性格の明るい人と
性格の暗い人が何で存在するのか理解出来ません
それがもし生まれつきの個性だったら
それを
不公平の極みとしか判断できない私は
もしかしたら心の浅い人間かもしれません
....
私の心には鬼が住む
気づいてしまったのは小学生の時
手を繋いで通学していた彼女が
担任の先生と楽しそうに話しているのを見た時
この思いを消し去りたくて
心 ....
窒息しそうなんだ
水に頭を押し付けられ
がぼがぼと喉が埋められる
外で烏が鳴く
きっと黒い
アルビノではない
とっくに殺されている
殺されている
真っ白な道着
居 ....
すきとおってこころにふれる
すういきがころがってはくいき
あなたのこころにながれこむと
くうかんがはずむようにのび
ぐうんとまさつ感じ
こんにゃくゼリーのような愛の流れが
がわたしの胸にと ....
妻と息子はかわいい寝顔でねているが
男はつらいよ
って、
誰か晩酌の思いをわかってくれる
友はいるかね
はぁ・・
たゆたう面影の午後を錯覚として生きているのだとしても。
あなたは葉っぱだ。大きな蓮の葉の形した
あなたはラッパだ。
素敵なクリスタルの星星を宇宙に輝かせる
そうして私の信仰は止むのだろう
....
さん、らん、する、さん、さん、と降りそそぐ、ひかり
の卵、ひかりが、生み、落とす、きのうへの、あしたへ
の、記憶、あなたがいない、そのことのために、はつね
つする、記憶、、、さん、らん、する、さ ....
https://drive.google.com/open?id=1jffx7MTxwd3p2qyb0eptGdIlS7lQZpRR
緩やかに
空気が流れる
初春の宵、
懐かしい匂い
鼻腔を巡り
大気圏から降って来る
息吹く命の源を
ゆっくり静かに散種する
)ああ、魂はうっとりと
)息吹く命の香に包まれ
)何 ....
アナログレコードが、もてはやされると、
もはやひねくれている僕は、
CDの肩を持ちたくもなる。
CDは軽いしかさばらないし可愛いじゃないか。
それに、拘っているレーベルだと、つくり込みも丁 ....
裸木の梢が揺れている
春の匂いが漂う大気に
カラスの子らが群れをなし
春の肉感をついばんで
新たな季節の到来を
心底喜び身を震わせる
春を孕んだ大気のうねり、
若芽はもう膨らんで
....
夜には
僕の肉体は
さらさらさらと、
カーペットの上へ落ちていきます
はだのいろがあおく
こころのいろもあおく
人と一緒にいることに
適さない生物になっているのです
僕は
....
暖かなもの全てが鉛色の死に沈み
永遠は半旗のように項垂れ
希望が蒼い地図のなか迷子になる
顔を背けた神々と姿を現す悪魔たち
剥き出しの恐怖が白い小部屋に充ちるとき、
残されたことは全 ....
僕はマリオネットである
ただ、本当にマリオネットという訳ではない
まるで、マリオネットの様に動くからである
人にこれを買って来いと言われたら
すぐにでも買いに行く
人にこの仕事をお願いし ....
溶けていくチョコレート
だらだら伸びて
いつか水溜まりに
沈んでいくのは
わたしの想い
消えないまま
濁っていく
なにぶん英語が苦手なのでスペル間違えてるかも
人間生まれて息を引き取る迄に果たして何回呼吸を繰り返すんだろうな?
そんなの考えるに値しないの
かな
考えるに値しない事を
生活に何 ....
何となく過ごしている
何となく仕事している
鏡に映った顔が
元気なオーラではなく
少し濁った感じ
ストレスが消えれば
元気な色に変わる
見た目も変わる
鏡に何でも映り込む
....
追いかけては払い 戻され
血の渦が逆流する
沼地に咲く菫 六月の花瓶
雑草をなめる一匹の小羊よ
睡る白い乳房の傍らに
ときに割れた皿で心臓をえぐり
手相が ....
定年を理由に整理解雇されてから失業者になった
無職という存在になってから
十ヶ月近く無為に過ごしてしまった
その間社会から必要とされない人間になってしまったという思いに苛まれた
月 ....
どうせ死ぬんだからさ
生きている間は楽しまなくちゃね
そんなの誰だって思うことだけどさ
現実は
この世の中楽しめる事より
楽しめない事の方が断然多くてさ
たとえば
セックスなんて ....
耐えきれないことを冷蔵庫に押し込んで
明日の朝になれば食べごろになったりして
そうやって生きていくそうやって目を覚ます
多くの間違いのたったひとつだよ
また増えても大丈夫
消 ....
この温もりを
凍らせて保存できる冷凍庫
それがあなただった
最後ハ僕ガ星屑ニナル
邪魔スル重力
全テノ言葉ヲ捨テタ
体ハ透明ナ換気扇
皆ガ眺メル夜空ヲ
唄ニシテ残セル人ヲ求ム
此ノ宇宙ニハ使エル
魔法ガ何モ無イカラ
ひっ算を宙に書き、あの子は何やら計算中。
恋の公式を利用して、成就の確率を計算中。
人生はなんて豊かなんだろう。
昨日は、あんなにもいい日だった。
記憶を引きずることなく過去を全てしる者。
君が笑えば、私も笑う。
大いなる全体となった私は、
宝石を花の上 ....
使い捨てカイロを落としていく
それは伝えられなかった言葉
それは多く貰い過ぎた釣り銭
行き場のないものを踏み締めるのが
過去だと思って歩いて来たから
足跡はやがて発火するだろう
古いかさぶ ....
遊べや遊べ わらしべ一本
わらしべ一本 遊べや遊べ
遊びをせむとや生まれけむ
誰もが一本のわらしべ握り
明日は長者か乞食ぼうずか
種もみの実りを待たずさり
中洲で噛みあう ....
はいずりをするきみのお仕事は
周りの人を笑顔にすること。
口の端っこをぎゅっと上げて
上と下に二本ずつ生えた白い歯を見せながら
声を出して笑っていよう。
「そこにいるだけでいいんだよ ....
手をついて立ち上がれば
ママの顔がいつもより近くで見える。
「偉い・偉い。よく頑張ったね。」
きみを褒めるママの隣では
随分前に亡くなったおじいちゃんが
くしゃり。と目元や額や口の端 ....
はいずりをする甥っ子が
何かを目指している。
上半身を起こしつつ
片方の後ろ足を蹴り上げ
前へ・前へと
何かに向かって。
生えたばかりの白い歯を見せながら
「うーっ。うーっ。」と ....
732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 768 769 770 771 772
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.3sec.