家は農家で 母親は農婦父親は農 ....
海老とか虫が宇宙人だったとしたら

もはや彼らは

地球侵略になんとなく失敗している


だいたい地球にとっての人間なんてものも

失敗作であることはあきらかだ

失敗ぐらいでは ....
無数のきみの顔は
いつも笑顔を見せる
他のどんなものとも似ていない
きみの生と死は
時の海流を流れていく
潮目ではふたつの流れが
ひとつに混ざり燃え上がる

暗闇の波でおぼれたぼくたち ....
夏のTシャツは、青リンゴの匂いがした
西日の照りつける中、光に透けた脇の下の
肌とコットンのスペース
伝う汗は、覗き見た生活のように
ゆっくり下へと{ルビ降=くだ}っていた
それは空想で、上 ....
{引用=ふるいふるい くさばな

わたしをみながら

なにを はなしているのか

わたしに きこえない

おそろしい こえで


(いのることができないのです

 す ....
もういいよ
帰ろうよ

私たちは
あまりにも それぞれが
理由を愛しすぎて
変わらないものを
予定調和の規則を
もうもたれないのだ

もういいよ
帰ろうよ

私が あまりに速 ....
ランドセルの 中
風の背を 乗せ
揺れる ブランコ
淋しい 音

割れた カスタネット
紫いろの 真珠
これを 彼女に
何千という 空の裾を截り

赤らむ 校舎の
大きな 時計が ....
よっちゃんは母子家庭の子供だった
お兄ちゃんが一人いて、中学を出てすでに働き出していた
よっちゃんは小学校の四年生で、俺は五年生だった

俺とよっちゃんの家は近かったけれど、ほとんど遊んだ事は ....
たしかに電車を乗り継いで、よくわからないうちにお墓の前に立ってた
お花もお供え物も、お線香もない
たよりないトトロのリコーダーが裏の通学路から聴こえてくる

このご時世しあわせであることは地獄 ....
濃灰色に、重く雲があって
息苦しいような午前中に
雨がふりだした
傘が咲くだろう ひとはそのひとの人生のために 雨の底を歩いてゆく
歩んだ歩数のおおさ すくなさ おもさ かろさ
かろやかにた ....
気楽 お気楽 昔からです
元気 はつらつ 今も昔も

幸せが好き 今日も幸せ発信
毎日欠かさず 心磨きます


サンキュッ
で はじまる ストーリー

ラッキー
で 弾ける  ....
傷ついた過去を掘り起こすのは 止めよう
楽しい未来へ一緒に苗を埋めよう

おはようの前に 名前入れちゃって
仲良くなっていって
一緒に遊んじゃって

「楽しいな」って声に出しちゃおう ....
導かれて
私の元に来た
そんな気がするの
そんな風に想うのは変かな?

だって愛に応えてくれる
綺麗に咲いてくれる
私の心の中に大輪の花を、、

私は間違っていた
私があなたを ....
ひと口 ふた口
切れ切れになったドーナツ
片付かないテーブル
固着して動かない暗い光の厚み

幼子の足どりの{ルビ覚束=おぼつか}なさ{ルビ鶺鴒=セキレイ}の尾のタクト
風と雲 木漏れ日を ....
手のひらの小鳥が
命を使い果たしていくとき
呼んだら
返事をした

それは
声にならない声
音を失った声は
振動だけになって
手のひらをかすかに震わせた

あれはやっぱり声だった ....
締め方の緩い
水道の水が光っている
一滴、二滴 光っている

僕は梅雨入りした街を行く

水滴は相変わらず光りながら
ぽたり、ぽたりと 落下し続け
僕は離れていく、無限な思い出を溢れさ ....
「だから、おじいちゃん、もう運転免許返納しなよ」
「大丈夫だ、50年前ハコスカで
 峠を攻めていたじいちゃんを、なめるんじゃねえ」
「ランクルからプリウスに乗り変えた時
 もういい年だからって ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
薔薇渚鳥12*19/6/10 22:17
 『メロス』ハァモニィベ...1*19/6/10 20:47
オセロ花林219/6/10 17:10
すみくたの天使/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ0*19/6/10 13:04
クリーン・エイジ竜門勇気019/6/10 8:38
現在過去未来こたきひろし119/6/10 7:00
鳥たちはレクイエムを知らないホロウ・シカ...1*19/6/9 22:20
諦めずに函館ドラゴン319/6/9 20:07
鈴の音119/6/9 20:04
20190609Naúl019/6/9 18:42
解釈花林019/6/9 16:08
夏は成長と共に、、119/6/9 15:57
we are,[group]墨晶3*19/6/9 8:40
自分で自分を殺したりはしないさこたきひろし619/6/9 6:26
海老と宇宙函館ドラゴン419/6/9 4:51
アンディ・ウォーホル「モンロー」の唇フリーダム519/6/9 3:07
フルーツオブザルーム水町綜助619/6/9 0:05
あこがれ羽衣なつの18*19/6/8 23:41
むなしさGiovan...11*19/6/8 22:42
ルラ5*19/6/8 19:19
未完成の小編こたきひろし419/6/8 17:39
おじいちゃんDFW 5*19/6/8 15:15
あじさい田中修子17+*19/6/8 13:36
ラフ花林019/6/8 12:51
ハッピーの種219/6/8 12:15
大輪の花019/6/8 11:45
拭えないただのみきや7*19/6/8 11:19
梅雨空にそらの珊瑚23*19/6/8 10:46
水滴ひだかたけし719/6/8 10:36
姥捨車イオン1*19/6/8 10:35

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