豪華客船の船首に
じじいとばばあが
咳き込みながら
立っているのを見た

横浜、たそがれ

これが中国なら
きっと沈められちゃう
氷山が無くたってね
i わ
たし は 書かなくてはならない
     と
i わ たし は
b le ee di ngggg
机に滲みていきました

ある 日 わたしは 
あたま に ラジオ  ....
悠々と 悠々と
川面に浮かぶ
ひとつのボールが流れてくる

何も惑わず {ルビ煩=わずら}わず
橋を潜り 
今日から明日の方角へ流れゆく

あのように
川の流れのなかを
ゆきたいな ....
バックドロップや
ドロップキックや
ウェスタンラリアットを
次々と繰り出し 
舞台という名のリングを
縦横無尽に駆けめぐる
詩人のあなた

その心根は繊細で
どこまでも熱い導火線で  ....
{引用=
どうすればいいのか
わからない

貝の中で
泣いていた


それから

いちど海がかれて
空がおちて
ながくもないとしつきを
二億年と少しへだてて
 ....
ゆきの降らない冬の日々
吊られたあらいざらしの
Tシャツはふるえていた

それはゆきを待つわたしのように
次第に乾いていく暖かい日差しのなか
磔刑にされしろくしろく待ちわびている

誰 ....
あー君を布団叩きで叩きたい
痛いからやめてよ!いたいいたいいたあーい!
ひゃひゃひゃひゃせん!

その狭間でちょっとあんとか言ってやんの

君の鼻にくつわむし乗せたい

あしゃれすせす ....
はー 蟹光線を浴びてしまったせいで、僕は蟹アレルギーです。
ちなみに海老もダメなので、海老光線も浴びたみたいです。
 ここにくるようになって、もう何年がすぎただろう。何年? いいや、何万年、何億年という時がたっているのかもしれない。ふかい眠りからさめたときには、すでにここにいた。それはたしかだ、とおもうし、だれもが .... あふれる涙は目薬のように
記憶を鮮明にする

数えきれぬほど逆さにして
割れた砂時計の記憶

泡のように雪のように
ハマヒサカキが砂浜に咲く

去りゆく季節の鳴き声
カモメの足 ....
雪を薄く剥いで
夜光虫にして飛ばす
私の子供たち
雪の森は水族館
桜の花びらが二枚で羽根に見えた
歓びや哀しみを抱き寄せるまでは
淡くて滲みようが無くても
いつかは誰かに触れて変わりたい
空が広いほど遠くなる未来
そんなの本当は嘘でしょう
心に街を創れば ....
空間に貼り付いた言葉
人差し指ひとつで文字は消える
腸内視鏡/素描

それが私の詩

仮に詩人というカタチが図表に存在するならば
喜んでわたしは詩人を受け入れよう
何故ならば詩人と ....
薄暗い部屋に降り積もるものは
決して言葉には変えられないものだから
静かに瞳を閉じて
それが浸透するのを待ちなさい
あなたは自らそれを
うたにしようとしてはならない
血に変わる前に解き ....
ゆらゆら帝国が解散して
どうにかぼくは社会生活とやらがやれるようになった
音楽に縛られる生活からはもうおさらばだ
頭の中で細かな粒が湧き上がって夕暮れ
くたくただけど部屋の中に流れる音楽に ....
改札口から人が出てくる
そんなこと言って
出てくるのが人である
時々そんなことがる
自分の部屋が改札口に直結している人は便利な反面
人の出入が多くて大変だし、退屈もするし
僕はそんな時
 ....
とてもちっちゃなテーブル
だけどぼくのテーブル
幼い日は僕のテーブルなんてなかったんだ

いまは大切なものをそのテーブルに展げたりして

東京下町大衆酒場ノ味
と銘打ったトーキョーハイボ ....
坂の下は霊魂の溜まり場だった
降りて行ってはいけない と彼女に言われた
彼女は二十四の歳に逝ったままの若さだった
その代わりにある家を見て欲しいと言う
二階に八畳間が二つ在るのだけれど何か変な ....
さみしい夜にはいつも君がいてくれた。
寒い冬でも君がいっしょなら大丈夫だった。

さして面白くもないことにも君は笑って、
さもありなんと僕はおもったりした。

さあ何をしようかと、いっしょ ....
きみとひらがなでかいたとき
ぼくのてのひらによべるきがした
やわらかいからだをしているから
どこへでもおよいでいけるきみに
おもたいよろいをきせてあるかせて
ぼくのまわりをまわるすーぱーすた ....
取り終えたニットの毛玉を纏めて一つの玉にした。
ふわふわな冬のたましい、手玉に取ってやったった。
人は変わります
見えるものも
見えないものも変わってしまいます

時間の経過に
歳月に

貴方のお気持ちは嬉しいです
貴方の言葉は心地よくあたしの胸に響きました

貴方が一途にあた ....
止まれ
止まれ
僕の心臓

止まれ 止まれ
愛も 酷薄な告白も

僕の人生は凍結して
秘かに逆流するといい


冬の海に
どこまでも沈んで行く
ガラスの切符 ....
ことばがぜんぶ死んで
人類が残ってしまった
だからぼくはきみを
ただ見つめることにした
白目に走る すこしだけ赤い血管
その茶色いひとみのなかの虹

ぼくたちは退化して
足がなくなって ....
ずっとくらいところにいた
ねむるまぶたの裏がわ 宇宙がはじまるまえの日
永遠に戻り続けるカセットテープみたいに
どこへもゆけずに

夜の底でこなごなにくだけた
だれかの声
僕が指を伸ばし ....
オナモミのように世間にしがみつく奴
落花生のように自分の殻に閉じこもる奴
球根のように地に足つけて生きる奴
綿毛のようにふわふわと漂っている奴

その

遥か遥か上をトンビは飛んで

 ....
大きなシャボンに頭つっこんだら
足が浮きました
空をとべるかと思ったんだけど
中途半端な高さで止まり
おりてきます

勢いつけて別のシャボンに
頭つっこんでみました
少しだけのぼって
 ....
固まった雪の中の
アスファルトは、なぜか、あたたかくて

歩道に車を乗りあげ
樹氷を断ち割ったあとの、氷雪を、踏み固め

青空を信じて、いく
白雪を撫でて、いく

世界を変える青 ....
愚痴りたい

愚痴りたい

誰にも言えない独り言

端末の前でカタカタと電気信号に変換して
記号に変えて綴れば日本語という共通認識で分解される


おお

ハラカラよ

同 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
タイタニック花形新次020/2/7 22:23
inst由比良 倖120/2/7 18:19
ボールの心服部 剛120/2/7 17:35
真冬の花火020/2/7 17:12
てのひら羽衣なつの720/2/7 16:14
暖冬のしたで帆場蔵人4*20/2/7 16:09
なまぐそしょうた[group]moote020/2/7 13:50
室町時代[group]020/2/7 13:35
蟹光線クーヘン2*20/2/7 13:09
とおい記憶草野大悟2320/2/7 9:42
砂時計をもう一度丘白月120/2/7 8:10
クラゲの妖精120/2/7 8:09
butterflyミナト 螢120/2/7 7:57
私の詩アラガイs10*20/2/7 4:40
わたしたちは死体のようにただ希望を受け止めるホロウ・シカ...2*20/2/6 22:27
あなたはどうして、どうして手に持つコップが空っぽなのか考える竜門勇気1*20/2/6 22:25
改札口たもつ2*20/2/6 21:54
テーブル梅昆布茶1220/2/6 20:51
境界ひだかたけし720/2/6 19:10
無題死に巫女3*20/2/6 18:11
てのひらのうちゅうミナト 螢120/2/6 14:04
たましいクーヘン2*20/2/6 12:29
忘却こたきひろし120/2/6 6:23
海へと由比良 倖220/2/6 6:18
すべてのおわりにうみ7*20/2/6 1:59
青い星の日020/2/6 1:26
種と空Tsu-Yo220/2/6 0:02
要検証木葉 揺2*20/2/5 23:28
ただ風の、吹く秋葉竹420/2/5 22:11
reかば120/2/5 21:38

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