私達の棲んでいるこの社会には
様々な原因で悩みを抱えている人達がいる

その苦悩を処理しきれないで
心を壊してしまう人達もいる

高度な文明社会に生まれてきたのに
未だにパソコン持ってな ....
俺こそは権力
俺は人に命令する
俺こそは権力
俺は人を指導する
俺こそは権力
俺は人に強制する
俺こそは権力
俺は人を誘導する

権力嫌いの君よ
俺を軽蔑するがいい
ただしこの先 ....
すっかり落ち込んじゃってさ
というか
その、落ち込むって
今更な感じが
すごくする

厳かな
って言葉つかいたい
ほぼ、じぶんの脳に
まい落ちない

どろん

本を開く
 ....
彼は。男の子だった。
十一月も残り少ないある日。ペットショップの。ゲージの中で。
怠惰な昼寝をしていた。彼は。失業中の。Kと。眼が合った。彼
は。生後四ヶ月の。赤札の付いた売れ残りだった。が。ど ....
庭を走り回り
外をのぞく

悪い奴、近付くな
オレの領地に

生け垣から鼻だけだして

ワン!

ただ歩いている人に
それはないよ~

もう、責任感強いんだから
夕方に
スーパーマーケットの食品売り場で
品定めをしながら
行ったり来たりしていたら

中年女性から、突然
「イタヤ君⁉」と声を掛けられた

吃驚して声も出せず
マジマジと見詰めてる ....
この世でいちばん大きな生き物は何だとおもう?

暮れゆくばかりの秋の問いに
ふとたちどまる
たちどまることは忘れがちだけれど
時折とても大切だから
スニーカーの靴底で
きのこをおもう
 ....
Mrs.アリスの物干し竿には
百年前から着古したシャツやらが
のんきにぶらさがっている

逃げたカナリアの幸せを祈り
野良猫は低く鳩を狙う
公園はひっそりと
今日も来ない子どもを待ってい ....
冷気の下
殻を閉じたまま
ゆらりゆられてどこへ
重なり合う
箱の中

昨日までは
海の底
敵に襲われ
潮に流されても
二枚殻を武器にして
なかまと共に生きてきた
のに

今 ....
細胞壁には鍵を掛け
咎の走幅跳にいそいそと臨み
歳月に鞣された呼吸と律動をたくわえ
中空はどこまでもうつくしく
しかしその全貌は中空の為に須くそれを欠き
一朶の有意の他者を穹に飼い
詰まる ....
快楽
不安
幸福

至福

……

決意

我慢
辛抱

禁断

再度…
死ぬのを怖がるのは生きているあかし
だけど生に執着するのは
ただ死を恐れるからだとばかりは
限らないと思います

永遠には眠れない
死ぬ事は
眠りの延長じゃないから

命の終わりは
 ....
寒い、銀河があるだろう?
私はそれに話しかけているんだよ
言葉は空から降ってくる
みんながそれを浴びるといい
私の顔がゆっくりと拡がっていく
薄い、銀河に

みんなが言葉を浴びるといい
 ....
穂のゆれる
夕方まえ
ゆれてるね といい、
すわったまま
夜をむかえる

つめたい月をちぎっては
たべ、
いくつかの
物語で暖をとり
ちらばった行間をたばねて
舟を編んだ ....
産んでくれなんて一度も頼まなかったのに
よけいな真似をしてくれた
母さん

何言ってるの
母さんだってあんたみたいな子供に育つと分かっていたら
死ぬほど痛い思いして産んでいなかったわよ
 ....
ひさしぶりに
ぶたまんたべました
白い皮に
黄色いねりからしぬりました
ふと小さいころが
再現されたようです
一口するほどに
ほどほどに
時が過ぎていって
くれればいいのに
幸 ....
つまらないから涙を流している

草笛を吹いては故郷を思う

通い慣れた道を歩いては
いにしえを回顧する

すでに
涙も夢も涸れはて

夜道の先に小さく光るのは
絶望なのか希望なの ....
真昼の空、俄に暗くなり
青い青い地球 巨大に浮かんでいる

凝視しながらわたしは
驚きの余り震えている

存在していることのただ異様

青い青い地球 ぽっかり浮かんでいる



 ....
{引用=とてもかなしいので
{ルビ直喩=シミリ}です
花はだからみんな
そういう詩想の末裔です
すずらんのひと房
指で弾けば
千とひびきます}
夕方のまちの紅葉が
きれいで
きれいで
どうしようもない

思い思いに家路を急ぐ人たち
帰ったらきっと
紅葉の話するんだろうな
日常の
何気ない一コマ
ああ
あんまり良いものは
 ....
兎に角お金が無かった
手っ取り早く稼ぐのに
趣味と実益を兼ねた商売に
ホストになろうと思い立ち
当時
梅宮辰夫の店で知られていた
「レデースクラブ梅宮」を
面接しようと電話したが
酒は ....
amazonの巨大倉庫内の片隅に、とある原石が眠っているのさ。
在庫は一点、入荷予定は無し、誰にも発掘されぬ、君は何と美しい。
地方巡業にも格付けがあるらしく
歌手とマネージャー二人で
車で移動しながら
キャバレーやクラブを
巡業していた演歌歌手の
付き人をしたことがある

演歌歌手は移動中
のど飴を舐めながら ....
朝 毎日すれ違う高校生達の制服は
冬服になった
夏仕様のペラペラのスラックスで凍える俺が通りますよっと

季節外れというのはわかりやすく言えば
時代遅れだ 早すぎた
あと300年しないと丁 ....
上京


現実
ギャップ
惜年

現実


帰郷
水を吸って
重たくなった

スポンジのような

どんよりと
ひろがる雲


北国の
曇り空は侘しい

落ちてくる
雪は
雲の涙の粒のよう


となりで読書しているきみ ....
漂い
彷徨い
移ろう
ヒトの想い

切り裂かれ
引き裂かれ
付けられた傷の痛みは
容易には癒えない

明日の方角がわからない

ヒトが通るべきは
人の道

なのに
ケモ ....
なんか絵本、考えておくよ
玄関に
廊下に
リビングに
食卓に
パパの運転するかたわらに
ママの作るご飯の匂いに
沢山のみんなが愛する
ここに
きみがいるのは
なんて奇跡で
なんて ....
忌々し気にジャングルブーツでガードレールを蹴飛ばした女を横目で見ながら今夜の行く先を探してる、夜は突然に身も凍るほど寒くなり、そしてポケットには僅かな金しかない、一時間でいい、ほんの少し腰を下ろし .... むきだしの弱さに泣いた
むきだしの傷に泣いた
むきだしの醜さに泣いた
むきだしの罪に泣いた
むきだしの悪に泣いた
むきだしの狂気に泣いた
そうしてできた君の海でいっそ溺れてしまおうか
三 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
私達と私にはこたきひろし220/11/7 0:19
俺こそは権力紀ノ川つかさ020/11/6 23:04
うすらいだ猫のきもち道草次郎120/11/6 19:54
終の犬 1。たま7*20/11/6 18:10
責任感木葉 揺220/11/6 16:30
西中の三上さん板谷みきょう4*20/11/6 13:00
きのこは愛なんか歌わないけれどそらの珊瑚13*20/11/6 12:08
秋の窓は刹那10*20/11/6 10:25
帆立貝もちはる1*20/11/6 9:16
分解する道草次郎220/11/6 9:11
スパイラルヨロシク120/11/6 8:11
死ぬのが怖くてこたきひろし120/11/6 7:10
言葉の雨由比良 倖5*20/11/6 3:01
川辺はるな1720/11/6 1:29
産んでくれとはこたきひろし420/11/5 23:53
ひさしぶりにナンモナイデ...6*20/11/5 21:13
歩く風の化身320/11/5 20:52
在ることひだかたけし620/11/5 20:24
すずらんの花[group]道草次郎4*20/11/5 19:55
紅葉がきれいでどうしようもない320/11/5 19:21
ホストクラブで働こうと思った時板谷みきょう3*20/11/5 13:06
原石クーヘン6*20/11/5 12:09
夜の銀狐板谷みきょう3*20/11/5 12:02
遊園地猫道120/11/5 8:40
一幕ヨロシク020/11/5 8:10
天使たちの羽化st520/11/5 7:16
空飛ぶ円盤が現れてこたきひろし520/11/5 1:25
無題wc120/11/4 23:38
ほんの、少しだけ濡れたホロウ・シカ...2*20/11/4 22:04
南無阿弥陀仏おろはげめが...2*20/11/4 21:52

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