瞳の中を走るタイヤが
パンクしたのだと思う
つまづいたのはきっと
誰かのきらきらしている爪
僕は頬を引っ掻かれたような
何かに置いて行かれたような
フルーツパフェを食べられなかった
晴れ ....
今日も暖かい光
太陽さんありがとう
おはようございます いつも元気に
管理人さんありがとう
横断歩道止まってくれて
運転手さんありがとう
いつも ....
ねえ最速だよ、最速だよといって、宇宙のことは何か国語で話し合ったら宇宙に近づいた気がしただろう、ね、自分以外異星にいて、カクテルみたいなマイナス一等星、白色矮星、馬鹿みたいだ僕ら希薄な、コーラのような ....
う つになった
つ まづいてしまった
く つがぬげた
し にたくなった
い きることになった
俺たちは昔からの路をたどりながら
遠い国から来たらしい
ジプシーと蔑まれながら
謡いながら踊る
そうして生きながらえてきた
おまえにもその血はあると想う
旅をするっていうのは
その場 ....
秋過ぎて
名残の風は
漂泊の
想いで刻む
たむけ花
{ルビ荼毘=だび}に付したる
{ルビ骸=むくろ}には
五色に浮かぶ
{ルビ懸想文=けそうぶみ}
てのひらほどく
文様も
....
おそらく
この自然には同じといえる
事象はありません
天国と極楽が違うように
希望のシャロンに
輝く未来は到来しないように
さっぱりわからない
まま
死んだひとがいた
けっこう
にくまれていたのかな?
こっちは嫌いじゃなかったよ
けつえんなんだから
法事には行ってたでしょ?
なにかにやぶ ....
いくつもの
打ち上げ花火が
わだつみの瞳に
いくつもの放射状の闇を
咲かせる
ひとりでも
充分に満ち足りていた青空が
ひっそりと
眉をひそめる気配がする
新月が
闇に照 ....
惑星は遊覧する
遊ぶ湖は波紋を広げる
目の星が言葉少なくなる
星の磁場が狂う
森の前に立ち尽くす
十階であると下を覗き込む
君の名前を読むことはない
石碑に歌の跡が残る
写真を撮る
....
4Gが5Gになると何がどうなると思う?
君んちのゴキブリが1匹増えるだけだよ!
「ねぇ、コンクリートの重い建物が
こんなにたくさん建ったら
地球は重くなるのに
どうして地球の回転速度は
変わらないのかな」
「まぁ、そうだね」
「ねぇ、重くなって回転速度が落 ....
学校で教える音楽は
音を楽しむではなく
音を学ぶであって
楽しくなんかない
学校で教える数学は
数を学ぶではなく
数で楽しむべきで
数楽に変えて欲しい
学校で教える化学は
化 ....
のがしたくない つかまえて しまっておきたい
ひかりのはいらない はこのなかへ
ときどき ふたをあけて みて たのしむのさ
きにいったものを あつめ
とくべつなやつにだけ みせ ....
光のもたらす恵みは計り知れないのに
空気より空気感ないよな
太陽光がなくなったら
きっとパニクるぜ
ムーンライトがなかったら
暗黒の夜になっちまう
その昔
俳人松尾芭蕉は旅の途中 ....
涙がこぼれる少し前
僕より先に君が泣いた
音も無く落ちた涙は
いつか水溜まりを作るかもしれない
涙がこぼれる少し前
僕は声を失った
君を慰めることも出来ず
ただ涙をこぼすだけだった
生きている間だけしか
活きられないんだよ
そんな当たり前の事が良くも悪くも
理解できないのは
やっぱりいきているせいなんだろうな
空気を吸って
水を飲んで
食べ物を胃袋に入れてお ....
青が沸騰しながら揺らめく
足元の光を逆さまにして
頭から着替えるような季節は
道路の幅が良く見えなくなった
カステラの耳を残すくらい
曖昧な境目で歩いている
僕はまるで遠視になって
男と ....
青い制服が似合う学生さんが
足早に過ぎゆく川岸
うずくまる野良犬
声も出せずに
いつだって逢いたい心に
吹く風は早くおいでと誘なう
さいはての孤独地獄へ、とか
ハハ。
今日だけは子 ....
そこにある愛
輝きを放つ魂
ただ、感じる
ただ、感じて
本当の自分を知る
何でもどんなことでも
感じることが出来る
深く感じて
深い場所にあるものに
光を当てる
心 ....
パンはもうすぐ焼けると思う
夜が来たり
雨が降ったりする
人間の気持ちを傷つけたくて仕方がないときがあり
着替えて
街を廻る
そんなふうに
蓋をして
砂みたいになっていく
....
細い糸が 雨に洗われている
透明なしずくが 糸にしがみつき ゆれながら
森と空を映している
糸を吐いた蜘蛛は すでに別の場所へ
風に乗って
行ってしまった
水滴の中に 世界 ....
悲しみを癒してくれるのは
時の流れなのかもしれない
悲しみを救ってくれるのは
寄り添ってくれる愛なのかもしれない
しかし
ぼくらはただ知らないだけなのかもしれない
もしかしたら
....
白梅が咲いてる
私がそう言うと
ほらよく見てごらん
そう言って
メガネを差し出すあなた
花に見えたのは雪
眩しいねと同時に言った
遠い国から
春が到着するのは
もうじ ....
天の香具山に綿毛が浮いて
飛鳥の天皇はススキの精
いまはなき宮の跡は海の底
妖精は海を越えて吉野山へ
月は妖精を追いかけて
二つの山を渡る
羽根を寄せ合う二人の恋の歌を
....
1
コミケの意味さえも知らずに、そこでは生身
のラムちゃんが見れると聞いたのもので。中
味も知らない冊子を所定の場所にドンと置く
と、待ってましたとばかりに、とは言え、一
言 ....
韓国→面倒くさい→手首切るブス
これは非常に優れた表現で
私は常日頃から
このようなものを産み出そうと努力している
しかしクソテレビでは
倫理的に問題だという
韓国が面倒くさい国だというこ ....
また夜になり
静けさ、
部屋に充満して
私は一人横たわる
人差し指より先に薬指が
ディスプレイに触れ
誤字が打たれていくのを
眺めながら
)アトランダムな文字列から
)生傷の如く ....
雨の午後、僕は水を得た魚座の青年になる。
乾燥肌が和らぎ、滑らかな動きで筋トレをする。
握りしめたい
愛されなかった命を
あなたが刺さないから
棘に寄せた気持ちで
握り潰したい
緩むな心よ
和むな春よ
気高い香りのスカーフを
何枚も巻き付けて
傷跡を隠す花びら
棘より ....
760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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