天井をみつめる
    ( 私は宙に向けて大きく股を開いた )








……赤ちゃんあなた方は見慣れているから平気だろうけどやっぱり恥ずかしいですよ。こ ....
群青が朝焼けに変わるときに
だんだん息をひそめ
呼吸は浅くなり速くなり
人混みの中にいるような酸素の薄さで
白い水蒸気が多く立ち上り
私の息苦しさが君に届く、だ、なんて
言葉をうしなっても ....
最後のフレーズが肘に当たる
跳ね返ったままの音符を集め
登り始めた鍵盤の山を
降りて来るのはいつになるだろう
指先が転んでも立ち上がって
ピアノの芯を叩いた後には
花が散っていくように終わ ....
私は奇形児

心まで針金で固定できると信じてる人間

私の醜い姿を山の仲間はどう思う?

ああ自然に自由に生きたい

私は奇形
私は奇形

こんな姿誰にも見られたくない

 ....
いつまで夢を見ているんだろうって
もしかして
まだ少し
親密な気分で、
そんなわけないんだけど
それを夢見る自由も
まだ残されているわけで

真実はいつでも
後ろ手に遠ざかる
私は ....
何もしたくない日は
黙って横になる。

考えることを辞めて/空気に溶けて
部屋の中を漂う私の姿を思い浮かべ
聞こえてくる音に耳を澄ましてみる。

(窓の外を走る自転車のブレーキ)
(何 ....
死んだ者たちが帰ってくる時刻だ。

透明な海が広がる南の方角から
白い空間と氷雪で覆われた北の方角から

生まれ故郷を目指して魂が向かうのは
死ぬ間際まで思い続けた家族に対しての心を
表 ....
高い波が打ち寄せる岸壁から
次々と飛び込む音が聞こえてくる。

宙を舞い
姿を消していった母親と赤ん坊。

「我慢。」という一文字は
生きてゆく権利でさえ
許すことは無かった。
嫌いな君を
僕は愚かな存在だと思ってるよ
まるで風呂に入って無いような匂い
きっとそうなんだろう

電信柱には幾つも
関連によって紐づけられた関係が
たむろって
ビルの明かりが
 ....
誰かの楽しい歌吠え
僕らは囲んで眠る
殴り倒されたあいつは
すぐに起き上がる

僕を殴りたいんだろ
そうしろよ
気分が晴れるまでやれよ
痛めつけたり、抱きしめたがったりすればいい
 ....
って


漫画が昔あったんだ

(わかる人は歳がばれるね)


タイトルだけを思い出す


そんな気分なので





優しくされると無力さを知るね




 ....
おーい、どっかの国の、どっかの裏道に転がる青い小石、よく聞け!
いつか僕に拾われるその日まで、君は君の青さを失わずにいておくれ!
クソテレビに出ている医者連中は
コロナウィルスの今が
稼ぎ時だと思って
ウハウハしてんだぜ
終息後も
うまいこと行けば
ワイドショーのコメンテーターとして
残れるかも😋っ ....
 
 
いつまでも、が終わらない
夏のいつまでも
冷やし中華始めました
写真より冷たくなっていく手
冷え性なもので、と
言い支えるせめてもの君
三丁目産まれの君
三丁目の人間はほとん ....
懐かしいと思う気持ちを
裁縫箱から取り出して来る
鼓膜の些細な震えに耐えた
心臓の歯車がミシンを回し
あなたと見ていた花火の模様が
糸で縫えたから会える気がした
それは複雑な足跡のように
 ....
とても良い朝には
きみに電話をして

かわいい化け物の話とか
食べきれないピザの大きさなんかを
評論してみたいんだ

ときどき売りにゆく
柱時計がボーンと鳴り

寺山修司が競馬新聞 ....
見知らぬ駅に降り立つ夢、駅の名も、電信柱に括りつけられたスピーカーから流れているローカルラジオの内容も、その時電話していた相手の名前も、その内容も、駅側のモニュメントのところで出会った年配の男のこ .... 足場は細く
どこまでも長い
尾根を歩いていた
草木は低く
岩肌はもろい
周囲を見渡そうと踏み出した
足を滑らせ
落ちる
底のない
服は破れ
皮膚は削れる
すこし宙に浮く
落ちる ....
配られたカードの中にハートが2枚ありました。
ちょっと今から、君におすそわけに行きますです。
ああそうだ
俺は何度も酷い目にあいながら
戦い抜いた
瀕死の重傷を負いながら
何度も立ち上がった
外野の声なんか関係ない
俺は俺なんだから
((          ))

    ((       ))


((    ?))

      ((   、「  」              ))

 ((   、「   」 ....
((蒼穹を飛んでみせてよ))

    ((そんなのいやだ))


((どうして?))

      ((だって、「蒼穹」なんていう言葉は古すぎるもん))

 ((じゃあ、「青い空」 ....
あと少しだけもう少しだけ
殻の中に隠れていたいんだ
誰かが靴を履かせようとしても
陽だまりのポケットが落ちるまで
私の顔に落書きをするから
光は夢をくじ引きで当てる
たゆたう胸を囲む柔らか ....
この冬に
するすると
ほどけてゆくことばを
つむぎ合わせることを
わたしが
わたしとして母に伝えるのは
愛が
愛のふりをして
また愛のようなかたちをして
そして
愛としてのことばを ....
信ちゃんはね。本当は信子と言ったんだ。
でもね、お世辞にも可愛くなかったし、美人でもなかったな。
ただ庶民的で気どらない親しみやすい女子だった。
信ちゃんはね、俺みたいな男にも気軽に話しかけてく ....
 
もしも魚だったら?
 
泣くさ、ぼろぼろ泣くさ
 
海の中なら、あいつに気づかれずにすむだろ


 
にんげん
ぎりぎりになったら
嘘と本当がわかんなくなるよね
あのウイルスが
どこまで恐ろしいのか
まだどこにも
本当はないんだよね
米国のメディアが
あの船の扱いを非難しているらしいけ ....
凍りながらかけてゆく
つま先の音が
まぶたの裏でひかっている
薄むらさきの血液が花を
さかせていた
降ってはかえる雪の
野は
斑にはるをくちずさみ
ついになった色から透けてゆく
した ....
瞬きのように
古い明かりが
点滅を始めて
一日のおわりの
非常信号みたいに

すべての支度は終わった
あとは眠るだけ
眠りなどしないだろう
往生際は悪いほうが潔い
ほんとうに美徳と ....
てっぺん取って(投票対象外)


まーまーまー
そんな怒らず
聞いてくれたまえって

またかまた

つかまった

ちゃんと
2日
待ったのに

勇気を持って英語で言って ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
オムツの交換アラガイs1*20/2/19 14:14
こたえは明星這 いずる120/2/19 13:42
午後のピアニストミナト 螢220/2/19 8:06
盆栽が言うには丘白月1+*20/2/19 7:56
地球サイズのNとSuminek...2*20/2/19 2:50
停止梓ゆい120/2/19 2:20
家路2*20/2/19 2:12
バンザイ020/2/19 2:08
雅亞わ竜門勇気020/2/19 0:43
現在までに複数幸せの存在を確認。S/N比の調査中。020/2/18 23:07
例えばこんなラブソングかば020/2/18 22:53
おーいクーヘン2*20/2/18 20:41
稼ぎ時花形新次020/2/18 19:43
冷やし中華始めましたたもつ2*20/2/18 19:36
tensenミナト 螢220/2/18 8:28
あさ梅昆布茶12*20/2/18 7:48
ないものがあらゆるものを塗り潰すホロウ・シカ...2*20/2/18 6:42
稲妻石Seia220/2/17 21:23
おすそわけクーヘン3*20/2/17 21:11
断片渡辺亘020/2/17 17:28
蒼穹(白)死に巫女1*20/2/17 13:41
蒼穹(青)5*20/2/17 13:29
春眠ミナト 螢120/2/17 8:08
ほどけないことばの結びの中でかんな420/2/17 0:49
信ちゃんこたきひろし220/2/17 0:40
泣くさ殿上 童1*20/2/16 23:48
さあ共犯者を探しにいこうかuminek...4*20/2/16 23:26
pinhole fishむぎのようこ9*20/2/16 23:21
アラウンドアバウトミッドナイトホロウ・シカ...4*20/2/16 22:38
てっぺん取って/即興ゴルコンダ2020年2月16日足立らどみ020/2/16 22:35

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