狙って 引き金を引いて 弾を発射させて
銀色の弾丸が銀色のgateから飛び出る
{ルビ遺言=さいごのことば}だけが響いて

好きよ どこまでも叫び 君の息の根を止めて
金色の力が金色の腕から ....
懐中電灯もって、
おしいれの中。
お気に入りのコイツも一緒に、
おしいれの中。
宇宙ってたぶん、こんな感じ。
いくつもの傷
いくつもの雲
風をのぼり
空の終わりで出会い
いくつもの海を越えてゆく


光は雨に溶けてゆく
過ぎた日の光も
明くる日の光も
溶けあいながら分かれはば ....
天使のびいだまが
空から{ルビ宇宙=そら}へおっこちて
浮かんで 止まって
まわって とばされ
青い地球になりました
青い地球になりました
握手を求められ

力強く握り返す

相手が少し驚く

手にどっしりと

のしかかる圧力


いつからだろう

筆圧高く文章を

書き上げる度に

小指の第二間接

 ....
多少補うにしろその穴を埋めなければならないと気付けそこには怯えた目をした動物が土をかぶっているぞ捕われ憎しみを背後に針を持つ手を止めないでそれならそれと示せばそこに生えるものすべてをかき集め出かける準 .... 電池切れになるといつも
顔の表面にある二つの窪みから
機械油が漏れました

その度に
博士は慌てふためいて
電池を換えてくださいます

ですが今回
機械油は一向に止まらないのです
 ....
階段駆ける。地下鉄の、プラットフォームの混雑が、平日を、ぬり絵する、朝のエスカレータで。今日は、ここから始まる。始まりは、いつもこうしたつまらない、ところからしか、ありえない。健康に、とかそういうイミ .... それがほしいのだという
網の籠を背負って
捕まえて入れるのだという

静かな息に
舞い上がり漂ったのち
重さを感じて落ちてくる頃に
掴むのだという

小走りに途切れて
靴音の後ろか ....
寝る子はそだつみたいなので貪欲すぎるほど眠って。

それからクソ長い人生を嫌わないように自転車を飛ばす。

煙草に火をつける瞬間のぼわっとなる不思議。

水が欲しいから飲むのだ。あても ....
鏡の前で唇に

口紅を塗り君に同化してみたよ

好きこそものの上手なれ

とはいうけれど

やはり君ほど上手くは濡れないな

俺が君にあげた口紅を

君の趣味ではなかったけども ....
天国の緯度経度は
ラファティのじいさんが教えてくれた
地獄がもうないってこと
神も悪魔も死んだってこと
でも天国はこの世にあるのだってこと
ラファティのじいさんが教えてくれた

ラファテ ....
糸が時には{ルビ解=ほつ}れ、
絡み合い、
繋がり、
そして朱色に染まりゆく。
記憶の中の森で
一羽の鳥が巣立ちする
遙かな大陸に向かって
記憶の中の街で
柔らかい雨が舗道を濡らす
恋人たちを祝福して

あの火曜日の朝
私たちの街は一瞬で崩れ去った
あの日か ....
 {引用=十五歳抱かれて花粉吹き散らす 寺山修司}
十五歳の海から とんでくる一羽のかもめ
十五歳の海から きこえてくる潮騒
十五歳の海から およいでくるひとりの少女

わたしの十五歳はあま ....
現実と非現実ならどっちがスリルだろう
現実なら殺されたら死んだまま棺桶と葬式
夢なら殺されても逝き返って目覚めるだけ

汗ばんで動かせぬ体も
意識を取り戻せば動くだろう

現実など見たく ....
扉を叩く朝
大きな日に泣き虫が止まる木々
緑の葉を食べたあの子を
どうか罰しないで欲しい

昨日降った雨が
あの子の心を食べて
月になり太陽になるころ

愛しい愛しいあの子は
緑の ....
あけぼのにそめあげられた、タレー
乾季の、おだやかな海がぼくをさそう。
貴婦人のやわらかい肌に、抱かれ、
羊水の中で、いつまでも寄り添う、

おおきな愛のような、感触にたわむれ、
ただ ....
明かりはどうか消さないで
ここにきて
すこし話をしたい

私はずっとひとりでいたらしくて
話し方をわすれてしまった
だからひとりがたりみたいになるけど
ひとりよがりにはなりたくないので
 ....
悲劇的な物語にしてしまったら
たやすく感情移入してもらえるだろうか

たとえば私の恋人は
そのむかし精神を病み錯乱したあげく入院して
退院したとたん自殺してしまったと

でももうそれはむ ....
私の心は2つある

汚れ無き純白の心と光を飲み込むほどの漆黒の心が

この2つの心は常に私を飲み込もうとする

純白な心は私を子供へと戻そうとし

漆黒の心は全てに対する憎しみを私に植 ....
あの人の事を考えると胸がざわつく

あの人の姿を目で追い

あの人の言葉に気をとられる

あの人が楽しそうに笑うと私も楽しい気分になり

あの人が悲しそうにしてると私も悲しくなる

 ....
竜道から少し外れた、石の多い場所で
あなたは待っていると言った
すうん。
空には旋回する群れ
あそこにも石が散らばっている、よう

十、は
たくさん。
九九もたくさん。
千、は
手 ....
お前が暗黒の世界から
俺のこと
煌く陽光のもとへと 連れ出してくれた
うれしかったぜ

だけど あまりにもお前が住む世界は
煌きすぎて 輝きすぎてさ

俺がかえって みじめになってきた ....
一つ 一夜の恋に燃え
二つ 二人で地獄まで
三つ 皆を殺しても
四つ 夜更けに村を出る
五つ 幾つの時からか
六つ 胸には紅い花
七つ 何度か恋をして
八つ やっと山越え来た想い人
九 ....
林のなかのどこからか降る
ぼやけた影の重なりが
手首にふたつ震えている
青と緑の輪はまわる
音は少女の手にむずがゆく
降りつづける影をゆらす
鱗の血が
花の血が
笑 ....
闇に踊るバレリーナ

血まみれのバレリーナ

血を流しながら踊る

きみは誰だい

わたしは踊るためにうまれてきたのです

死ぬまで踊りたいのです

それが私の宿命です

 ....
ある時あなたが産まれた
あなたを抱いた看護婦さんは
「わあ〜やわらか〜い」
と、とても暖かな気持ちになった

ある時あなたは小さな子供で
あなたのまるいほっぺたを見たおじさんは
「ああ、 ....
それでもゆく
やわらかさを固い外皮でくるみ
吹きすさぶ風に
涙などすぐに乾くだろう
ずぶずぶとはまりこむ
湿地帯のような母性など
もはや要らない
踏みしめられた乾いた父性が
一足ごとに ....
電球って人間に似ている。

電球が点くときは、人間が起きるとき。

電球が消えるときは、人間が寝るとき。

たまにつけっぱなしにして、夜更かししてしまうこともある。

電球は壊れやすく ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ピストル海美004/1/10 23:36
幸せな宇宙半分204/1/10 23:30
雨の子木立 悟304/1/10 22:42
地球春日野佐秀104/1/10 22:41
不確かな肉感ポロリ104/1/10 22:24
雑詩、着色済み黒川排除 (...2*04/1/10 21:48
ロボ暗闇れもん1*04/1/10 21:09
今日は、ここから始まるバンブーブン...104/1/10 20:55
蛍追い藤丘 香子40+*04/1/10 19:46
さぼてんみたいな示唆ウゲツ204/1/10 19:08
ルージュ純太104/1/10 17:02
天国への道順佐々宝砂2*04/1/10 15:38
ネットワークTerry104/1/10 15:18
街(神戸より)藤原 実504/1/10 13:24
自転車に乗ってさようならといいながら書いた詩404/1/10 12:16
リアリィりぃ104/1/10 10:58
朝露と少女004/1/10 10:55
タレー 2狸亭004/1/10 9:29
音楽佐々宝砂3*04/1/10 4:10
水音の向こう側204/1/10 2:31
夜月 深燐104/1/10 1:01
104/1/10 0:55
あかつき、それからキキ804/1/10 0:30
☆9 トモヘ貴水 水海104/1/9 23:20
☆8 カゾエウタ004/1/9 23:18
連輪の蛇[group]木立 悟504/1/9 23:17
☆7 バレリーナ貴水 水海004/1/9 23:16
ある時あなたはふるる11*04/1/9 23:02
結界種子[group]こん3*04/1/9 22:50
電球ルビー104/1/9 22:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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