ダービーが終わった
大戦以来の
無観客のなかで

去年死んだ
ディープインパクトの仔が勝った
父は華麗な走りを
"まるで飛んでいるよう"と表現された
だからその仔は ....
僕たちは、決して残酷な運命が一緒になれないように仕向けた連理の枝だったんだね。



カリスマヒモニートの蛆虫のような生活を、蛆虫たちはうらやんでいた。



ほっそりとくびれた腰つき ....
変化 1

{引用=
かたくなな
個であるかぎり
変ることはない
ゆるやかな
流れのごとく
泣きながら行け

夜の空にいっしゅんよぎる
星のように
泣きながら変れ


 ....
夢を見た日の心は青で綴じる
あわよくば奇跡みたいに乗り継いで
時間という橋を渡りたい
遠近法で描いた今を
掴まえることは難しくて
下着のように透けてしまった
邪魔なものがなくなるまで
コ ....
最低な 最後の恋さ 内定さ
さいていな さいごのこいさ ないていさ




遠く日々ループする氏が記す、プール響く音
とおくひびるーぷするしがしるす ぷーるひびくおと




 ....
輪の正体は不明だという
「黒いカードを渡された」
真っ黒に塗りつぶされた四枚のカードだった。

   この中に一枚ジョーカーが紛れ込んでありますが、
そんなとこを言われてもわからないので ....
星の形のいるかがいるようなところに住みたいってきみは言ってたね。そういうことを聞くたびにげぼでちゃう、と思っていた。きみが何か得体の知れないきみ特有のユーモアをもってしておそらくは希求した果てに選びと .... 気づいたら
こうしてインターネットの宇宙に
言葉を蝶々の折り紙にして
息を吹きかけて飛ばしている
私がいた

だけど
表現の自由が無限に与えられてるなんて
あり得ない

けして
 ....
こと切れそうな灯りが、埃の海に飲み込まれそうな木の床を探している
流れているジャズはスローで、消えないものに心をこだわらせる
まばたきのつもりだったのに眠っていたのか、そんな判断もつかないほど ....
 祖父の無線アンテナが世界中から不幸を手繰り寄せていた
朝はもう昔だ。ツユクサやイヌノフグリに覆われたあの土の
盛り上がった一角、あそこが祖父を埋めた場所だと、誰から
教えられた訳でもなくずっと ....
隙間を見つけたので
懐かしくキーボードを手繰り寄せる
またいっそう愚かになってしまっているけれど
私の指は、
私の指のままだった
明滅する
星が
手を振って
さよなら
伝える

リィン
と鳴る
林檎

よおと
笑う
友人

この世の果てに
最果てはなく
地球は丸く
宇宙は円環

初めの一歩か ....
しゃがみ込んだら前が見えない
空はこんなにも明るいのに
歪なポーズで身体を包んだ
身のほど知らずな生き物が
道路を塞いで嫉妬している
ハイウェイみたいに走れたら
戦いの日々から抜け出せると ....
「妄想の限りむさむだと してしまうのも余興にはいいが」

 もうこの手の膨らみは囁かに殺そうかと思うのです 。現実は朝を迎え入れるだろうから。さあ目覚めなさい、妄想の檻の中で何時までも漂い続けるこ ....
お父さん、俺たちこれから先
コロナ入社って言われるみたいなんだ

そうか、お父さんたちも
バブル入社と言われたよ
恵まれすぎて使えない新人類だって
そして経営層になった今
新型コロナウイ ....
新型コロナウイルスが
クラウドファンディグを
立ち上げたらしいと
ネット上で騒ぎになった
絶滅危惧種を守る資金を
募集しているらしい
目標額を越えたらしく
第二波の準備に入ったらしい
 ....
カゲロウのようなヒトだと
おもったんだ。

はじめて
からだをあわせたしゅんかん、
カゲロウのようなヒトだと。

うまれたときから、
たべるための、
はなすための、
クチをもたない ....
心がほしかった。
だけど手に入れられなかった。
そうして老けていく。
老けていくんだな。
恋を2度としないかも?叶わなくてもよい恋ならいくらでも出来るし自由だぜー?
生きてく余地あるぜー?
 ....
目の前にケーキがあるのに
フォークで刺せないのは何故
まるであなたが困るのを
知っているから遠慮したんだ
嫌われるのが怖いから
この一行を死ぬまで離さない
うだるような暑さの中で
生クリ ....
水滴を垂らした
家族写真
父はぼやけ
姉はかすみ
弟はひきつる
母の顔とお腹を擦り穴を空ける

なんだろうコレ
なんでだろう
なんでなんだろう

私は私が憎いんだと思った
たっ ....
ネオンサインが寄せ叩く窓は
夢を見たガラスを透かす
目をこらす必要をなくす
海に飛び込む白いスカートを捨てる
青さを強調して落ちていく
太陽の向こうに夢見たまま死ねよ
怖さばかり言う
ひ ....
空を見上げると
青い悩みが売れてしまう
それは誰かが路地裏で
書いた絵のような話
君の重さを知りたくて
レースのカーテンを抱いた
微熱を出したみたいで
裾が千切れて叫んだ
不器用な針と ....
良い本に出逢いたい
そう思って図書館へ行く

どんな本でも読み進めば
プラスになるけれど
今の私に必要な本に出逢いたい

たくさんの本に囲まれて
たくさんのテーマの本が輝く

静か ....
ふにゃっと
だらしない
わたしの字
力強い
あなたの字の隣で
なんだか居心地悪そう

二人の名前を
試しに書いて見た
真っ白な紙は
清潔過ぎて
今のわたしたちを
良く表している ....
金脈の砂上に砕氷する名前を乗せ、
軽くさざら、跡形もなく影を追う

遠い昔に爛れた星が簡単に吹き消されてしまう。
今、風の強さよ、焼け落ちた白樺の腕を這い
身を冷やかす、心地よく行く回転木馬 ....
落ちこぼれの僕たちは、硝子瓶の外へこぼれ落ちてしまおうぜ。
美しいだけの硝子瓶の外へ、泥臭いトレッキングブーツを履いて。
綿よりも軽いシナリオと
彩りのない映像で
海に向かって歩く度
割れていく海を記録する

無数にそびえるアンテナに
届くことなく墜ちていく

砂の日々、風に流され遠ざかっていく
台風の ....
やかんの中は暗闇だった
私の心で開いてあげよう
行き止まりのない夜空を広げて
プラネタリウムみたいだな
星が飛び散るから
コンロでやかんを
沸騰させてはいけません
夜に出会えた恋人たちは ....
空蝉が泣くような強い雨に導かれて
照り返される、夏の名残に、
逃げ出した若者たちを追いかける
蒸し返すような青い海が私の故郷とあるだろう。

もう誰の肩書きも忘れた 太古の地に芽を生やし
 ....
テレビ電話がリアルになってしまった
あの棺のようなディスプレイに写っている
人物の言葉より
その背後のほうが多くを語っている

たとえば本棚を背に選んだわけとは…
いったいなんぼで ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
青い馬花形新次220/6/1 18:22
軽い眩暈viraj020/6/1 17:58
小詩集・変化岡部淳太郎0*20/6/1 17:06
群青ミナト 螢220/6/1 14:27
回る日々水宮うみ2*20/6/1 9:48
黒いカードアラガイs6*20/6/1 2:07
ワンノートサンバ万願寺2*20/6/1 1:11
たがら何とこたきひろし620/5/31 23:03
愚かさの取り分ホロウ・シカ...1*20/5/31 22:26
帰郷ただのみきや4*20/5/31 17:11
_もっぷ320/5/31 16:58
恋昇り挿し詩3「一ノ世ユイトの独り言『ボイジャーへ寄せて』」トビラ220/5/31 13:27
タイヤの詩ミナト 螢3*20/5/31 7:47
幻日逃避光あらい020/5/31 0:14
コロナ入社イオン020/5/30 22:38
コロナドットコム020/5/30 22:37
いつも草野大悟2120/5/30 22:22
神も仏も!杏っ子020/5/30 18:13
恋心ミナト 螢120/5/30 16:35
今日も気のせい秋也2*20/5/30 15:36
這 いずる120/5/30 13:42
イノセントミナト 螢220/5/30 7:50
図書館夏川ゆう120/5/30 5:30
意気地なしの文字卯月とわ子220/5/30 2:43
ぬかるみあらい120/5/29 22:04
落ちこぼれクーヘン13*20/5/29 12:32
自由な火の鳥邦秋4*20/5/29 9:39
夜のフレーズミナト 螢120/5/29 8:54
遣らずの雨あらい120/5/28 21:48
覗き背後ナンモナイデ...3*20/5/28 21:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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