仕事終わって家に帰れたら
明日の仕事に差し支えないつもりで呑み始めたが
つい酒の量が度を超えた

それでも呑みたりなくて
呑み続けたら
酒が切れた

切れたら繋ぐしかない 
 ビール ....
原初
それは祈りであった
木蛇岩月火水
我々はそこに集い
命に触れ
言葉を捧げた
それは祈りであった
祈りは歌になった
我々は一つだった

原初
それは号令であった
我々はそれ ....
あなたはいた
いたはずなのに
見えない
いろんな音を残して
消えてしまった

いろんな音があるから
退屈しないはずなのに
何かがえぐられてるらしく
何も手につかない
どの音にも手が ....
ブナの樹が荒風にもまれている
窓硝子にその小枝をかつかつと擦り付けて

(短針の銃口は2:00をさす)

サイドボードの上の小ぶりの兵隊たちは
突撃の姿勢をとったまま永遠の停滞の中にいる
 ....
同じ人間なのに
平気で約束破る人がいる

同じ人間だから
必ずきっと
約束守る人はいる

同じ人間だけど
約束交わす相手さえいない

同じ人間なのに
平気で殺す人がいる

同 ....
陽は落ちて
辺りはひっそりと
静まり返り
あんまり暗い
夕暮れだ

玄関先では
見知らぬ声が
会話を交わし
部屋を
ノックして
歩き廻る

濃くなる夜闇が
ざわめき始め
 ....
疲れてるんだね
お疲れさま
もうすぐで今日が終わるよ
明日になればまた
今日が始まるよ
繰り返しじゃないよ
二度とない今日が終わって
二度とない今日が始まるよ
今日はお疲れさま
妖はこの世の悲しみ
女郎蜘蛛の恋
ながりゆるみじぬあてぃん     流りゆる水ぬ在てぃん
がれちぬあとぅんかい       瓦礫ぬ跡んかい
りんどうぬはなぬさちゅる     竜胆ぬ花ぬ咲ちゅる
ゆちゅぬさちや       ....
低い山を時間をかけてゆっくりぐるぐる登りたい

そんな自分を許したい
宇宙を呼吸せよ
哀しみは何時か消える
宇宙を呼吸せよ
苦しみも何時か消える
宇宙を呼吸せよ
星々が喜びを連れてくる
このコスモロジーは
人生にYESという
逃げ道を探してる
俯きながら探してる
今夜はどこで眠ろうか
老婆が生きる術はない
天使たちが飛び去ってしまったから
まだまだ青い雑草の群生
ベッドにするには役不足

夜通し歩いて迷子に ....

曇り

水滴
雨粒
駆け足
…雨

……


また…
詩を書けなくて困ってる
詩を書けなくて焦ってる

なのに
頭の中の宇宙には
相変わらず詩の埃が立ち上り
降り積もっていく

詩はけして無毒じゃない
毒を持っている

詩人はその毒 ....
昔からの知り合いに
手紙をだすように詩を書こう
でもぼくには
昔からの知り合いなんて
じつは一人もいない
だから
かなしいから
遠い外国の誰かにあてて
詩を書こうかな
その人が一 ....
夜、寝る前になって
やっと止まる原因不明の嘔吐感
医者はばんばん薬を処方し
私はばんばんそれを飲み
そうして実は気付いている

吐き出したいのはこの魂だ
上手く吐き出せない現状に
吐き ....
Speaking of which,
そういえば
There's something I haven't told you.
君に伝えてないことがある
Should I tell you a ....
生への執着
生きることが喜びになる日が来るとは思わなかった
死こそ救いと思い込み
河川敷を彷徨ったあの日
オーバードーズで朦朧とした頭で
ふらふら、ふらふら
知らない人の呼びかけに答えるこ ....
なきゃいけないものは
一つもないが
うしないたくないものは
無数にある

どうすればいいんだろう

誰かが
はなをすするたびに
昔から不安になる

自分らしく
というけれど
 ....
汚された問いたちが
土に染み込んでいく
痛みは深く沈み やがて
冷たい地下水へ触れ
泉となり湧き出す
目を閉じ沈黙の小川が流れる
恰もきらきらと明るい
朝露の中で
岸辺に小さな花が眠る ....
紙飛行機じゃ重そうだから、かみひこーきを飛ばそう。
ひらがなを覚えた頃の、あの、とてつもなく軽い心で。
山寺の宵
庭と向き合い
和尚とふたり並んで
座禅を組む

拍子木が鳴る
鎮まり返った境内
前方の山が霞んでいき
ひっそりと夜の帳が下りる

庭風がなで
蚊が飛んでくる
一匹目  ....
部屋
職場
部屋
職場
部屋
職場
部屋
職場
部屋
職場
部屋
買い出し
部屋
職場
部屋
終わったテレビが砂嵐になっても

続いている物語

今日ごはんを噛みました

敗北者の味がしました

必要なのは

それでいいと言ってくれるひと

それとも

それ ....
ひょっ
ひょっと
くいっくいっ
ひょっ
ひょっと
くいっくいっ

縁を歩いている
縁と言っても樽の縁であり
樽と言ってもただの樽ではない
縁の幅は一尺ほどもあろうか
それ ....
十月の夜の空
星が見えない


昼間なら何の拘りなく空を見上げられるのに
夜になるとそれが出来ない
怖くなってしまうのだ

未確認飛行物体の放つ強烈な光にうたれ
そのまま自分の存在が ....
僕たちはどこまでもすれ違い憎みあう存在さ。



秋桜があんなに純粋なのは、きみのせいかい?



難しい学問やあらゆる教養が退屈を紛らわせるもの似すぎないのはしってる。



 ....
薄暗い
漠然と広がった
空間のなか
台形の
ノッペリとした
大人の背丈半分程の
鉛色の工作機械が
等間隔で何台も
一列に並べられている

大きな金属音があちこちから
互いに呼応す ....
今の私はネガティブで
未来のことなど描けない
ポケットにナイフを忍ばせて
自分の喉をかき切る覚悟
骨を拾って欲しいとも思わない
この世にさよならしたいだけ

命あるもの生きようとする
 ....
怒鳴られるくらいなら
死んだ方がマシだと
余裕のない思考が支配する
恐ろしくて足がすくむほど
彼のことが怖い

死んでしまえば
もう怒鳴られない
もう怒られない
極端な思考が支配する ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
若気の至りとは言わないこたきひろし220/10/13 23:46
はじまりのうた六九郎020/10/13 23:33
音の約束木葉 揺3*20/10/13 23:08
幻影のコンバット道草次郎3*20/10/13 23:00
約束におは付けないでこたきひろし320/10/13 22:43
生誕ひだかたけし420/10/13 21:49
またリィ2*20/10/13 20:15
佳人薄命につき020/10/13 20:11
流りゆる/照らしょうりAB(なかほ...220/10/13 19:51
休職TwoRiv...4*20/10/13 19:20
宇宙渡辺亘120/10/13 15:22
逃げ道無限上昇のカ...220/10/13 8:39
逡巡ヨロシク020/10/13 8:07
詩を書けなくてこたきひろし420/10/13 6:44
詩手紙道草次郎1*20/10/12 23:23
詩の言葉で魂をひだかたけし1020/10/12 21:51
ずっと伝えてないことがある月夜乃海花120/10/12 21:16
生きていたい無限上昇のカ...220/10/12 20:47
道草次郎3*20/10/12 18:03
花の朝につき5*20/10/12 12:35
かみひこーきクーヘン7*20/10/12 12:01
問答もちはる2*20/10/12 11:11
一週間ヨロシク020/10/12 8:04
シグナル6*20/10/12 0:43
縁を歩く六九郎2*20/10/12 0:21
泣き歌は書けなくてこたきひろし320/10/12 0:11
悲しき秋viraj120/10/11 22:48
〈根源悪〉の原体験(改訂4)ひだかたけし320/10/11 20:37
ネガティブ無限上昇のカ...320/10/11 20:36
詰み120/10/11 18:44

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