オシッコをしたら
ピンク色の
かなしみが出た
病院へ持って行ったら
おめでとうございます
と言われた
名前はもうお決まりですか
しばらくは安静です
そう言って先生は笑った
看護師さ ....
毎夜夢に現れる人達の
考えていることが見通せない
それぞれがそれぞれの意志を持ち
それぞれがそれぞれの言動を繰り広げ
夢の中はまんまブラックボックスだ

私の夢なのに!私の夢なのに?

 ....
夏の哀しみは
私の哀しみ
涼しさを運んでくれた人は
私の恋人
この暑さが
哀しくて
哀しくて
いやになる
哀しみよ
私の体を通り抜けて
喜びとなれ
スマホと
インターネットの普及が
もたらしたものは
人類の誰もが
表現者になり得る世界
正確にいうと
そう勘違いさせる世界

その結果
大量のゴミが
毎日毎日
止めどなく排出さ ....
誕生日は王様になれるんだよ
と君が言う
特別な贈り物に特別な食事
お祝いの言葉と笑顔
僕は王様ほどの権威も財産もないが
今日は王様のように幸せだよ
誕生日にはプレゼントや食事ではなく
幸 ....
砂糖を補填する仕事を終えたので
無期の休暇をください
夏はどこまでも広がる空
襲いかかる雲は光を彩り
私たちと思想を違えている

もしかしたらと期待しては
裏切られてきた海鳴りの姿
信 ....
こんなに暑いんだから
心も身体もうだる
歩くのもやっとで早く日陰に入りたい
そんなとき
おかあさんと可愛い声が歌っている
あっちのほうから
自転車のペダルがリズミカルにやってきて
夏のカ ....
少しでも
落ち着いて いこうと
山並みを
ながめていた
鉄塔 があった
足元の
金魚草が ゆれた
風が
吹いた
スナネコの赤ちゃんが 産まれた
テレビが言った
土曜 ....
家の財布からお金が出払ってしまった

家を買ったら
すっかりお金に余裕が無くなってしまったのだ

なのに嫁さんは家計簿つけてなかった
俺はそれなりに稼いでいたけれど
嫁さんは事情があって ....
君と出逢ったあの場所
今も色褪せていない

そう言えば
もう何年も行っていなかった
掘り出し物が多い古書店

君は時々行っていたらしい
本を読む時間がない

たまたま同じ
本を探 ....
新聞はやめました
テレビ欄と死亡広告くらいしか読まなくなってましたから
三面記事の数行の事件や事故にも
興味を無くしてましたから

同じ時期に
町内会も退会しました
隣や近所の付き合い ....
くずれてく
私の顔が
シャワー注ぐと
あっという間に
なくなった

首から下だけの私
それにしても
顔だけがくずれる
それを知ってたのか

私はどこで考える

いらないのだ
 ....
この夜に目醒め
この夜底に触れる
私にはもはや
親兄弟家族親族はなく
現世的無縁仏だ
円やかな現世孤児だ

そこでは
 私という存在が剥き出しで
そこでは
 私が真っ裸のすっぽんぽ ....
家族だから、ですって
家族か否かって昔馴染みな軸だよね。

甘やかしてもらいあざーすです。
自転車を押す君が単線を渡ると
図ったかのように踏切が鳴り出した
いつものようにぼくは何もつかめないから
警戒色みたいな棒に文字通り遮断された
蜃気楼の中から電車が見えてきた
向こうの君は張り ....
メゾン・ド・ウジキントキ






●●●●●●●●●●●●●●●ひぐらしの声が 波だ〇
●●●●●●●●●●●●●●くらしの 高温注意報の〇〇
●●●●●●●●●●●●●はしばし ....
世界が変わっていくのが恐ろしい
人が死んだり
気をつけないと私が死んだりする
生きてることは
死ぬかもしれないこと
気づいてしまった五歳児の悲しみ
目を背けて見えないふりが
難しいね
 ....
ターコイズブルーの湖、三つ
ねっとりと動かず
こんもり黒々とした山々の頂きに
ぽっかり ひっそり
横たわり在る

(空は妙に白く透き通り
皮膜の裏光り)

湖は波一つ立てず
こちら ....
わたしがぞうさんだったころ
大きな大きな夢と希望と
ありあまる時間と可能性と
努力すればいくらでも磨ける若さと才能と
確かな記憶と集中力と
眠らなくてもどこまでも歩ける体力と
持て余すほど ....
逃げるように追う
生と死が紙一重で競う
ライオンが腹を満たした後
バッファローの白骨が赤土の上に横たわる

お前の第三の目はそれを焼きつけ
命が永遠に巡る清流を捉える

魔が差して 両 ....
ぶっ壊れたのが
ほうられて
くさりながらも
笑ってる

わるいこころが
湧きだして
よごれくすんで
何もかも
消えたくなって
でも
きえず

んなこといや
おこられる
い ....
子供のころ
ある 二月の夜に
こんな
   ふ
    う
     に
      電
       線
        を
         伝
          っ
   ....
海が見たい とつぶやいた
あなたは今日の今頃は
白いベル付きの
ドアの向こう

あなたののこした
たった一つの
小麦色の帽子をもって
記憶の底の海へ行こう

※※※※※※※※※※※ ....
やわらかいことばで
伝えようとすると
よけいにかたくなに
なってゆく

ひとは水なんだってさ
そんなことも



夕方にもなればようやく
ひとごこちのつける
その風 ....
空になった麦酒の樽が火傷する位に熱くなってる
アサヒビールも麒麟もサントリーもサッポロも
あっ企業名書いてしまったよ
まったくもってけしからんな

スーパーやドラッグストアやお酒の一般店から ....
ちなんで、もしも、である前に
観察するだけのキャットファイトを
虫の温かみで、あざ笑ってみせよう
高熱のオクターブで赤ペンを溶かして
番犬をレンチン、はっかの匂いがするのだ
葉脈のふ ....
なんかなくしていって
傘の色が透明だと便利だけど
コンビニで買ったりして
適当に置き忘れたりして

なんでもそうかもって
好きだった本とか
場所がないから売ったりして
Kindleで読 ....
小さなポシェットひとつで、あなたは何処へだって行けるんですよ。
もちろんポシェットふたつでも、おそらくポシェットなど持たずとも。
夜明けとともに
星座から手紙が漂着する
卍が印された切手を剥がして
ガスコンロの火でそれを焼く
それから二度寝をしたら
ウラン鉱脈の至る所から水滴を集めてきた子供が雪原で蹲り耳を塞ぎながらア ....
星の刻
ぼくは砂漠のトカゲで
歩き疲れたラクダは銀河を見ていた
水溜まりにはジュラ紀の鬱蒼が
ネアンデルタール人の女の子とも恋をして


{引用=弄ぶ時流のうねり
倦むことなき鍾 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
しるし道草次郎220/8/22 23:23
夢の他者(改訂)ひだかたけし4*20/8/22 20:46
断片渡辺亘020/8/22 19:24
バイデン花形新次120/8/22 18:12
誕生日葉leaf020/8/22 16:48
シュガー&ペッパーよしおかさく...020/8/22 13:47
真夏のメロディ灰泥軽茶120/8/22 9:36
休日道草次郎120/8/22 8:33
お金が無いのは何も無いに等しいこたきひろし4*20/8/22 7:59
そう言えば夏川ゆう120/8/22 5:39
暗いニュースの合間に明るい話題こたきひろし220/8/22 0:30
顔のない明日へ木葉 揺1*20/8/21 22:45
宇宙の風道ひだかたけし620/8/21 20:50
That's all.鵜飼千代子5*20/8/21 20:21
ゆうやけのくにカマキリ620/8/21 20:15
メゾン・ド・ウジキントキ[group]るるりら520/8/21 17:54
生きてるよしおかさく...120/8/21 16:21
在るひだかたけし2*20/8/21 13:31
わたしがぞうさんだったころ (童謡「かくざとういっこ」によせ ...Lucy620/8/20 21:09
サピエンス220/8/20 14:33
道草次郎2*20/8/20 11:01
二月の夜にGiovan...4*20/8/20 9:49
はまなす620/8/20 9:33
はなびAB(なかほ...420/8/20 9:02
殺人兵器 猛暑こたきひろし220/8/20 0:11
春休みの宿題訴訟星 ゆり420/8/19 23:21
すこし背中がまるいかもかんな320/8/19 16:16
ポシェットクーヘン4*20/8/19 12:14
時と思想道草次郎1*20/8/19 11:38
星の刻6*20/8/19 10:33

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