目醒めて夢をみたのか
夢のなかで醒めたのか
ともあれ俺は夢のなかで
不意に見出したのだった
油絵具でかっきり描いたような無人の街と
そこにたたずんでいる俺自身を

夢なのだから飛べるはず ....
鉄の匂いがするこの街に
朝日が射して金属を照らす
尖ったままの花は
心の奥に刺さったまま

あの子はずっと笑ったままで
消えてゆく星を見ていたんだ
耐えきれない時間が
二人を包んで
 ....
今日はサンマだ
2匹 氷詰めから取り出して
プリカの海のように煌く背中に
見惚れ ため息ついた
そのエメラルドの体を
燃える炭にて炙りだし

したる したたる し たたる
青白き日の思 ....
突き刺すような熱射がアスファルトを焦がし
夏の臭いとなって漂う

幻覚か
真っ赤だった とにかく真っ赤だった
右手にはナイフを持っていた
真っ赤だった
目の前に人が倒れていた
真っ赤 ....
使い方

使う前に、よくお金をあげてください
人前では体から離し、適度に触れる程度にしてください
傷害事件等の恐れがありますので人気の無い所へは行かないでください

ご注意

自宅や会 ....
私は一個の惑星だ
光と影の半球として
世界は存在する全ての事実で構成される

私は闇に浮かぶ
激しく疾走しながら静寂に
世界は存在しない全ての事象に包まれている

私は海底に埋もれた貝 ....
夜のお茶は、つめたくて、うまい。
夜の話はまた、とりとめがない。

夜の部屋は、シーンと更けていった。
箱根にも、熱海にも、詩は無かった。

まだ起きている二人の声は,落ち
顔は青い。そ ....
新宿の夜 ときたまそよと触れる風の
中身はともかくさわりごこちはやわらかい

日常を制御できると思っていたよ
透きとおった 鮮やかでかなしい夢がみたい

緩めたネクタイにぶらさがる全ての虫 ....
孤立する、空隙 の、脅威 [組み合うことのない手と手] 凝縮する 太陽 の 欠片 [死はヒトの子供と共に] 有害電波 の 水面 蛾 の 死骸 から 立ち上る ひとつの 囓る ともがら [動輪 が 領域 .... 言葉だけが愛を語るんじゃない
仕草や瞳 表情 息遣い
2人でいる時間 全てが愛を語ってる
時には喧嘩したり涙を流したり…
それでも2人笑いあえる日々が
愛の日常

「愛してるよ」それもた ....
ドアをノック 開かない扉
ここは触れてはいけない場所であって 居場所であって
誰にも触れられないように封印したのにそれは解かれて
必死で拒絶しても その拒絶すらすでに叶わなくて

君を拒絶  ....
「責任」なんて言葉投げつけて僕にあたる君
溢れる涙を止められないで 明けない闇の空を眺めた

認めない 認めたくない 認められない
そのどれもが当てはまらなくて
「卑怯」と言う言葉に僕は泣く ....
僕は両手を空に掲げる
太陽が堕ちる 月が逃げる
黒い雨が降る

僕は祈りを天に捧げる
雷鳴が響く 声は消える
黒い雨が降る

愛して欲しい
偶像崇拝だとしても

受け入れて欲しい ....
もしも私の命が先に果てるようなことがあったら
朽ちた肉の塊を足元に埋めてください
やがてそれは大地に還り
愛するあなたを彩る一部となるのです
お椀、あるいは自分
夢から覚めた状態の 麻痺した思考。
うつぶせの規格外思考
反射する先導者のありのままの影
巡らぬつばさの金箔の染み
それらのすべて隠された「死ぬ」という言葉
秘めたる言 ....
星の瞬きに誘われて
その暗闇に手を伸ばす

そこにあなたの光があるのだと思うと
切なくなって涙が溢れてくる

星の瞬きに誘われて
その暗闇に手を伸ばす

そこにあなたの光があるのだと ....
くものなかのくもが
くもでくものいとをつくり
くもはくもにあみをはり
くもはあみのなかの
くもをたべる
りん
はい
どく
くものいとにからまり
くもはくものなかで
くものいとをひろ ....
部屋で穴を見つけた

それは模様替えで移動させた
タンスの後ろにあった

人差し指の第二関節ぐらいまで入る

親指は入らない

小さい穴

中指を突っ込んでみると抜けなくなった
 ....
私は旅人…。
自由で何にも束縛されない…。
風の中に私は生きる…。
光の中に私は生きる…。

空の海に私は紛れ込む…。
私の色で染まる空…。
私の色に染まる空…。
私は天の川に今、溶け ....
雑多な日常に溶け込む空虚な日々
遇吟はあらかじめ空気を過熱しなければ思い浮かばない
心気を砕いてつくしたのに去り行く人々
もういっその事行旅に出てやろうか でもそんな勇気さえわかない

悠遠 ....
こどく な 葉 が あつまる ように できた こころ
笛 が こころ に なみ を たてるよ
さわさわ ささめいて 散ってゆく こころ は
くうきょ な すがた に なりながら いちど だけ ひ ....
デート中

予算オーバーなりかけで

ふと見つけたATM

そこですかさず金下ろす俺
1.

海底にねセ氏120度の温泉を噴き出す海底火山があってね そこにはまっしろな蟹が住んでるんだよ なに食ってるかって硫化水素を利用して増えるバクテリアとかなんとかそんなものを食ってるんだけど  ....
メールのときは
すぐに
「好き」って
言えるのに

電話だと
その一言が
恥ずかしい

それは
君の声を聞いて
緊張してるわけで
けど
絶対いつか言ってみせる

僕たちの ....
 オレンジに染められた
 夕立の街はドラマチックだった
 そのくせ登場人物は一様で
 傘を差し身をかがめて
 濡れないように足元ばかリ見て歩くから敗残兵みたいで惨めだ
 情熱に溢れた雨粒 ....
暗闇

フワフワした毛並みが心地よい
触れた手にまとわりつき
冷えた体に温かさをくれる
強く抱くと爪を立てる
叱るとおずおずとその爪を引っ込める

暗闇

これはきっとネコだろう
 ....
行間が読める
悲しみにそらさない
何気ない風景に喜びを見つけるような
よく見える目が欲しい

キラキラ濡れるガラス玉の目よ

沈黙に傾ける
過ぎ去る足音にさえ澄ませる
季節の変わり目 ....
小熊はときどき囓る
わたしの腕や足や首や耳を
するどい牙で無惨に裂いてしまう
真っ白なわたしの肌の裂け目から
きたならしい液体がドロリとあふれでてしまうから
床にしみつかないように必死でかき ....
ただ続くことを終わるため
動いていく
トランジスタアレイ
LED
塩素酸カリウム
卵の白身
ただ鉄のように
石のように刻まれていく
電解
積層セラミック
NPN
砂糖
鉛と松ヤ ....
嘘が必要なら、僕がつくよ。
裏切りがあるのなら、僕のせいにして。
隠し事の知恵もきっと、僕の方がもってるし。
そうして君が、綺麗なままでいられれば、
僕らは、きっとうまくいくんだから。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
墜落のはじまり佐々宝砂503/9/2 2:12
このままじゃゼロ103/9/2 0:41
今日は秋刀魚湾鶴003/9/1 23:31
題名のない詩桜 葉一003/9/1 15:17
ラベル暗闇れもん103/9/1 13:37
惑星まんぼう103/9/1 10:36
「お茶くれ」と言った狸亭103/9/1 9:10
その挙句にnm6303/9/1 3:37
孤立する、空隙 の、脅威ななひと303/9/1 2:44
KATARI桜 葉一003/9/1 0:55
開かずの間海美003/9/1 0:24
題名のない詩桜 葉一003/8/31 23:52
祈り葉月えりこ203/8/31 21:17
桜の薄紅を、血の朱というのなら…003/8/31 19:49
漆塗りの黒川排除 (...003/8/31 19:05
星の瞬き雅戸あい203/8/31 17:02
くものくもねなぎ003/8/31 16:08
暗闇れもん003/8/31 12:54
一片の木の葉のように…。春賀清流003/8/31 11:36
チョウのように003/8/31 11:18
散り落ちるこころななひと203/8/31 6:18
ATM蒼空と緑1*03/8/31 3:22
白熱[group]佐々宝砂503/8/31 2:15
お花畑ゆういちろう203/8/31 1:02
オルファンマッドビース...103/8/31 0:45
ネコと暗闇れもん103/8/31 0:18
匂いスネ夫103/8/30 22:39
バター熊華子403/8/30 22:34
漆肆AC零肆ねなぎ003/8/30 18:44
できるよ、きっと。恭二203/8/30 0:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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