抜け出したいこの単純な庭で
光を集める瞳を閉じても

草を刈り指を切る
それだけで

音もなく血が流れていくのは
ジオラマのように生まれ変わるから

心の中で作られた理想を
ユニッ ....
9さいの無垢な涙の一滴は
遠い空から
地上の友の頬に、おちる

9さいの君を想う友の涙の一滴は
遠い空へ
やがて 吸いこまれてゆく



 * 今夜行われた
   詩人のともちゃ ....
誰かの花が折れても幸せはなくならないことを残酷という。 夜は暗い

暗いから
星が眺められる

僕の声の金属的なノイズでは
星を表現することなどできない
無残な



ふと新しい湖の夢を見る


その湖畔に咲いた
可愛い ....
動きに合わせるように
口も喋りを殴る
ドン底からの宇宙遊泳
光はこんな闇でしか渡れないから
見ることも聞くことも
あの海に沈めるんだ
誰かしらが愛を求めてるんなら
全部燃やして教えてやる ....
 落ち葉を探して、歩いて行こう。落ち葉は桜が良い。桜の落ち葉は、花よりも美しい。落ち葉を探して歩いて行きましょう。希望は常に彼方にある。遠くにある虹が大きく、近くにある虹は小さいように、希望はいつでも .... みっしりと隙間なく詰め込んだ荷物
重さは肩に食い込む程
でも構わない
この旅は長くなるだろう
だってわたしと出会うための旅だから
この星を何周すれば出会えるのか
誰も知らない旅だから

 ....
どうしてそんなに一番になりたいの?
映画館の一番前の席は、首が痛くなるだけだよ。
玉ねぎの
みじん切りの一片が

集団の中から
はみ出しても

肉が加わり
卵を被った

ハンバーグの中で
光って見える
いつまでも美しいだろう

この世で一番

葬列

あの人の

幾千幾万の花束と涙

いつまでも美しいままだろう

この世で一番に



求めたものは美しさでも

 ....
不協和音が心地いい

慣れない音が気持ちいい

見果てぬリズムを追悼して

不協和音が心地いい



探さないことにした

瞼から消し去ることにした

求めないことにし ....
あざ笑うもの

降っては来ないもの

輝き失い消え逝くもの

もうどこにも在ることの出来ないもの

あざ笑うもの



いつも思っていたこと

砂を掴んで泣いた日のこと
 ....
家の裏手にはひっそりと出口があって
表にはそれなりの玄関と門扉がある

同じ屋根の下に
息してるから家族なのかな

乗用車はたいがい五人乗り
運転席が父親で助手席が母親
そして、後部座 ....
夜ふけに眠れなくて
理由もないのに
涙が流れ出してしまう事がある

それもこれも
人間だからさ
理由なんてなくても
泣いてしまうんだよ

もしかしたら
長く生きてきたから
涙腺を ....
少し大きめの靴を選んだ

踵の余った場所に降る雪が
歩くたびに近付いて離れて
どこかで諦めた夢のように
形はないけど青い影を踏む

擦り切れるような傷を持っている
足首みたいに貼るもの ....
鎌倉市や藤沢市の辺りを走る
とても人気のある江ノ電

旅番組やドラマなどで
よく使われている
それを見て乗ってみたくなった

広島駅から宮島口駅を繋ぐ
広電から見る景色が
江ノ電から ....
もうこれ以上人間を続けていたくない
そんな気持ちになった事はありませんか?

あなたも人なら
一度や二度はあったでしょう

そんなのいっぺんもなかった

おっしゃるなら

私はあ ....
川に流した花がたどる旅は
君の膝にかかるだろうか
にじられた花びらが
足元を汚している、って
造幣局の道でよく思う
浮かんでいるときだけ
目を奪う色の淡い

サフランの匂いが空を覆い
 ....
時が少女に恋をした


そのあまりの美しさに

流れをとめて数世紀



まるでブラックホールの

なかのように

とまってしまった時の流れ


カーン・ダンヴェール家 ....
ギブアップを
何度合図しても
伝わらない
むこうから来る
暗示も
途絶えがちで

僕はもはや
見捨てられた

たどり着いた所が
遠すぎた

はるかどこかに
存在する ....
度重なる衛星の事故や不具合から自動運転への信頼が揺らぐ。応急処置として国は主要な幹線道路網にチップを埋め込んだが、大幅な上限速度の規制によって道路は常に渋滞していた。車の中はリビングになり、目的地 .... 好きの反対は嫌いじゃないし
じゃあ、雨の反対は晴れじゃないのかな

感情なんて捨ててしまえって思うのに
溢れんばかりに湧き出てきて

雨粒は僕の涙を隠すし
水たまりには僕の表情が映ってる ....
ボールペンの芯から
生まれた僕は
太った人の筆圧に潰され
インクが滲む
それ、僕の涙ですよ

修正液で白くなる前に
誰か高く買いませんか

黒い涙なんて真珠のようで
綺麗に光るネッ ....
路には人々が歩き
自転車が行き過ぎ
街には
ビルや飲食店、スーパーマーケット等が詰め込まれている
日暮れの参道を抜け、店に着く

ベースの試し弾きから始まり
打合せなしのサックスのカルテ ....
私はいる
たくさんのイルカを
折るために
机の引き出しから
取り出したイルカをへし折り
そのかすかな鳴き声で
たくさん欲情するために
月に置かれたままの
ピアノを弾くことはないだろう
 ....
知り合いが増えれば増えるほどに、
切なさも増していく
そう教えてくれたのは、誰だったろう。
今はもう遠い場所にいるのだろうか。

ふり返れば、あなたの言葉だけを覚えている。
わたしはあなた ....
君の目のなかにある夢の滴を、
君と言う。

ただ君のなかにある夢だけを、
わたしは追いかけて。

それを光とは呼ばない、
あまりにも遠いのだから。

君はいずれ、
わたしを去るのだ ....
陽射しの強さは夏日でも
日陰に入れば秋の色
さんざめく光の中を
無数の影が踊っている

黄金に輝くアスファルト
金木犀の香が舞い降りて

行く秋、迎える冬のその間
今日も僕は歩いてい ....
もう輝きは求めない

もうダイヤモンドは忘れる

もう光の中には立ち尽くさない

もう何も見ない 決めた



風が誘っても揺れぬ花

風が見初めても動じぬ娘

風が遊んで ....
聞こえない声 と その連鎖で

すっかり と 疲れ果てて

見えるのは 全くの真っ暗闇で

まだ早過ぎたのかな と またため息で

全く 声が出ないのに 歌おうだなんて

自分にす ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ミナト 螢119/11/3 6:48
世界の果てへ服部 剛519/11/2 21:22
きみのてを1*19/11/2 17:45
夜の優しさ秋葉竹919/11/2 16:14
君主moote019/11/2 15:54
落ち葉大町綾音10*19/11/2 15:25
ひとり旅卯月とわ子419/11/2 15:08
一番クーヘン6*19/11/2 12:43
個性ミナト 螢119/11/2 12:31
ぼくだけの棺もっぷ0*19/11/2 12:22
It is ...forever 0*19/11/2 12:19
断ち切ることの出来ないもの1*19/11/2 12:15
家の族だから家族ってこたきひろし419/11/2 9:25
夜ふけに眠れなくて419/11/2 8:52
Powdery Snowミナト 螢3*19/11/2 6:27
江ノ電夏川ゆう519/11/2 5:28
もうこれ以上人間を続けていたくないこたきひろし219/11/2 5:26
きみと花冠這 いずる319/11/2 4:54
可愛いイレーヌst219/11/2 4:20
ルーツシホ.N219/11/2 0:35
マニュアルに(間に合わないかも)アラガイs1*19/11/2 0:26
曇天都築あかり419/11/1 18:28
売人ミナト 螢119/11/1 16:25
シェルブールの街まみ5*19/11/1 15:00
私のイルカやまうちあつ...219/11/1 14:34
無題大町綾音1*19/11/1 14:05
3*19/11/1 14:03
歩いていくひだかたけし319/11/1 12:33
A way of lifeもっぷ2*19/11/1 10:13
と・わ・ね1*19/11/1 10:08

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