時間が経てば成長している
付き合いが続けば深まる関係

あなたに出逢えた日
決まっていたかのような出逢い
リアルに想い出している

直ぐに意気投合して
あっと言う間に付き合いが始まった ....
冷たい雨が降る
十月のはじめ

肌寒くて
理由もなく悲しくなる

今年初めて
ヒーターのスイッチを押して

人生は幻だと思った
パスワード無しで
誰でも見られる

それは
疲れた日々に優しい

手書きのメモ
遠くに見える鉄橋
電車が夜の川を渡る

橋の向こうに
工場の煙突があって
紫色の煙を吐いていた

光が川面に映って
水の上を滑っていく

それは
寓話の挿絵のように見えた

 ....
いずれ遠くなっていくこの一日に
ちょこんと座り瞑目する君は
未だ見ぬ異郷の光景が
大地をカッと割り姿現わすのを
静かに一途に待っている

)風の匂い 大気の感触
)あゝ既に遠い一日よ
 ....
ただ
暖房をつくった人はえらい
それだけです

強くもなく弱くもない聖者は
やはり
強くもあり弱くもあり
寒い日には
ストーブの前です

ぬくぬくとしないとぬくぬくを忘れるし
 ....
たよりなく点滅する街灯
いつかここはけものすら通らない
道だったものになって
雑に置かれた石のひとつひとつ
大いなる妄想を抱かれるのだろう
そのときぼくは
薄く伸ばしたセンチメンタルに
 ....
踊れパレードを



皆した身だしなみ



良い宵。酔うよ、いよいよ。



う~思い出せない。
なぜだい もおーぅ!
  

あけぼのも
 やぶんの
  しろしのたまいも
   うんじゅがなさきどぅたぬまりる
    こうとなく
     そのこえそのこえこそ
      ものの
       のぞ ....
昏倒のような深夜、ブロック塀に書き殴られたイルーガルな単語のいくつかは綴りを間違えていた、まだ十月も終わっていないというのに不自然なほど冷えていて、俺はふらふらと歩き出した最初の目的をすっかり忘れ .... フルカラーで発火した
みずみずしい決意を
まなうらに思い浮かべ、
テトリスの要領で
ふりかえらず、
言葉と和解しろ


ふりしきる利他行為の中で
比喩に住まわせる
あなたのひと ....
ときおり夕焼けが逃げていくように
あの子が駆け出し
「明日、また遊ぼう」と笑顔で手をバイバイさせる
「おう、絶対な」って即答し
公園と夕暮れが終わるはず

シーソー、ブランコ、すべり台
 ....
手紙が晴れない

雨もふらない

雲ばかりながれて

地球に暮らす

花は育ててみたい

うす紅色の小さな花

だれかと一緒でも

出掛けても

どっちともなく青と海
 ....
我々の最高傑作は過去には無く、いつだって未来に在るという事。
過去の栄光など、未来の栄光に比べれば、単なる佳作に過ぎぬ事。
行き交う人
転がる石

吹く風

風花

齢九十四の祖母は
早朝仏間にて
おきあがりこぼし
をつつくのが日課だそうだ
親しかった誰かや
猫やに
ゆっくりと話し掛けながら
トン と

すると
おきあがりこぼしが
カラン ....
セックス

セックスするためにヒトは生きるのだ

人間関係、社会問題、このような4字熟語はすべてこの文字で置き換える

「セクロス」

そうだセクロスだ!

けしからん

聞き ....
雨風に家が鳴いているから
壁の写真を剥がして日焼けを数えて太陽を
探しています、乾いた唇が忘れた温度は

カップの欠けた縁みたいに痛覚を撫でる

破いて散らした写真の風吹は夏の嵐を
さら ....
夜の入口にて
誰かと誰かが話している 

太陽が無限に没した後
地球という宝石箱はぶちまけられ

夜の入口にて
誰かと誰かが話している

蠢く闇に包まれて
密やかに、密やかに

 ....
エスカレータの駆動による振動でトクントクン、と存在の透明が波打っている。ホールは広く、がらんどうの中で金属的な嬌声が響く。

一冊の清潔な記録。読み返すたび、振られたすべてのルビが滲み、抽象的な絵 ....
Don't praise me any more than you already have.
それ以上、私を褒めないでくれ
Don't strangle me any more than you ....
夢と幸せは似ている
見ることはできても
掴むことができない
びびちゃんは
こぶしの咲く頃になると
やってきては薪割を
してくれたもんだけど

板谷さんは
毎年来るけど本当に
何もしない人なんだねぇ

耳は遠くなって
足腰は弱ってきてるし
 ....
雷を髪に飾ることはできる、とあの人は言いました。
プラスチックの黄色い髪留めのことかと思いました
あるいは単なる冗談なのかと

朝食は取らない主義で
それはお腹が弱いから
薄紫の傘が立て掛 ....
「入眠儀式」

示唆でないものはないので
つかれたので
しばらく真っ白な部屋です
紅茶を淹れると
ホオジロザメが来ます

リポDを飲む
膀胱の内膜が黄金の穂波でなくして
ゴッホです ....
あなた
二人の時間


…夢

触れるものと
触れられないもの

この世界には二つある
この世界には二つしかなかった

真実の
私の気持ちは
私にしか解らない

本当の
君の気持ちは
君にしか
解らない
 ....
10月も終わりが
近づいて

4000キロの彼方から
友人たちが
やってきた


V字飛行の編隊を組み
翼の力だけで

太陽と星と
地磁気だけをたよりに

北風や
ジェッ ....
曲芸士が
夜なよな食べるのは
形容動詞のサラダ巻き
ナイフとフォークの
かたかたいう音

燐寸を擦ると
燐光一つ分の銀河が
またひとつしぼみ

地衣類と結託した
カラスノエン ....
 ズボンは右足からでないと気持ち悪い

 靴下は左から

 靴は右足から

 手袋は右手から

 マウスは右手

 カーソル移動タッチは左

 右か左に統一は出来ない

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
深まる二人夏川ゆう120/10/31 4:56
神無月ガト2*20/10/31 3:33
いとしい字020/10/31 3:32
神崎橋3*20/10/31 3:28
異郷ひだかたけし420/10/30 23:06
暖房還俗道草次郎020/10/30 22:04
彗星と空想の際カマキリ320/10/30 21:59
転回文章水宮うみ3*20/10/30 21:08
此処乍らAB(なかほ...120/10/29 23:04
ダイスを転がそうと棒を倒してみようと、それで行く道が決まるわ ...ホロウ・シカ...1*20/10/29 22:59
パトス星 ゆり120/10/29 21:55
老い老い秋也120/10/29 21:30
秋の風景画道草次郎2*20/10/29 18:02
最高傑作クーヘン1*20/10/29 12:08
残秋ヨロシク120/10/29 8:14
おきあがりこぼし道草次郎1*20/10/29 6:20
なぜヒトは生きるのかフッカーチャ...320/10/29 2:46
あらしのよる帆場蔵人320/10/28 22:18
夜の入口にてひだかたけし620/10/28 20:45
感性に触れているねことら220/10/28 20:16
No more touching それ以上触るな月夜乃海花120/10/28 19:07
わかったことリィ0*20/10/28 17:15
阿知波さんのおばあちゃん板谷みきょう0*20/10/28 11:21
雷を髪に飾ることはできるふるる14*20/10/28 9:37
三篇の未詩道草次郎020/10/28 8:55
ヨロシク020/10/28 7:57
人間嫌いこたきひろし220/10/28 7:06
4000キロ彼方の友達st420/10/28 6:53
銀河硝酸銀道草次郎2*20/10/28 2:46
ルーティン佐白光020/10/27 22:04

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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