なにもしないひとになってなまえはてんでに好きなのをお
たがいにえらんでちょっとだけいいこいいこ、って撫でて
もらってから投げ捨てられたい それかスープの具になり
たい 歩きながら食べられて捨てら ....
「この
坂道沿いをだらだら歩いていくとあたしが
去年死んだ犬を拾ったのはもう十八年も前で
そのころ不倫、
不倫とゆうことばもそのころには無かったね、そういえば
その、不倫相手の奥さんを
ま ....
目の前を赤い蝶がおちていく

ひらりひらりと手をすり抜けて

ひらりひらりとおちていった


祭りの日に捕まえた赤い蝶

これでいいと
これが一番と

大切にしすぎた赤い蝶
 ....
わかっているよ
ぼくはいつだって ただしくないんだ
ただしい、でもなく
まちがっている、でもなく ただ
ただしくないんだ

きみがきみであるということ
海が海であるということ
花が花で ....
聞きたい。
聞きたい。
聞きたい。
例えば「大嫌い」、
例えば「今さら」、
例えば「迷惑なの」、
どんな言葉でも構わない。
あなたの声がもう一度聞けて、
その時、受話器の向うにあなたが ....
ある初老の男性が言った


「恋は山登りのようなもの」


「頂上に来たら

 あとは下るより仕方ない」


わかっているさ

何度も聞いたような例え


 ....
捨て金魚をした

近所に川がなかったので
人の多い駅前に捨ててみた
金魚だってわかってもらうために
「大学と手毬です 可愛がってください」とでっかく書いた
気になって一日に何回も駅 ....
すれ違う{ルビ漢=おとこ}達は皆奇妙な顔をしている

狂言回しが今にも踊りだしそうな
そんなお面が歩いている
本当の顔がない
自らつくり出した
虚飾の汁を塗りたくり塗りたくり

  色 ....
骨となり

皮となり

奥の奥まで

きれいさっぱり

ごくり

飲み干して

光で

生まれる

影さえ

喰われて

消え行く

跡形なく

壊れて ....
ぼくのさんかくぼうし
なくしてからさばく

たいむりみっと


やすらかにねむれ


ぼくもねむろう
きみのとなりで


ぼくのさんかくぼうし
なくしてからさばく


 ....
あなたが嫌だと思うことを
私はしたくはないのです
あなたが困るようなことを
私は言いたくはないのです
あなたが後ろ指さされてしまうことを
私は思いたくはないのです
だって
わたしはあなた ....
てのなかのことりが
ないてるのがうるさくて
めをとじると
むねのなかで
ことりはもがいて
たいせつにとっておいた
ねこもこぼれてしまって
うさぎもころされる
そんなはこのなかには
た ....
夕日は左ほおを見上げて

キレ々の雲は背中へ散る

カワいた地平をバイクは先知れず

細く小さな影にはふたつのナミダ

つよく、強く

強いこころで ふたりはトキ々 笑う
あぁ苦しい

苦しいと言う少女の甘い吐息が
私には嬉しくてたまりません

目の前に 私の手に

握られているという幸福感

時折訪れる胸を覆い尽くす衝動に
私は笑みを浮かべました
 ....
赤い月が広がる

温かい過去に追いすがってみた
抱きしめてもみた
でも もう冷たいただの抜け殻
大切にしたいものは全てもろくて・・・握り締めた手から零れ落ちていく
冷たい横顔
もう聞くこ ....
あなたの声は
いつも風に流されて
捕まえることが出来ない

あなたがくれた物に
本当は
何の意味もなさないと
気づいた時
心が壊れた

私の声が
あなたの耳を通過したことも

 ....
問題ない 何の問題も無いよ

あさがおの大きなミミを唐突な蹴りで倒して

肋骨の一本一本が 錆びた風に吹かれるのを夢見てる

水着のライン スレスレで見た 鋭利な明日が

〔こう見えて ....
悪夢をみた

暗い世界の中で

たった一人だった

悪夢をみた

冷たい箱の中で

凍った魂が犇いていた

あぁ

生きているのだろうか

あぁ

もう一度微笑んで ....
君はいつも僕を
「さん」づけで呼ぶ

となりのあいつは
呼び捨てなのに

なんか僕は距離置かれてるような
気がするんだ

呼び方で分かる君の態度
なんか勝手に切なくて

いつか ....
全身黒ヘッドフォンが千羽飛ぶ 都会の空に響く雑音



一羽からは TOKYO-FMのハーフのDJの声
(猛暑苦)
一羽からは ソフマップに行くとかかっている歌
(広東語)
一羽から ....
いろんなものがぶら下がっていたので
ついつい拾ってきてしまった
天井から吊るすと
いろんなものがいろんな色に光り
窓を開ければ夏の風に吹かれて
いろんな音をたてる

シャリン、チャリ ....
少女は部屋の四方の窓を全開にして
綱を握りしめて
鐘を力いっぱい打ち鳴らした
なぜだか判らないけれど
とにかく屋根には鐘があって
そして鳴らさずにはいられなかったのだ

鐘はボワァ〜 ....
太陽が沈もうとしている悪意に満ちた 語らずも動かぬ夢の終わりだ 緊張する空気
を飲み込んでいる 生きることを諦めた孤独なかたまりが 三方にそびえ立つ壁に驚
いている 背後以外を囲む壁は上方へ伸びる ....
羽根のない感情は愛に似たかたちをして傾いたまま空間を押し広げる。
次々と貼り重ねられる湿り気のある紙片 に爪先をおろせば、
あるいはめくれ上がる雪原 手を広げて落ちていく 空間の柔らかな深さ!
 ....
正午だ
ダッシュ!お昼、のあとでゆっくりと《神々を噛むためのガム》を買う
お気に入りのキシリトール、あの木陰がいい
アラニン化合物、腰をおろしてゆっくりと
フノラン(FN)とリン酸カルシウム( ....
"Pizzi.." 雨ぞ降る "So-kei-bu" に
"Pizzi.." 雨ぞ降る 八月の夜のこと
"Pizzi..&qu ....
矢も知れぬ ことば儚き憂い月
つぐなってつぐなっていいかもしれぬ

ルビーの空を見上げた先に 彼らが見ている空の先に

酔っ払った思いだけ 方耳に仕舞い込んで浮いていた

ゆれる
それは愛でも恋でもなく
只々あなたを壊してしまいたい

心地よく響くきしむ音
あなたの切なく儚げな呼吸
やがてきしみは手応えを帯び
私の脳にアドレナリンを追加する

そうして私の中で
 ....
遠い遠い昔の話。

未だ、人類は勿論、動物たちもこの地球上に存在しなかった頃。

太陽と月は、一緒に空に浮かんでいた。

二つ並んで、東から昇り、

二つ並んで、西に沈んだ。

二 ....
僕には夢があります
毎朝電車に乗って
ある駅を通る時
反対側のホームは少し高くなっていて
そこのベンチはちょうど目の高さ
もしそこに通学途中の
かわいい女子高生が座って
少しでも足を広げ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
愛ある生活なを303/8/4 19:47
ツイステッド203/8/4 19:46
ひらりと暗闇れもん103/8/4 17:58
ハミングバードこん103/8/4 10:04
会う権利は、もうないから。恭二303/8/3 17:21
頂上mei203/8/3 11:53
捨て金魚嘉村奈緒33*03/8/3 5:36
いわぼっけ1*03/8/3 1:49
ごくり暗闇れもん103/8/3 1:01
ピラミッドand_x103/8/3 0:24
微笑みによせて桐嶋 あやめ003/8/2 20:12
ことりのねなぎ103/8/2 14:58
キボウとっこ1*03/8/2 11:53
ある一人の愛情表現暗闇れもん003/8/2 10:02
赤い月003/8/2 9:20
片思い003/8/2 9:15
いないいないばぁ 示唆ウゲツ103/8/2 1:45
暗闇れもん003/8/1 23:37
名前の距離ゆういちろう003/8/1 20:56
ヘッドフォン蝶nm6303/8/1 16:19
夏の音たもつ503/8/1 16:10
意志[group]アンテ2*03/8/1 16:01
成れの果てに黒川排除 (...103/8/1 13:41
羽根のない感情ななひと203/8/1 11:40
《SUGARLESS XYLITOL》川村 透3*03/8/1 9:25
『"So-kei-bu" no &quo ...003/8/1 9:20
つぐなってつぐなって示唆ウゲツ203/8/1 5:36
愛でもなく恋でもなくKEIKO003/8/1 0:25
天体寓話[group]恭二103/7/31 23:58
紀ノ川つかさ103/7/31 23:02

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