「風理」
退屈そうに
地球儀をまわしていた
かみさまが
ふとした拍子に
ついたためいき
あたし
地図は読めないんだけど
風図は読めるの
ぼく
地理は苦手だけど
風理は ....
もしもあの時
もうひとつの道を選んでいたら
今の私に出会えただろうか?
道しるべのない道の途中
知らずにすれ違う自分に
どんな声をかけただろうか?
もしも今の私より幸せそうだとした ....
僕は かつて 昔
新宿の裏通りで 僕は
たぶん ロックのCDを
店の中で見つめていた
六色の鮮やかなオニギリ型をしていた
マックが そして 並んでいた
ぺぺのテーブルを覚えてい ....
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
うたいたいうたはない
....
きみは遠い世界の春を抱いて、シャンソンに合わせて身体を揺らせている、昼間は夏のように暖かかったけれど、夜は北極のように凍りついている、電気ストーブよりもいくつもの薪をくべた暖炉が欲しくなる、そんな ....
寒い寒いさむいてる
部屋の中で川が二日降りの雨で濁ってる
おまたせしましたな
バック・トゥ・ザ・ドア
どっちに戻ってる?
日立製のヒーター
しがらみが詰まって燃えなくなる
ソーターの ....
繋いでいたいから
離れて行く
風船に手を伸ばして
掠めた指先と赤い糸
結んだおみくじには
書いていないこと
信じなくて待っている
遅れてごめんといいながら
新春過ぎの春風が吹く
風船 ....
はじけてみないか シルバーポップコーン
はじけて生きよう シルバーポップコーン
安楽死法が施行され
ちょうど三年目
ついにうちのばあちゃんが
安楽死を決めました
あんな体だからいったい ....
クレジットカードが何でその金額を精確に洩れなく銀行口座からお金を
引き落とせるのか、については(むにゃむにゃむにゃ)、説明出来ない。
wi-fiを使ってインターネットに接続して、映像サイトの映 ....
キャンピングカーに乗って
行き当たりばったりの旅。
その街の人々を眺め
その街の人々を感じられる場所に行き
一緒の事をして
一緒の物を食べる。
そんな生活をして
暫くして ま ....
一般的にワクワクするような
チンチンを
ワクチンと呼びますが
美人若奥様に
あなたにとってワクチンとは?
と街頭インタビューを実施したところ
1位が長いチンチン
2位が太いチンチン
3 ....
1.春霞
まだ見ぬ窓は
美しいだけで意味を含まない
詩集のようでした
干からびた紅茶のつじつまが合うころ
存在はただ
うすぼんやりとした夕暮れをむかえ
ときに遠ざけたいほど臭かっ ....
「何が一番楽しかった?」
夕暮れの帰り道で
君が尋ねてくる
「そうだな……
公園からの海がきれいだったし
カフェの中が涼しかった」
「カラオケはどうだったの?」
「あっ! も ....
仕事を終えた電車の中で
ついポケットから取り出すスマホの画面に
誰かからメッセージはないかと、探す
家に着いて
ポストの蓋を開けては
誰かから便りはないかと、探す
忘れた頃に届く
....
ゆらゆらと ゆれているのは
あの水平線の曲率だ
タイドプールのうたかただ
存在のあいまあいまのいきつぎと
あるべきように ふるえている
水面で浮かんだ小魚のひれや
銀鱗に細められた ....
ねえ、一番多くころすものってなんだ
戦争?
それは数千万人
疫病?
うーん、それは最大数億人
天変地異?超巨大隕石とか、氷河期とか?
それは最大全人類
じゃあ ....
鉄のゲート
鉄条網
煙突
悪臭
ユダヤ人
行列
灰の道
死の扉
ふたりのいとはどうかせんのように
じりじりとくちてく
あのほしはあおいさかなのめ
いませかいじゅうでなんにんのひとが
かーてんをあけてまどのそとをみただろう
かぜがふく
....
遠くから
常に
私の後ろを雷鳴がついてくる
ただ稲光りは私の身に起きているのであった
雨のおとがした
雨がようやくふっている
昔僕は見ていた
喫茶の窓にいた 新宿で
僕の 待ち合わせた
派遣会社の担当者の顔と姿を
同い年だと 彼女から聞かされた
窓の雪の残っていた日に 外を
並んで歩いた時の風景を
ごく薄い光が、土を透過していく。
草原の体が揺れ、水が、根や枝を広げている。
街はなにか約束を結んだ後のように沈黙している。
明るい方角を向くと、線路の北側は水圏。
草原の向こう、渓谷 ....
この服を脱ぎたい
そうしたら
気のいい単語と
すこしの助詞や助動詞たちを連れ
ピクニックにいくんだ
パラソルの下で
サンドイッチを食べる
貝殻を覗いて
蟹を見つけたり
珊瑚や不思 ....
夢の夜空に星々は
巨大に不穏に輝いて
渦巻く星雲が三つ四つ
眩めく明るさに発光し
それぞれの存在を鮮やかに
闇のスクリーンに穿っている
夢の夜空はやがて刹那
一つの艶かしい発光体とな ....
シラフでいられる奴の気が知れない
アホみたいなことで
大騒ぎしているが
その実何とも思っちゃいない
後から見ると
何にも残ってない
誰も覚えてりゃしない
一体何なんだ!
何がしたい ....
寒さで萎れた花壇にスコップを刺した
霜が降りたから もうしょうがないから
厚手のダウンジャケットを着込んだ体で
刺して 土に還す
枯れてしまったな
溶かしたシュガーで偽になったコーヒーを ....
{引用=「すべての月曜日は青い」}
Cerurean Blue Monday
{引用=セルリアンブルーの月曜日}
Cobalt Blue Monday
{引用=コバルトブルーの月曜日} ....
原発事故から十余年
突然変異でタマキンが四つある
男子が生まれるようになった
彼らはT4と呼ばれ
その数は増加していった
それまでのタマキンが二つの男子は
便宜上T2と呼ばれるようになった ....
罪の数だけ歌って星が降るよ 涙零した背中だけ
手に濡らし揺らす痛みあなたを前に少しほどけて
彼方に馳せるその告解の薄く白いベールは揺れ
一人去り行くあなたの足音
静寂 数多小さな夜を照らして ....
地球を一周して君に届いたら少し笑って少し泣いてそうだねと目を伏せる
それができる君だから今ここで黙ったまま
僕のすべてなんて頼りなく
花弁が揺れる揺れる
頬に薄く刺した赤 今は触れることもなく ....
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