白紙が僕にとっての鏡

黒いペンで繊細な心模様を描く

色の数より多い言葉の数

筆でいくつかの言葉をつついて

構想と言う名のパレットに乗せる

ブルーでブラックな心境の時

 ....
泥濘の
市井で
こってんこてんに
なって
ずぅーんずぅーんと
沈むような
どす黒い
不吉なわた雲のような
詩や
げいじゅつや
エンタメが
その
一切の
精彩を欠くような
日 ....
Pm 9.00過ぎても沈まぬ太陽
日照時間が伸び 上がっていく体温
raincouverと名高い
雨ばかり降り注ぐ陰鬱な街でも
この時期だけは拝める
揚げたてのFish and chips  ....
輪切りのレモンが
顔に降り注ぐような朝
希望の匂いに迫られて
僕はとにかく目を開けた
街も人も穏やかな速度で
全てを愛せると思った
階段を降りても
地獄には落ちないと信じた
白い口癖を ....
仕掛け花火が好きだった

真夏の一夜
打ち上げられて 一瞬 大輪の花を咲かせて
儚く消えて仕舞うような花火よりも

その夜
私は幾つだったんだろう

子供だった

その夜
私は ....
{引用=蝶の行方}
レモン水の氷が鳴った
白い帽子に閉じ込めた
蝶はどこへいったのか

太陽が真っすぐ降る
眩い断頭台から眺めていた
あの蝶の行方

自殺した詩人
現実を消去して残 ....
{引用=くらしがある
声がある
間違いがあって
 ....
体調がすぐれないせいか
気分もすぐれない

食欲がおとろえている
食欲のおとろえは体力を奪い
悪が循環する


遅く梅雨が去った
八月
その後には連日猛暑日が襲ってきた


 ....
「青森挽歌」
を読むと
もう いいんじゃ
ないかと思えてくる
生活へ すすんでも
かまわない
のだと
かんじる

詩の
気恥しさや
柵 を
のりこえる
その
き ....
ご時世理由に引きこもり
机上に描く悲喜こもごも
蒼い馬にこの身を預けて
たゆたいながら沈まずに

時に追い残された人たち
無名になってしまっても
何百年もそれよりも永く
文字だけは残っ ....
病院だった。身体中に青いペンキを塗った人々が、病室のベッドで睦み合っている。一階から五階までおおむね全ての部屋がそうなのだ。不思議と廊下や待合室はしいんと静まり返っている。外は薄曇りでところどころ陥没 .... 自称詩人にも
ハナクソぐらいの
恥じらいはある

普段、昼間から
投稿しまくっていると
「ははーん、さてはコイツ
働いてないな」と感づかれるので
なるべく我慢している

しかし、世 ....
路上には浮かれた連中が捨てていく安易な欲望の欠片だけが残されている、どこかのビルの三階か、四階あたりにあるスナックの開けっ放しの窓から聞くに堪えない歌声が垂れ流されている、腐敗してドロドロになった .... ひざから下のなま白い肌

へんなむしが付いたら厭でしょう

こんなにきれいにしているのに

だから徹底しているの

たたみの上へ上がりこんで

家主にはなんの断りもなしに 汚らしい ....
目下の馬鹿々々しい状況を

変えることの出来る

突破口を

ふとしたことで見つけた

イザベラを迎え入れる為にも

少しずつでも

手をつけることも

疎まれる様な現実を ....
失い
出会い
築いては
失い続けて
底を貫く本質
掴み取れたのか
沈んでしまうのか

進む船の舵取り主は
己が意志、病に抗う意志
沈んでしまうのなら仕方ない
精一杯やるんだ、何度 ....
夜道でひとりになると
良くないことばかり考えてしまう
星が綺麗なのに
過去に囚われた両足が
金縛りみたいに動けなくなって
全てを振り切って前に進めるような
魔法の言葉で自分を差し出そう
 ....
もう一度
話そうということになったけど
もうなにをどう
話していいのかもわからない
君の声を聞くのが
ほんとうはこわい
君も
たぶん一緒かな

ぼくは
もう以前の君の知っていた
 ....
はじめまして

こんにちは

ぼくは転校生

東西南北の地平線からきました

ぼくのおかあさんは

おとうさんです

おとうさんは

おかあさんではありませんが

おに ....
何となく生きている
僕のいる今はそんな朝
食べ飽きたトーストや
冷めたコーヒーが
さよならの条件に当てはまる
燃えるゴミの日
本当に捨てられるのは
僕だったんじゃないか
生きる意味とか ....
暮らしの貧しさは容易に数字に出来るけど
人の心の貧しさは容易に言葉や文字には括れない

日々の仕事に心底疲れながら
休日にそれを癒せない
そこには命の貧しさが潜んでいるからだろう

平凡 ....
何も決めずに
何の情報も頭に入れず
君と気ままなドライブ

初めて通る道はワクワクする
この先に何があるのか想像して

あまり有名ではない場所
有名な場所へ行くより
新しい何かに出逢 ....
今までとこれからのあいだ、

クリスマスと大晦日のあいだ、

仕事収めと収まらないのあいだ、

夜と朝のあいだ、

頭の先とつま先のあいだ、

始まりとお終いのあいだ、

指先 ....
素焼きピスタチオを食べて
ビールを飲んだ夏

なにもなかったんだって
知ってるから
ビー玉の星を探す

ルービックキューブなのか
キューリックループなのか

わからないほど
運命 ....
原爆で死ぬのと
糖尿病からの
合併症で死ぬのと
死には違いがなく
どちらも等価である
ことを考えると
私は敢えて8/6を
全国糖尿病死者慰霊の日にして
広島の原爆公園で慰霊式を行った
 ....
モノノケ準え、型紙だけが戯けている
薄情な者ですが姿だけを残していきます
そのうち、枯れるでしょうが

煌びやかなリネンの死体袋に
薄紅の陽の欠片を加護めた
面影を散らした数、樅木の鐘が鳴 ....
暗闇に蒼白い河原の
小石夥しく静まり返り
流れ動き澄む川は無音
黒く光る水面の異様
恐るべき氾濫を孕み
奥まった沈黙を保つ

決して終わらない不安は
この沈黙という深い謎に
剥き出し ....
自分で揚げた、揚げたての
一キロあたり213円のポテトフライを
食べながら、ふと思う
しあわせだなと、恵まれていると
現在、働いていない
それなのに
氷入りのコーラを
朝からがぶ飲みして ....
  海の背中に鳥が落ち
  八月半ばが焼け進む
  青みと光と電線町よ
  白光の出口のようで
  ただの真昼の三丁目
  蝉が鳴き止まないと
  見知らぬ死の名前を
  あなた ....
花は枯れてゆく
虫は絶えてゆく
人はそれを見て
強く生きてゆく
命が歯痒く
網戸を閉めても
自分の中に明日を描く
背ばかり伸びて
夢に届きそうな朝は
肩が広かったら
庭を作りたい
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
Self-portrait320/8/9 16:58
まどさん道草次郎3*20/8/9 16:05
Summer in Vancouver 020/8/9 15:11
世界の始まりミナト 螢120/8/9 15:08
仕掛け花火のようなこたきひろし320/8/9 14:30
夏の囚われ人ただのみきや2*20/8/9 14:06
出帆道草次郎2*20/8/9 12:41
丑三つの時にはこたきひろし120/8/9 11:14
境地道草次郎2*20/8/9 10:56
フラワ枯れたと誰か笑ふ足立らどみ0*20/8/9 8:59
柳蔭日記 2020.7春日線香320/8/9 7:11
灼熱の自称詩人花形新次020/8/9 6:58
失点ホロウ・シカ...2*20/8/8 23:02
へんなむしなけま、たへ...020/8/8 21:20
イザベラを迎え入れる為にもジム・プリマ...1*20/8/8 19:41
魂の行方ひだかたけし220/8/8 19:10
暗闇から手を伸ばせミナト 螢020/8/8 18:55
もう一度道草次郎3*20/8/8 15:59
転校生2*20/8/8 11:59
生活ミナト 螢2*20/8/8 8:08
傘の下に降る雨こたきひろし1220/8/8 6:24
気ままなドライブ夏川ゆう220/8/8 5:10
視野福原冠120/8/8 2:35
悲星立見春香3*20/8/8 1:18
慰霊花形新次020/8/7 21:58
単細胞生物のイブあらい120/8/7 19:53
界の未知ひだかたけし220/8/7 19:47
詩人もどきジム・プリマスの生活ジム・プリマ...2*20/8/7 19:04
白い八月星 ゆり420/8/7 16:31
人間開花ミナト 螢220/8/7 13:19

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