背中に流れる景色に
音楽が追いついて感じている
映画のラストシーンみたいに
誰かと出会って街に馴染んで
白いケーキで髭を剃るだろう
夢を見てしまう今日を逮捕して
日付けが変わるまで話し続け ....
十三歳
中学生でした

担任の男性教師は怖い先生でした
柔道部の顧問をしていて有段者でした

先生の口癖は
人間は感情の生き物だ
でした

その言葉が出ると
クラスの中の誰かが頬 ....
産まれる寸前に切符を渡されました
渡されたと言うか
無理矢理握らされました

それから強く背中をおされたみたいで
その勢いで
改札口通り抜けました

そしてそのまま押されながら
駅舎 ....
朝の始まりには いたって鳥が鳴き
雲がまだ暗い空を覆う
ゆっくりと始まる一日に自然と頭を下げる

随分と長いこと眠っていたようだ
あれからどのくらいだろうか

いくつ寝て いくつ眠れなか ....
パパが偉人をほめるとふぅんと聞く

当時の社会情勢や趨勢を凄く読んでいる
と語気を強めるパパに

ほむほむと首肯する
パパは今の情勢も趨勢も読めていないのであるが

こうして現代、偉人 ....
 お父さん と お母さん
 
 経営者 と 中間管理職

 ツアーコンンダクター と 団体旅行者

 リズムとメロディー

 組み合わせ次第では心地よくも

 もしかして不快 ....
流れていく
どこまでも
雪のカケラに
跳ねながら

冬の夕日は
冷たく悲しく
最後に見た
涙によく似てる

公園の噴水が
夕日を集めて
花火のように
水面で踊ってる

星 ....
レースフラワーの妖精が
恥ずかしそうに
真っ白な雪で作った

優しく美しい六花を
ワンピースに飾って
雪の精を気取ってみる

白い白い小さな花の束
手を伸ばして
一生懸命抱えて
 ....
桃の花が咲いた
雛人形の頬の色
お姫様の唇のような

二人並んで
庭の桃を見てる
狭い箱から出されて
眩しい世界を
少しづつ分かち合う

桃色に透ける羽根が
いくつも飛んでいる
 ....
人は両手と両足で星になり
重なる時に同じ名で呼ばれる
共に歩んで本気で励まして
マッチ棒が倒れないように
生きて来た今日までに火をつけよう
誰かに心配かけても良いんだ
いつも約束は一本ずつ ....
1.
「君は、今日から俺だ」
小さな箱にソレを隔離して
手だか足だかがちょこんとはみ出している
「ソレは、コッケイだ」

2.
たぶんどこへやっても死なない
ただし抜け出せはさせない
 ....
夜のセミは、あたかもうるさいように
僕と、遠く離れた君の見えない空気を
同時に吸いながら、夜景を眺める
一つだけ、約束をした手紙は
未だ、君を締め付けてはいないかい
雑草がサワサワ 近くに何 ....
太陽の中の受精卵が
笑ったり怒ったりしながら
こっちを見ている

(周期不安定な回転運動)

念仏を唱える君
私は狂ったように笑う

本当の暖かさを忘れた春が
待ちわびる正真正銘の ....
巨大な古木の湾曲は
幹から枝へねじれを伴い
陽光
葉から地へ
木漏れ日となる

朽ちようとも
折れ
枯れようとも
ねじれは残る

虫の子守り歌
ズズンと横倒れ
いびきをかく
 ....
僕はゴミを出しに行く
君は朝ご飯を作る
お互い家事を贈り合って
平凡な生活を稼働させている

僕は車の運転をする
君は行き先のお菓子屋さんを調べる
お互い労力を贈り合って
平凡な休暇を ....
{引用=破傷風}
この世界を憂い悲しむ心は知らぬ間に
蜘蛛より細い糸で繋がっている
見たことも触れたこともない天の何処かと
教育によって与えられたのではない最初からあった
見えない傷口のよう ....
もちろんピンピン生きて
コロリと死にたいよ

できればビンビン生きて
スカッと死にたいよ

せめてヒラヒラ生きて
サラリと死にたいね

だけどヒーヒー生きて
ジワジワ死ぬのかな
朝を磨こう。あなたの朝でいいよ。それはとても蒸し暑い午後三時かもしれないし、泣きたくなるほどこごえる夜の二時かもしれないよね。でもそれが、それだけがあなたの朝。あなたはめをさまし、その瞬間から終わりに .... 春の詩集の、その綴じ紐をさ、ほどいてしまおうよ。
春はもっと自由に、毛布を干して、さぁ出掛けようよ。
私を、ここに居させてほしい。
ここが、好きなわけではないけど、
一番手近な場所だから。

何者でもない私を
どうか、踏みつけないでほしい
権利も義務も見えない目で
ただ、空を見上げている ....
真っ白なノート
何も無いスケジュール
空っぽの鞄
新品の靴

キラキラしているように見える
それらが
僕の背中を押した

ここから出て行く準備は
細かなスケジュールは

僕は最 ....
現実だったのかそれとも非現実だったのか

その思い出は曖昧でした
曖昧でぼんやりしていながら
自分の知らない内に
いつの間に記憶の紙面に刷り込まれていました

私はまだ小学校に通っていま ....
          Ballet d'Homoncule



 黃色い誤謬は牧場 卵形の奇景

 不死者の猿 增加する尻尾は振動である

 屋臺に轉移した天使

 その指數はステ ....
嫌々仕事しても
楽しさはなくて
ストレスばかり

好きな仕事を見つける
好きな仕事をすれば輝く

長く続けていける
毎日楽しく続けられる
そんな仕事がいい

遣り甲斐があり成長も ....
お日さま沈む
斜陽のとき
いつのまにやら
くだり坂

過去は加工
してもいい
未来は見ない
ままでいい

世界は難しく
なりすぎた
生はなるべく
シンプルに

言 ....
私が見ている光景と
あなたがたに見えている事件は違っている
ということを
驚きとともに思い知る事がたまにある

でもあなた方が一斉に
同じ景色を見ているのだと思うのは
たぶん私の錯覚で
 ....
君がいなくなってから
影ばかり追いかけてる
誰も居ない部屋で
帰ってくるはずもない
君の足音を探してる

網戸に残る去年の
タンポポの種

タンスにしまったままの
一度も着ていない ....
時計の針が
あなたと私の間に
さよならを積み重ねていく

もう少し夢を見ていたいわ
命はあっという間だから
見つめていたいだけ

ぬくもりが時間の隙間に
隠れていくようでこわいの
 ....
夜空の色をした
深い紫色のスミレ

蝶の羽根のように
まるく薄いスミレ

空に生まれた雪が
大地深く濾過されて

一つの季節をかけて
根のストローにとどく

春の日差しに輝いて ....
風、が
向こうの山から降りてきて
体を抜けて
そしてまたあっちに流れてく

風の粒、のなかに
きっかけは無かった

駅も、バス停もない
親だけが、年を取ってる気がしていた ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Birthdayミナト 螢020/3/22 9:40
感謝しない心こたきひろし220/3/22 8:42
差別と無差別220/3/22 7:44
わたし あなた 夢を描くものとして二宮和樹220/3/22 5:48
お父さんの言うことにはりゅうさん1*20/3/22 5:37
リズムとメロディー佐白光1*20/3/22 1:37
冬の線香花火丘白月020/3/21 22:43
レースフラワーの妖精020/3/21 22:42
桃の花の妖精020/3/21 22:42
星を継ぐ物語ミナト 螢020/3/21 20:11
ゴキブリを飼うふじりゅう020/3/21 19:32
それだけ近い120/3/21 18:01
春光に寄せてTwoRiv...4*20/3/21 17:50
弔い秋也4*20/3/21 17:43
バレンタインデー葉leaf120/3/21 17:28
壊疽した旅行者 一ただのみきや2*20/3/21 16:19
ピンピンコロリイオン4*20/3/21 15:04
命はめぐまれた万願寺120/3/21 14:17
クーヘン1*20/3/21 12:13
私の居所まーつん320/3/21 8:56
卯月とわ子220/3/21 8:46
氾濫と反乱こたきひろし220/3/21 8:34
ホムンクルスバレエ[group]墨晶020/3/21 7:09
好きな仕事夏川ゆう320/3/21 4:53
沈むシホ.N220/3/20 23:31
今宵強風が吹き始めるLucy9+*20/3/20 23:31
君の声丘白月220/3/20 22:33
冬の夕焼け020/3/20 22:33
スミレの妖精020/3/20 22:32
起源の色を操ることもできる。うわの空。1120/3/20 22:28

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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