目覚める様に

青い蕚を打ち破り
その帆を揚げろ
綿毛の帆船

種子達は
決して掴めはしないが
その手に
手繰り寄せる
その無軌道な「運命」を

さぁ、時間だ

お互いがバ ....
誰もが一度はあるだろう
口笛で空を天と地に分けたこと
リリィ、お前の名前が落ちないように
今日は晴天の上を行こう
そして誰にも届かない
高気圧の帯で抱きしめるよ
緩やかにたおやかに光が溶け ....
ちいさくてとってもちいさな貝殻があった

優しくてとってもやさしい友達がいた時もあった

幼いころ姉がひらがなの練習をしていた
たぶん卓袱台で宿題でもしていたのでしょうか

対面でそれを ....
クソマスコミは一切報じないが
一番知りたいのは
死人の数が
例年に比べて多いのかどうか
ということだ
そこでちょこっと調べると
季節性インフルエンザで
死んだ人は
一昨年も昨年も
3 ....
かなしみの色は 何色だろうな
僕の体を流れる 血のような赤だろうか
はたまた それとも
底も知れぬような 深い海の群青だろうか

きっと十人十色
同じ色など無い
感情もそれぞれ
まるで ....
それはそれはしあわせな
夢で逢えたから
月の光で遮られて、
僕らを祝福するように
切っ先で黒く染められ、
満開の徒花の底でも
静粛に執り行う夜の柩

縹色のサークレットを夢に被せて
 ....
問:ブルーマンデーの正しい訳を次の中から選べ。
a:青き月曜日、b:蒼き月曜日、c:碧き月曜日。
ちぎれ花びら
ひらり
揺れ落ちて
世の川の瀬に
流れ漂う
目を凝らす
空の果て
悲しさ滲み
なみだ
零れる
愚かさの
只中で
葦は折れ
萎れ行く
されど
祈る
遠く
 ....
 
 山が二つあり こちらの山に対面するのもう一つの山のふもとの一軒の平屋の屋根の上で独り 舞踏を行っているのがわたしである
 それをこちら側で見ているのが一卵性双生児の兄妹である
 わたしから ....
手の中にあるものは見せずに
血の流れだけで育てていく
熱くて冷たい汗が引くまで
ギュッと握ればどうだ感じるか
夢は手相の上でジタバタしている
応援歌みたいに騒ぎ出すよ
運命線を背負ったまま ....
オレはさ
まだ自分のことが
よくわからないんだよね

間違ったものを信じてきて
それを人にすすめて
よかれと思ったんだけど
大枠で言えば
何も間違ったものはないんだけどさ
それって遠 ....
天変でも地異でもなかった
なのに
突然変異の如くあらわれて
人間の社会を襲ってきた

闇雲に
人身に侵入して
その組織を壊すから
人心を恐怖と不安に陥れた

テレビをつけたら
感 ....
とてもつらいことがあったとき

暖かいご飯を一口食べて

涙が止まらなくなったことがあったな



生きるって

そういうことだな
私は魚ではなく
人だから

海は
陸とつながってる部分が
好きだ

見渡す限り海だけの映像は
空恐ろしい

そこに岸があるからこそ
安心して美しいと思える

そして
岸から ....
海沿いに住む人は幸せだ

時には

ただ海を見ているだけで

変わるものがある

あなたが悩み迷ったとき

海は何も答えない

だけど

答えが必要じゃないことを教えてくれ ....
遠い? いや 遠くない
近い? いや 近くない
届く? いや 届かない
わかる? いや わからない

わたしが放るこの球をきみは捕ろうとしなくていい

球はただ転がっていく
 元気ないね どうかした

 顔色悪いよ

 ちょっと休憩しない

 着信鳴ってたよ

 気にかけてもらってありがたい

 でも 嬉しくない

 喜べない 

 この気 ....
悪戦苦闘中なので無理

限られた自由


俺の心をぶち抜いた

キャベツを切り刻み
ニンニクを微塵切り

詰め込んでしまった
7つの銃弾は多すぎ

ロシアンルーレットに
 ....
夜が壊れていくから
窓に包帯を巻いた
朝は舌なめずりして
地平線の先で出番を窺っていた

幼子の泣声、いや
盛りのついた猫だろうか
街路はあらゆる音を
まっすぐに伝えてはくれない
 ....
ええ、いいわ。
ええ、もう、わたし、死にましょうか?


なぜ、悲しいうたばかり
流れるこの街で
くっだらない日常に
悩まされなければならない?


いつかみた、あの子の詩は
 ....
国境なき医師団が。TVCMつくって募金を募っている。
非常事態下だというのに非常識なやつらだ。
おまえらこそ勝手に医者面を隠れ蓑に、
貧困ビジネスやったりスパイ活動やったりしてんじゃねえ ....
すべての親しい者達が消えた日に
おまえは無感覚となりその鉈で
自らを切り裂く
遠い億万年の記憶と一体化し
どうして今此処に居るのかと
自問を続けながら
ひたすら自らを切り裂いていく
終わ ....
とどけるために、思いをこめた言葉は、宙を舞い、無の
なかを漂って、さまよっている。無のなかで、それらの
言葉だけが、有の属性を示している。すべては無なのだ
から、そのなかに有があったところで、意 ....
2020.3.20.

あの人は今… あの日の私は今…
まさか忘れたいのかい?
偶然 擦れ違ったあの人よ どうしてるの?
なんて思ったり… 覗き込んだり見上げたり

探し出したいんじ ....
愛は真っすぐ丘を登って行った
蹄の跡を頂に置き去りにして
光は渦巻いている
春の風がむき出しの土を{ルビ弄=まさぐ}っている

あの日太陽を塗りつぶしたのは誰だったか
わたしの心臓を突き刺 ....
光と影の中で
息を詰めている
都市と星

船は極地の上空にあり、
眼下の地球は
完璧な半球となって見えていた
昼と夜を分かつ明暗境界線を
見下ろしていた

境界線のうち、真ん中から ....
今日は
楽しかった
みんな
またね
って言って
僕は
終電に走る
なんとか
間に合って
来ていた
LINEを
返す
みんな
ありがとう
出会えて
よかった
そしてスマホ ....
ギーギーギー
虫が鳴くと船が進むように
生まれたばかりの膜を破る
複雑だった僕等の言葉を
耳元で油を差す時は
シンプルな感情を孵化させて
奥まで届く方が美しい
風が届かない部屋に
散っ ....
腕に時計を巻き付けた事はありません
家が貧乏だったので腕時計買って貰えませんでしたから
その延長線上を歩いて来たら
大人になっていました
もしかしたら
成長するってそんなものじゃないかな
 ....
遊びトモダチ
トモダチ意識が煮詰まったマブダチ
仕事仲間
仕事以外で
趣味が同じ 夢がいっしょの
気持ちのあう仲間

一切私にはおりません
なので余計な気は使わないし
お金も出ていき ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ウテナasagoh...020/5/5 9:12
ハミングバードミナト 螢4*20/5/5 7:57
五月の歌梅昆布茶1020/5/5 7:15
毎年冬場は自粛しろ花形新次220/5/4 19:48
かなしみの色たいら020/5/4 19:44
unhappy weddingあらい120/5/4 18:54
月曜日クーヘン2*20/5/4 12:29
祈りあおいみつる3*20/5/4 11:18
d'or墨晶2*20/5/4 9:21
スカーレットミナト 螢120/5/4 7:45
王霊トビラ1*20/5/4 6:57
砂の嵐こたきひろし220/5/4 6:32
茶碗ガト6*20/5/4 5:57
堤防7*20/5/4 5:54
うみねこ1*20/5/4 5:51
ブッポウソウ020/5/4 5:18
ほっといて佐白光0*20/5/4 2:06
いつも情報を無駄にしている足立らどみ020/5/4 0:21
ステラホロウ・シカ...3*20/5/3 23:47
あなたへ捧ぐ愛という愛秋葉竹720/5/3 22:24
国境なき疑惑ナンモナイデ...2*20/5/3 21:11
対峙(改訂)ひだかたけし320/5/3 19:54
とどけるために岡部淳太郎120/5/3 18:18
覗き込んだり見上げたり余韻020/5/3 14:16
術もなくただのみきや10*20/5/3 14:00
病院船カワグチタケ...320/5/3 11:18
Lineコーリャ520/5/3 10:01
虫の音ミナト 螢2*20/5/3 7:46
腕に時計をこたきひろし420/5/3 6:56
空気が読めない320/5/3 6:25

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