命無き波のように打ち寄せる虚ろには必ずふたつの目があり、そのどれもが焦点がずれている、右目のほうが少しだけ内側に入り込んでいるのだ、それはまさしく俺の目であり、早い話、俺は俺そのものに飲み込まれま .... 礼二:ところで、あなた好きな芸能人っていますか?
孝二:そうですねえ、男性ですか?女性ですか?
礼二:んなもん、どっちでもいいわい!
孝二:えっ?
礼二:私はですねえ
孝二:・・・・・
礼 ....
エプロンドレスのお嬢さん、
ミシン鳴らして日は暮れる。
ヴィオロン奏でるお姉さん、
ワイン揺らして逢いに来る。

色とりどりの糸くずが、
エプロンドレスを飾ってる。
布と針とで遊んでいる ....
この星はきっと
拒絶が動かしているに違いない
どんな言葉を使っても
僕の終わりは動くことがない
ある日はすぐそばにあって
どんな心を持っていても
遠ざけたり近づけたりできない

あ ....
あなたのタイムラインが
わたしとは違うと忘れ
選ぶ傘の色
吸い込む煙
小雨の冷たさ
日向、すぐ傍の日陰を見ないで
一緒に音楽を聴いても

吐く息の白、見上げる闇に薄ら
同じになれない ....
見上げる時
既に喪っていると知った光を見つめて
立ち上がり歩いて行ける

いつもいくつもの
波長を受け止めて生きてる
科学的に生物学的におかしくても
星の子

満天にあるのを知ってか ....
稲妻は夫であり稲を探して地に落ちる
結実する為の交配であると
古代のあのひとは言った
必要不可欠と考え
受け入れてきたのかも知れず
あのひとらに私たちの生活があれば
どのように立て直そう
 ....
約束だとおもって
ちゃんと5時に来た
新南口に
だれひとりやってこない
犬もこないし
鳥もこない
なんだよ
かわいい嘘じゃん
それでわたしは考える
拾われなかった小石や
打ち寄 ....
夜ひかるのは
きれいな骨だよ

ねむたくて
消すあかりの
スイッチがみあたらない

かたちのない影が行く
行くのは
僕の中身を
アラームが動作する前に目が覚め
今日もとうとう来てしまったのね
午前6時45分
ベッドでしばし天井を見つめる

前日のやり取りが蘇って恨み節
やっぱり納得いかなかったのね
午前7時55分 ....
家族がぶら下がっている洗濯竿
洗濯槽の中で 
腕を組んだり 蹴り飛ばしたり
しがみついたり離れたりして 振り回され
夕立に遭い 熱に灼かれながら
それぞれの想いに色褪せては
迷いの淵を 回 ....
夜は思考が暴走する。
早く逃げるんだ!
羊の大群は羊飼いに任せて走れ!
早く!早く!追い付かれるぞ!
目を瞑って早く走れ!
早く!早く!早く!
目を開けるんじゃない!
走れ!走れ!走れ!
昼夜問わず足元を覗き込めば鏡張りの星空が瞬いて
そこに少女がひとり棲んでいることを僕は知っていて
角砂糖をひとつ落とす。
甘い曇り空は容易くて
僕は泪を零して 奥をのぞく
彼女はただ黙っ ....
何もかもが逆さまの世界に行きたい
そこでの私は美しく賢く話上手で
誰からも愛されるはずだから
全てが今と逆さまの世界に行きたい

だけど夜の鳥がそれを否定する
耳障りな声で鳴いた後に告げる ....
わたしのおとがする

ぱきん、と乾いた音を
体の内部で何度も繰り返している

それは再生で、
あるいは破壊で

それはひたすら鳴り続け
透過したわたしの身体を
繰り返し
 ....
言わなかったことの中にあるものを
あなたは詩の中に忍ばせはしたけれど
それがあなたのほんとうの願いでないことは
こんなぼくでも少しは知っていたと思う

あなたはやさしくない
宇宙がやさしく ....

トンネルに入る瞬間、お前の瞳孔は開く。
嘗て獣だった頃、お前は俺を殺ったのさ。



僕の陰茎は暗闇に包まれすぎている。
なので、包み隠さずに打ち明けます。



夏 ....
疲れた時は
ころんと眠ろうよ
それで
いいの

この言葉が届くように
どうか
どうか届くようにと
祈る

いい夢を見て
誰かの子供なんだね
だれもみな

ひとりだね
そ ....
前日からトゥードゥーリストで頭が一杯
考えまいと早くふとんをかぶるが
挙句寝言でもそれを呟く

まだ日が昇って間もない時に目が覚めて
高鳴る胸を撫で下ろそうとするが
到底無理な相談のようだ ....
 
 
Night, is roaming around alone on this planet.


Because she(he) wanna know what the self  ....
{引用=※多義の豊穣、時々註解、ところにより駄洒落}


{ルビダイモス=※1}夜にのし歩く
電信{ルビバサラ=※2}


{ルビヒジュラ暦1853年=※3}のテレビドラマ
{ルビ『聖 ....
手筒も良いけどりゅうせいだ
手を引かれて黒山の人だかり
飴屋の屋台の先
小さな祠の向こう
いつの間にかはぐれて
通りが開けて横たわる宵に

流れて

消えて行く

余計に闇が深く ....
"離れている間に夢に見たら
愛だから覚えておいて"
断言して去って行くやり方で
滝を落ちたら奔流を顧みない

陽射しは
水に照り返せば火傷する
湖に足を浸して
冷ま ....
16金くらいの夕焼けが
毎日部屋から見えてしまうでしょう?
価値のわからない女に成り下がってしまう杞憂と
対峙する
指先触れ合うギリシャ神話の空や
美女の死体が流れてくる森
額縁のレリーフ ....
月が傾く音がして、
ぼくはぽっかり目をあけた。
カーテンごしに見えるのは、
ボタンみたいなお月さま。
瑠璃と茜の縫い糸で、
びろうど夜空にとじてある。
きっとお仕事したひとは、
てさ ....
夜に咲くひまわり
いつも
月に合わせて
首を振っていた

物足りない
思いを抱きながら

太陽を
あの明るい
太陽の光を
もう一度
顔いっぱいに
浴びたい

ある夜
止 ....
わたしの箱庭に
あなたは知らぬ間に住み着いた
わたしの瞬きと
全く同じ速度で歩くあなたの長い脚
箱庭に建てた立派なあなたの小さなお城

あなたは毎日
聖書を洗いながら歌をうたってる
わ ....
回転する星達は神様が回すターンテーブル

その上で踊る 

僕らの中にはそれぞれのビートを刻む心臓

せっかく招待されたpartyなら

鼓動が止まるその日まで

この世界で自分ら ....
{引用=ひとりでにできあがったものが
またひとりでに壊れていく}


このフレーズが書きたかっただけでその後のことを考えず詩として投稿してしまうというその気分を表す言葉の幾つかが、今、頭にはあ ....
私は嫌われた鳩である。
踏みにじられた首である。
細く細く連打する。
首はやがて脈打ちながら蛇となる。
這いつくばって、あの人の太ももに絡みつく。
赤く細く滴る血を私の中にください。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いずれすべては跡形もなくなってしまうけれどホロウ・シカ...0*20/9/9 22:28
アウト礼二、孝二 3花形新次020/9/9 19:03
お針子福岡サク4*20/9/9 11:53
空は水色竜門勇気020/9/9 10:46
ひとりよしおかさく...320/9/9 5:46
星の子120/9/9 5:44
古代のあのひと220/9/9 5:42
新南口はるな520/9/9 0:31
かたちのない影220/9/9 0:21
火曜日haru_5020/9/8 21:25
洗濯物為平 澪320/9/8 20:26
レオレオ520/9/8 11:13
還元あらい020/9/8 8:24
逆さまの世界もとこ320/9/8 4:18
わたしのおとがするゆるこ120/9/8 0:48
おやすみなさい道草次郎2*20/9/7 23:50
夏のトンネルクーヘン3*20/9/7 22:53
自愛道草次郎2*20/9/7 22:38
月曜日haru_5220/9/7 21:12
Nocturne #3 / Erik Satie墨晶020/9/7 20:45
註釈祭道草次郎020/9/7 19:01
りゅうせいよしおかさく...220/9/7 16:44
晩夏020/9/7 16:41
美術館220/9/7 16:40
Childhood's End福岡サク520/9/7 12:00
ひまわりと流れ星ゴデル1*20/9/7 10:44
箱庭のあなた桜蜜320/9/7 8:10
DJ 神様120/9/7 1:42
発生学道草次郎6*20/9/6 23:44
杏っ子320/9/6 23:27

Home 戻る 最新へ 次へ
649 650 651 652 653 654 655 656 657 658 659 660 661 662 663 664 665 666 667 668 669 670 671 672 673 674 675 676 677 678 679 680 681 682 683 684 685 686 687 688 689 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
3.41sec.