周囲の賑わいを眺めながら
独り冷めていく

顔で笑って 心で泣いて
外に飛び出すのが怖くて

オリにしまった心

がんじがらめの毎日が長くて
忘れてしまった自分の姿よ

僕の道は ....
郵便受けの中は、今朝も空だった。
配達の人が間違えたのかと思って、
隣の郵便受けも、下の郵便受けも覗いた。
どの郵便受けも全部空だった。
僕は配達の人が間違えないように、
211号室 坂本と ....
道中 キモミミズは、兄の横顔を見ていた
兄ちゃんの髪はヤモリのお腹みたい
橋の苔はツルツル
足の甲はトゲトゲ

今からケイバに行くところ
葉が踊りざわめつく

天井から、アナウンス
 ....
願っても、願っても、
形がなくて。
訴えても、訴えても、
不器用なだけで。
頑張っても、頑張っても、
見返りがなくて。
でも、
あつくて、あつくて、飲んだ校庭の蛇口の水は、
何よりも美 ....
殺してくれ
殺してくれと
言わんばかりに

私に挑む小さな虫けら

油断すると
私の足元に

油断すると
蝋燭の炎に

誘われる小さな虫けら

虫けらよ

何故死に急ぐ ....
君と撮った写真
シアワセだった日々を思い出す

捨てることができず
そのままにしておいた
君の笑顔を見るたびに
忘れていた寂しさが募る

今、君はどこで何をしているの?

ちと悲し ....
結局僕の行き着くところは
何なのだろうか・・・。

この虚しさを埋めるものは?
この寂しさを埋めるものは?

ただ毎日を歩くだけで何もない。

楽しさを横で感じながら
今日も明日も明 ....
人を思いやることが

ちょっとだけ

できるようになりました。

あなたの辛さを

ちょっとだけ

感じられるようになりました。

いつもの道を

今日は反対から

歩 ....
冷たい目が嫌だった
冷たい言葉が苦しかった
だから君を冷たい海に沈めた
冷たく綺麗な君に似合う
青く深い海の底へ

似合うね
やっぱり
君に似合うよ
冷たい海が君には一番
寂しい海 ....
触れた骸は冷たく穏やか
辺りに散らばる木片を踏みしめ
この感情が何なのかを考えていた


震えている暗闇の道
ザワメキたつハギレの山


口にする残飯
長く住みつく所はダンボール
 ....
薄幸そうな女が歩いていく
カツカツカツカツ通りを歩いていく

お気に入りの赤いコートを着て
カツカツカツカツとブーツの音を響かせて
薄幸そうな女が歩いていく

背筋をピンと伸ばし
 ....
心はとっても不思議。
以心伝心て言うけど思いが強ければ伝わることがある。
それは大人と子供でも同じ。
心がゆったりとしてくると体の中からエネルギーが湧いてくるよう。
そして何でもできるような気 ....
この時


確かに君は此処にいた


僕だけに見せる笑顔で





記憶という海




心という孤島
なきたい

なけない

なけたらいいのに
      つらい人は 誰かいますか

   朝がくるのが怖い人 誰かいますか

       自殺したい人は 誰かいますか

          お金がない人 誰かいますか

    ....
響くは坂道
古い声
紅く吊られる瓢箪と
風鈴混じる
狭い道
いけば戻れぬ
向こう側
押して黙るは
伝えられ
風が音無く
かけていく
ここは古
町の角
人の欲とが
狭間なら
 ....
Maunaは山
Kaiは海
だから
さしずめ山海通り

斜め向かいの家で
巨大な犬が柵の内側を徘徊していた
裏庭の木が
嵐の夜になぎ倒されてしまった
パイナップルの実が
茎のてっぺ ....
項目は分断されている
各々の振動数もしくは結晶を静かに内包しながら
彼らは出会わない 間にあるのはただ経のみ
その細く永い線を造るのは ほんの一瞥

見つめあっている間 その線上で化学反応が ....
汚い自分をむき出しにしてまで 手に入れたいものなんて 一生に一度しかないだろう
だけど
汚い自分をむき出しにして 人を押しのけて ひたすら快楽に浸るなんて 醜いだけだ
下衆め
ちょり ちょり
今日の星は黒いナリ

4つの目玉はクマデのゴトシ

長クツ根っこ
アスファルト




モトムアイスコーヒー
いち行

人(ジン)人(ジン)とな
 ....
 電気椅子で処刑された人が、縛りつけられたままがたがた震えている。震度4。舌は重力に従って垂れているがその方向、舌とも斜め舌ともとれぬ方向へ農耕は続けられていた。いつまでも発芽しないものにこだわりを見 .... 透明なビンのゆがみで偏光、ユウヒ
オレンジもオレンジで、1度過ぎて返す隙間の
ゆら、ゆら、揺らめく 家、曲がり残像
じめ、じめ、地面たちこめて 歩、つきぬける

安花火セット、付属の世界を変 ....
ニワトリのたまご
白いネリケシで
土台を作って 10個
窓辺においた

今日は 曇りのち晴れ
少しずつ輪郭が浮き彫りになる

黄色い光が浮いてきた
午後

ジリジリ
なのに冷た ....
さらばわかめよ
さいの目の豆腐よ
鰹よりも昆布よりも煮干のだし汁が
行平の片手鍋の中で
煮えくり返るその様よ
天然ガス13Aは
ハイカロリーバーナーより青白く燃え盛り
今まさに妻は夕餉の ....
末っ子、末っ子、末っ子は。甘えん坊さん
甘やかされて育てられ、弱い、軟い精神の持ち主
と人は、言うけれど弱いのでも軟いのでもない。
逆らえない性格、逆らえない性格だから、あきらめも早い。
それ ....
久しぶりに会って その後の別れが悲しいとき
その気持ちを 言葉にしてみる
たとえば
切ない  と

病気と感情はよく似ていて
お医者さんに病名をつけられると落ち着くように
自分が消えてし ....
名を知らぬ花の前で立ち止まっていると
すぐ後ろから
「ママ、雪柳が綺麗だよ」
という声がするのでした

明日はパパと3人で動物園に行くのですか

ごめんなさいね
春は小さな物音にも ....
ふるふる露はガラス色
葉に留まれば葉の色に、鳥に当たればその柄に
ふるふる露は写す色
おちた場所を記憶する

人に落ちればその人生を記憶する
平凡な幸せの色を写し
挫折に苦しむ姿を宿し
 ....
なにもしないひとになってなまえはてんでに好きなのをお
たがいにえらんでちょっとだけいいこいいこ、って撫でて
もらってから投げ捨てられたい それかスープの具になり
たい 歩きながら食べられて捨てら ....
「この
坂道沿いをだらだら歩いていくとあたしが
去年死んだ犬を拾ったのはもう十八年も前で
そのころ不倫、
不倫とゆうことばもそのころには無かったね、そういえば
その、不倫相手の奥さんを
ま ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
姿いっぽ003/8/9 0:51
余計な心配。恭二203/8/9 0:45
二人兄弟湾鶴203/8/8 14:05
あの夏のころなら。恭二203/8/8 2:33
虫けら暗闇れもん203/8/7 23:56
シアワセの数いっぽ003/8/7 22:16
終着駅003/8/7 22:01
まる。103/8/7 21:58
冷たい[group]暗闇れもん303/8/7 17:56
ザワメキたつハギレの山103/8/7 17:36
薄幸そうな女たもつ303/8/7 10:42
ゴン103/8/7 9:41
記憶の海mei003/8/7 4:35
木蓮チェチェ003/8/7 3:02
今夜阿麻8*03/8/7 2:18
唐紅呉小路ねなぎ103/8/6 14:22
山海通り[group]アンテ3*03/8/6 6:28
体系 その中にある項目雪井世良003/8/6 1:42
下衆E103/8/5 22:46
脱皮チェチェ003/8/5 12:30
まゆがみ(繭、歪み、髪)黒川排除 (...303/8/5 1:55
偏光、ユウヒnm6203/8/5 1:28
エッグ’s湾鶴203/8/5 1:05
味噌汁大爆発山田せばすち...503/8/5 0:29
末っ子冲克。203/8/4 23:48
病名小太郎203/8/4 23:04
雪柳たもつ203/8/4 21:49
露記憶白百合の魔女103/8/4 21:30
愛ある生活なを303/8/4 19:47
ツイステッド203/8/4 19:46

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