君にもらったマフラーの
イボイボだらけの腕のなか
俺は髪の毛逆立てながら
街をウロウロしたけれど


甘酒横丁に吹き荒れる催涙ガスの雲間から失踪中の小学生軍団の青い木馬にまたがって飛んでゆ ....
この穴 湿気漂う稚拙なおんぼろ小屋の内部から
新鮮な外側へ開けた三角の穴だ、覚えているかい。
良く見えもしないから 語るべくもない 遠くの景色、
浮かんで消える情景に 重ねて消した 幼き夢を。
 ....
飛びたつのを拒んだ背中
悲しい羽音の侵入を許した
あなたの暗闇に隠れたカーテン

闇の中、光を放つあの星のように
褪せた心に願いを灯して
あなたの暖かな光をまたみたい

ふと上げた瞳を ....
白い
白いブリーフ姿
白いブリーフ姿の中年
白いブリーフ姿の中年がベッドの脇で
準備体操

白い
白いブリーフ姿
白いブリーフ姿の小太りな中年
白いブリーフ姿の小太りな中年がマンガみ ....
ヒューマニズムは陰謀だ
ユーロビートな盆栽だ
フォークダンスが健在だ
ウールマークな連帯だ

おどるコトバにクギをうて!

プラスチックな倦怠だ
インポテンツの問題だ
ホームシックも ....
しがみつけずに落ちてくるもの
あああかい赤い父さん父さんあれ何ですか?
サルビアのたおやかな先から
トマトみたいに落ちてくるもの
父さん父さん
ラーメンがのびます
ハナをかんでください
 ....
校庭の使い方を忘れてしまった
忙しさにかまけ
タバコをふかし
子供たちの嬌声に耳を傾け
止むことを知らない霧雨のなか
彼女の寝顔
彼女のやさしさ
彼女のフルネーム
それがなんだか忘れて ....
そらされた目をただただ見つめることしかできなくて
自分の存在感に余白を感じた
滲んだ心に涙が沁みる
お願いそらさないで
私を見て
もしも私に愛が
許されるなら
それは五月

古い手紙から
解き放たれた風が
子供たちを勇敢にする

坂道を駆け登り
海と出会う
春と夏との隙間に
太陽が溶け落ちる

旅立ちの ....
      あの頃の小さな自分は
       いまの歳になれば
    なんでもできる 大人だって  
         思ってた
 
        それは
          違って ....
 まわりが黒なら僕も黒!! まわりが白なら僕も白!!
 
 君もオセロ?

 ルールをやぶる勇気をだして!!

 黒は黒 白は白 君は君
本当の君を大切に
 困ったときだけ 「てるてる坊主」 ならさぁ
 
 その場しのぎの晴れしかこないよ。
 知りたい事はイコールで知れる。
そんな電卓みたいな奴になれたらいいのに・・・。
 すると、電卓はこう言った。
「僕は答えを間違うことができないんだ!!間違うと死ななければならないから!!」
 ....
遠ざかる 視野 から こぼれ落ちる 時間 記憶 に 映る 長い 影法師 は 寄せる 皮膚 に 似た 声紋 を 残し て 崩れ落ちて ゆく 呼吸 と ともに 暗い 水平線 へと 収束 する。
望まれな ....
(ここをのりづけ)

嫌悪 殺意 嫉妬 偽善 妄想 懐疑

不幸 迫害 貧困 孤独 疎外 恐慌

ーーーーたにおりーーーー

廃棄場所は各自治体の指示に従って下さい。

※本品はリ ....
傾く太陽のくべる徒労を手に甍熱された地面の上を甍ため
らいながらうろつく思念が甍所産の苦しみを抱いたまま燃
えている甍その明かりを糧に生きるもの悲しさに甍うすぼ
んやりとした甍理屈の通らない下水 ....
海に行く途中 綺麗な花を摘んだ
空は曇り台風が来ていた
誰も居ない浜辺で少し歩き立ち止まる
膝まで潮に濡れてこの頭まで雨に濡れた
みじめな

また強い風が
花を散らしていく
目で追 ....
朝のテレビが叫んだのです
あなたのラッキーカラーは赤って
だから今日はことさらに
血と肉とを
意識していようと思います
皮膚や毛や粘膜に覆われた
日の光の届かない場所で
とろりと赤く流れ ....
空に閉じ込めた私の想いが
ばらばらと崩れ去り、海へ還る
私が崩れ去る

閉じ込めた私の心を
空に向けて発射した時
私の心は隙間風吹き
虚しさしか残らない

私の黒い歪みを空に向けて
 ....
ぼくの名前は秒針
チッチッチッチッと音を鳴らして
0秒から59秒まで
時間を知らせるのがぼくの存在

ぼくはある待合室の掛け時計の中にいた
ぼくのことを見詰めている
ひとりの女の子が居た ....
走ってないと追いつかれるぜ
フレッドがよくそう言ってたっけ
でも、いつまでも走ってるわけには
いかないだろう
いつまでも
おんなじところを

立ち止まる
振り返る
こっちに来るのは誰 ....
どのくらい掘ったか
見当がつかない
半分くらいなものか
背後をみやる
暗く光る土のにおいが
鼻をうつ
ここでは時間がわからない
時間は崩れている
なぜか穴は崩れたことがない
光の記憶 ....
海に行ったら僕を思い出せよ
あたしはそれから海には行かなかった
けど、山に行くとあなたを思い出してしまう
今度はどこへ行こう?
世界中 どこであってもあなたがいて
あなたはどこにもいない
 ....
夏痩せしたみたい
はり金が差し出す腕は確かに細くて
どこまでが腕でどこからが腕なのか
わからないままに、痩せたね、とさすると
そこはこめかみよ
拗ねたふりをする

食卓には温めたロー ....
咲いた順に散って
地面に達したら
あとは朽ちるだけだから
一番いい時に花を開かなければ損
そう教わった
サクラが綺麗なのは
みんな一斉に咲いて
一斉に散り落ちるからだ と

開花 ....
俺がまだ子供の頃
あんたの息子達と仲がよくて
近所の子供達とも一緒になって
よく遊んだものさ
ある日、俺はあんたの家で
いつもの連中と一緒に
お化け屋敷を作ったんだ
窓をふさいで、部屋を ....
簡単に分け与えた
朝を隔てて越えるもの
下向きになって思う空気は
まだ近く 目の中で止まらせたままの
駅の中で

何も 言えないほどには
透き通っていた
その時間僕達の足が
誰かと  ....
たけちゃんはくやしかったのだ
ちょーかっちょいい消しゴムを
むりやり下手くそな字でよごされて
ごしごしこすってみても
マジックだから消えねぇよ

絶対になくしっこない
消しゴムだったのに ....
ハピネス。
幸せについて語ろうとすれば
それは光のように輪郭をなぞって透けていく
影はすべて
光を雄弁に語るハピネス。
流れ、を捉えることが難しいのと同じくらいに
私たちが生き残るのは ....
さばくにじょうろでみずをやってもさらさらとのみこまれてしまうように

かわいたこころほしつえきをあたえてもいっこうになおるけはいはなく

ちょうちょむすびをしようがかたむすびをしようが

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
待ち合わせEnoGu103/6/5 3:56
視覚黒川排除 (...003/6/4 13:10
祈り玉兎103/6/3 23:36
準備体操[group]紀ノ川つかさ503/6/3 22:49
SPIN/SPELLEnoGu003/6/3 18:34
鉄棒103/6/3 15:04
校庭103/6/3 2:02
腐りかけた苺203/6/2 23:09
風の砂丘ならぢゅん(...003/6/2 12:07
203/6/1 14:51
オセロ縁り届卓矢103/5/31 9:51
てるてるぼーず103/5/30 21:16
電卓・・・矢!?103/5/30 21:05
組成ななひと303/5/30 5:24
黒川排除 (...303/5/30 2:09
103/5/29 0:16
001103/5/28 19:29
あかあかとならぢゅん(...303/5/26 12:11
空の崩れる時白百合の魔女003/5/25 1:16
精神科の待合室でのつまらない妄想。(千葉県民の会で朗読したや ...よだかいちぞ...1603/5/21 19:04
あいさつならぢゅん(...103/5/19 12:14
穴のなか足立和夫403/5/19 0:22
おもいであいじ203/5/16 22:22
週末の過ごし方たもつ903/5/14 21:01
サクラの散る道アンテ003/5/14 1:00
奥さん、俺はあんたを本気で怖がらせたかった紀ノ川つかさ503/5/13 23:02
恐竜の背中のカーブ合耕503/5/13 0:35
やがて角の生える日ならぢゅん(...203/5/12 12:58
ハピネスいとう5703/5/12 0:21
あきらめ の しFLOURI...3+03/5/10 13:53

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