愛情は
お母さんの微笑みで
叱るのは
お父さんのめっ!と
あっぷ! でと
いつもは楽しい
毎日が
コロナのマスクで
様変わり
お母さんの微笑みが
わからな ....
どんな事にも意味があるというのは
どうも
どんな事にもまるで意味がないみたいで
欲しいものはいつまで経っても
全部お預けなままで
そんな地球の優しさで
そんな地球の優しさは
それを優しさ ....
痛飲
宿酔い
後悔
痛飲
ドラマみたいな綺麗な躰は 誰も知らないだけの
神様みたいな 偽善嗜好 暁光
開かないアサガオの 夢が冷めない
少しだけ 光を浴びましょう
ムーンウォーク 珊瑚礁セグメント
ちぎれたのは ....
、たとえば
君のDNAの配列を此処で見せびらかしたとして
今の世界中に生きている誰ひとりも読みやしない
あれって、書かない方が良かったなと思いながら
過去ログを検索してみると何処にも書 ....
中学生の頃、UFO見たんです。本当に。
同い年の従兄弟も一緒にいて、2人で親戚に伝えたんです。
最近その従兄弟に会ったら、記憶消されてました。
宇宙人って怖いんですね。
綿密な一昨日について思い出す
言問橋を素知らぬ風体で
通り抜け
あなたとすれ違った事になる
アリバイを持たぬことの難しさよ
または容易さよ
池の水面に光が待っている
公園で子どもたち ....
砂漠の上に雪が降る
とてもときどき
どこまでも続くような草原を走る馬の筋肉と
艶のある毛並を思いながら
燭台の明かりで本を読むような事
わ ....
言葉はすぐに空に溶け
誰の耳にも届かない
好きな詩人の真似をする
紡いだ言葉はボロボロで
自分の言葉に返ってくる
私は私以外の何ものにもなれないのだと
とっくの昔に知っていたのに
言 ....
書いては消し書いてはまた消し
消しては書いてまた消して
でもって出来上がった中途半端なのをアップする
我慢がきらいな性分すぐにでも褒美が欲しいのだ
大した褒美じゃないけどないよりはマシだか ....
さようならは
今
何色ですか
真っ青ですか
真っ黒ですか
それともあの日の夕焼けの
だいだい色ですか
さようならは
今
どのへんですか
指先ですか
つま先ですか
それともア ....
ただならぬ妻の叫び声に、ビールの缶を冷蔵庫に戻し男はリビングへ顔を出す。
リビングの一角に据えられた真新しく愛らしいベビーベッド。
ベッドの横に佇む見知らぬ赤毛の女。
赤毛の女のえんじ ....
「小さな朝」
朝8時
卓袱台にはご飯味噌汁卵焼きたくあん
テレビはNHK
ちょうど『小さな旅』のテーマ曲が流れてくる
いただきます
ずずず
茅葺き屋根だね
そうだね
ポリポリ
....
研磨?磨耗?朦朧
朧 老 労 牢 朗
ウロ うろ ウロ うろ ウロ うろ彷徨う。
あんよは上手 あんよは上手
酔う 陽 酔狂な今日。
今日も今日とて今日もうつろう?
陽炎 ゆらゆら 膜をは ....
若くて血気盛んな頃
私の作品のテーマは
反戦と平和だった
だけどね
本当はさ
すべては中身のない嘘っぱち
空回りばかりの
風車
何だか
カッコよくて
見栄えが良かったか ....
地平線の終点のない広がり
始まりも終わりもない線
見えないもの達が存在する
海は空と交わることはなく
永遠に夢みる
この広がりは僕が消えても
いつまでも存在する
そんなに無理に大人にならなくていいと
言われた子供は
少し戸惑った後に むすっとしていた
背伸びして見てた景色は 都合の良い子供
知っていたのか 幸か不幸か
....
月がこんなに明いのに
夜がこんなに昏いのに
知覚は依然 檻の中
電線 街灯 建造物
交際 解釈 不安感
それは人間のポリマー
季節の裸体の感触は
切られ 覆われ 語られて
....
1人ぼっち
そんな孤独を抱える夜
大声で泣ければいいのにね
孤独を噛み締めながら
朝が来ないことを祈る
目覚めても死へのカウントダウンは止まらない
生きていたいという願望
希死念慮は消え ....
音のない祭りのような
秋の懐に手を伸ばすと
秋は
私に泣けという
笑えという
成熟した色香を肴にして
酔えという
踊れという
秋は
物詫びた儚さを詠う
孤独を背負った
....
樹間から
覗く秋晴れの青、
ふるふる震え
金木犀の香が舞う夕べ、
時はすっかり透き通り
遠い記憶を辿りいく
)何があったか
)細かいことは忘れちまったが
)ただ喜びと懐かしさだけ
....
ちょっとした花壇の角に
無くしたはずの 鉛筆の
「しん」が
どこまでもモノクロに
「いっせん」を描いている
まがりきれない路地裏を
何となく歩んでいた からだ
誰かが紡いだ意図を
....
{引用=無邪気な錯覚}
窓硝子の向こう木は踊る
風は見えない聞こえない
部屋に流れる音楽に
時折シンクロしたかのよう
時折シンクロしたかのよう
異なる声に欹てて
異なる何かに身を委ね ....
空の似顔絵を描くとね、どんなに下手でも似てしまうよね。
空には正解がないから、きっと間違えようがないんだよね。
当ホテル、リゾート1989は
バルブ時代に建てられた
滞在型リゾートマンションを
そのまま使っています
辺りも昭和を感じる集落ですし
昭和の建物に黒電話とブラウン管テレビ
当時の番組やニュ ....
時間が経てば
価値がでる
どんなものでも
価値がでる
経てば経つほど
価値がでる
時間が黄金に変わる時
もうそこに
所有者はいない
もうそこに
あなたもいない
....
金木犀が、香ってかなしい
手折って、帰ってきて、グラスに飾って、香ってかなしい
ゴミ箱の中から、香ってかなしい
ゴミ出しをしていたら、金木犀が、香ってかなしい
手折って、帰ってきて、グラスに飾 ....
あまりに多くの悪徳を重ねてきた
まともな頭ではもうない
精神の波はあまりに高かったり低かったりする
地べたをはうようだ
もうじぶんはいい匂いの、きのう庭で見たシュウメイギクや金魚草のやさしさの ....
キジバトがアスファルトのすき間の
塩化カルシウムを求めてやってきては
車の気配に飛び立つ
その柔軟で頑強な胸筋は
うすく乾いた空気を捉えては
スノーシェードの向こうへと飛んでいく
その屈強 ....
秋になったばかりだけど
紅葉のことばかり考えている
はっきり言ってまだ暑い
昼間は暑いけれど
彼岸花は顔を出している
人を惹きつける魅力
自然には備わっている
紅葉にはまだ早 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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