俺(*1)は罪(*2)な男だ(*3)。



*1-38歳。独身。自称家事手伝いと寒いことを言う。彼女の前ではぼくたんと言う。女友達はすべて彼女だと思っている。未だに親から小遣いを貰っている ....
素敵なうた
1、2、3、4、
マンホールから地鳴ればいいのに

工事中のサイン
伊勢丹のてっぺんから果てしなく闇夜
ぼんやりとすりきれた空
咲く花

泣くだけ泣いて水分ゼロで干からび ....
ガーゼで色粉をまぶしたような
街路樹を蝿が叫んでまわる

うるさいくらいの主張をし
羽を振りまわしても
変わらずに 
妖艶な光をはなち続ける 乙女木

うつけの木には届かず
うつけの ....
癒してくれるなら、
俺はどうだっていい、
犬でも構わない、
だから俺を捨てないで
ふたつとないわたしはひとつではなく
ただひとりのわたしはふたりのわたし


これは わたし
これも わたし
あの日のわたし


そのままに触れた手に落ち
切 ....
褪せた町の灯りが屋根をすべり
落ちることなく消えてゆく
その色は激しい
その音は悲しい


何かが歪んで立っている
歪みゆえに美しく立っている
その歌は激しい
 ....
これからよろしくね。ごめんなさい。
きみのめのうえのくま、からあやまる。
からから音の立つ乾いた地面と笑い声。

まってたよ。まってなかった。
直立した定義から何を盗んだのか
は知らない。 ....
僕が悲しい事実を知ったとき、
あなたにそのことは伝えない。
人生はなかなかいいものだと
あなたにはずうっと感じていてほしいから。

悲しいことを知らないままでも
結構暮らしていけるもの。
 ....
 とある金曜の夜
 彼女は出ていった

 理由なんか知りたくもない
 ので土曜の午後から
 彼女のものを片付けてみる

 と冷蔵庫の奥から何重にもラップされ
 忘れ去られたくさやが
 ....
おいっ お前
そこのお前だ!
お前は「世界」という単語を使って
詩を作っているだろう
だからいつまでたっても
ウダツがあがらないんだ
少し人に優しくされただけで
「世界は優しさでできてい ....
空を一直線にかけのぼる飛行機雲
くすのきに登っても
時計台にのぼっても
そのしっぽさえ つかめない
「おーい!」叫んでみる
「どこまで行くのー?」
今日はあたしの誕生日なので
お母さんがごちそうをつくってくれます
いつものケーキ屋さんにデコレーションケーキを取りに行って
ジンジャエールと生ハムと鶏肉なども買ってきて
ナタデココなども買って ....
いくつか階段をのぼりおりして
いくつかゴミ箱をとおりすぎて
いくつか信号を無視していくと

ほうら やっとつきました
ここが あたしの白いおうち

あなたは特別に入れてあげるけど
ほん ....
あまりに大きな白い冷蔵庫
あまりに大きな白黒テレビ

届けられた 送り主は分からないけれど 

私たちには こんな冷蔵庫を一杯にするほどもちろん何も無かったし
最近映画館にも出かけていなか ....
 神様への恨みその他
 いろいろあって
 昆虫に生まれ変わる夢をみた
 キャベツの葉の巻き込みの下で
 今とてもしあわせ

 緑色の天蓋はともすれば
 お祖母さんの匂いがする
 そうだ ....
  

自転車置き場で
空を見上げるのがいい
そこに風でも吹いてくれれば
なおいい
そんなとき
携帯電話の電池でも切れていて
何か大事なことや
大した事じゃないことや
君にとっては ....
返ってきた一言目が
「ありえない」でした。
最近では時間を配達してくれるらしい
半信半疑だったけど
とりあえず
6時から8時までの時間を配達してもらうことにした
配達する時間を指定できるというので
朝は忙しくて受け取れないから
18 ....
男:ねえ、

女:月?
お互いに歳をとったら
春の日の縁側で
あなたの膝枕で
眠るように死にたい
と言ったら
あなたは泣いた

六畳間の安いパイプベッドの上で
まだ社会にでることすら想像できなかった
若かっ ....
ふと

引く波の音だけを
聴いてみたら

涙が止まらなくなった
五反田へは
品川まわりの方が早いけど
君を思いだすために
久しぶりの家並みを見ながら
今の僕には池上線が
ちょうどいい速度で
君と出かけた日
洗足池で降りだした雨は
五反田で本降りにな ....
こんな綺麗な夕焼けが僕を待っていたのに

僕の隣に君がいない

だから僕は指をさして言った

 あのオレンジに染まった雲にのって

 あの大きなまんまる夕日にむかって


 そし ....
この世の中で唯一つ醜いもの
たとえ
天変地異が起ころうと
人類が滅びようと
決して認めることの出来ない存在

幾ら傷つこうとも
何度倒れこもうとも
少しの同情すら出来ず
僅かな愛情す ....
指紋が頬のうぶ毛ににじんだ

できたての人間の感触が
内側からじんわり押し返す

生の生が生きている
目の前で。
そのことにあまりに感動したので
命名「生生」

なんだかビールが注 ....
かにを飾っているのよ
私は自分のことを露出狂みたいに
何でも話して同情を乞うのが嫌いなの
けどかにを飾っているところは見せてあげてもいいわ
流しの排水口から毎朝ね
かにがでてくるの
小さい ....
透明な波が
どこからかやってきて
ささささあん、ささささあん
とうち寄せてくる

けれど
透明な波はあまりに透明だから
私はいつもそれに気づかない

例えば
静かな朝の食卓
箸を ....
こびとは手紙の最後に
「こびとより」とそえたあと
「こ」と「び」のあいだに
小さく「い」の字を書きくわえた

しばらくながめているうちに
恥ずかしくなったのだろうか
てのひらで手紙を丸め ....
オレンジジュースは無いけれど
グレープジュースならあります

しかし

死ぬまでいや死んでも
オレンジジュースが飲めません

だって無いんだから





もし君が死んで ....
あまりに遅すぎて
気が滅入ってしまう
12Hz以下
下手すると
3Hzまで
落ちてしまう

どこかで切れてるのか
短絡かもしれない
アースの問題か

あまりに遅すぎて
細いので ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
注釈黒川排除 (...203/10/22 3:12
街角nm6203/10/22 2:25
蝿の恋湾鶴003/10/22 2:17
犬と男の境目蒼空と緑0*03/10/22 1:10
ノート(こだま)木立 悟103/10/22 0:36
ノート(つむぐ)103/10/22 0:35
G線上のハニー示唆ウゲツ103/10/22 0:06
心のもちよう小太郎103/10/21 22:57
臭いもので蓋をするAB(なかほ...203/10/21 21:42
すべての詩人に告ぐ!紀ノ川つかさ1103/10/21 21:37
飛行機雲[group]春日野佐秀4*03/10/21 19:34
誕生日かなりや2*03/10/21 15:03
あなたのしあわせ1*03/10/21 14:54
子/孫/記/憶バンブーブン...103/10/21 11:12
緑、ほねぐみSix603/10/21 10:52
夕焼けが足りない 1[group]AB(なかほ...1503/10/21 7:04
女子高生に「今日1日“ありえない”を使うな」と言ってみた桜 葉一303/10/21 1:20
時間配達人003/10/21 1:14
月夜の電話ミサイル・ク...303/10/21 0:18
四月×日岡村明子503/10/21 0:18
君を泣かせた後でミサイル・ク...103/10/21 0:17
帰る(五月雨降られ)AB(なかほ...1003/10/20 23:56
仕事帰りの誘惑イタチ103/10/20 21:02
自作自演[group]103/10/20 19:15
命名岡村明子003/10/20 13:45
かに203/10/20 13:44
ぷかぷか日和たもつ703/10/20 13:05
風にわたって1403/10/20 13:03
オレンジジュースミサイル・ク...303/10/20 8:24
どうきねなぎ003/10/20 3:21

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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