{ルビ深雪=みゆき} 深雪
静かに積もる

ゆっくりと 積もっていく時間
埋められていく 想い
薄らいでいく 夏の日

山も 木も 静かに雪を受け止め
綺麗に白く染まっているのに

 ....
夕飯にとっておいた秋刀魚の青を吸い込む

洗濯物を干しながら

何もない空に吹きかける

夕焼けが青空に戻り、烏が腹を立てる

洗濯物乾くまでほんの少し

庭の柿を代わりにどうぞ
 ....
ねぇ君
久しぶりに天気もいいし
どうだい一緒に伐採でも

まぁ素敵
世界中の大木をなぎ倒すわ
わたしとことんやっちゃうから

ウィンク
すごくチャーミングガール
僕もすかさず斧 ....
刹那主義の出会いと別れ
ウソツキのキミと
寂しがり屋のぼく

気持ちはいつも
どこかに隠れて
静かに重く佇んでいる

だれも邪魔はしない
ただ見守っていたいだけ
ただ好きなだけだか ....
花が咲いた
名も知らぬ花が

花が咲いた
名も無い花が

まるで
自分のようだ

名も知られず
名も無い自分

生きるのに精一杯で
他のものには目もくれず

生きるのに精 ....
遠い遠い道、

君との道はどこにもない、

俺と君とはもう一緒に歩けない

だって俺と君は違うルートを歩くから、

一緒に歩くというルートは俺達にはなかった、

結ばれなかった二人 ....
どうか血となれ肉となれ

この不甲斐なき悲しみよ

一人の寂しさに震える夜は

月にこの身を委ねましょう

そしていつの日かきっと

私は花になるのです

そしてまた土となり
 ....
瞳を通してしか君を見つめられないのがもどかしい

どんなに君の近くにいても
このガラスはきっと分厚い障壁で
この想いを一滴さえも通してくれない

耐えきれなくて 涙を溜めれば
余計にガラ ....
あなたはきっと

さみしい

よながに

わたしに

でんわを

かけてくる



はなしの

ないようなんて

ほとんどない

そんな

じかんが

 ....
泣いているよ 
 
    ダレガ?

この世界

    

             廃墟 死んだ眼をもつ動物以下の人間
   


銃声   ....
年寄ると
雌牛の乳房はずるりとながい
地面につきそうなくらい
搾乳器にもかけにくい

隣の牛に踏まれると
乳房が裂ける
裂けると
いつものおじさんがきた

麻酔したのかしないのか
 ....
牛が生まれる
大騒ぎしているのは人間ばかりで
牛は慣れたもの
これで五度目のお産だ

まだちいさいわたしは
目をみひらいている

子牛は逆子で
おじさんは苦労している
どうやったも ....
あなたが死んだら
私も死んでしまう


そうなのかもしれない
よく 聞く台詞だし


でもね

あなたが死んでも
私は 
なんとしても
強く生き抜くわ

それぐらいの覚悟 ....
三歩下がってついてくわ
結婚当初は言ったけど
今ではグースカ寝てばかり
そんな妻との三十年
わたしがまだとてもちいさかったころ
牛舎でチャボを放し飼いにしていた

あのころもたぶん
鳥インフルエンザはあった

卵を隠すチャボがいた
牧草の陰にふたつみっつとあった
探し当てると ....
一念発起の大掃除
パパッと片付け お父さん
はりきる手を止め 見てみれば
寝ころんだママのお母さん
浮かぶ雲をかき集めて胸に抱いた

雲は少し湿っていて

強く抱きしめる度に青い雫を落とす


服は青色に染まった

空は青く染まり、泳ぐ雲は心地が良さそうだ

泣いたことも忘れ
 ....
あなたの背中に吹いた風が

ここまで届くようにと窓を開ける

どこからか

たどたどしいリコーダーの音が聞こえる

この星はとても小さい
Son of a time machine
Don't say goodbye
Open your eyes
This is not the end of time
Stay for a  ....
そのひとは
もう いないけれど
たしかに ここに
いたことを
ぼくは しっている


アラームが鳴りだすまえに
「夢」のせいで半分目覚めてしまい
その人の 匂いがする
その人は も ....
                       きゃらめる 5

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  1

なにもみえない
から
こわいんじゃない
なにもみえる
はずがない
から
こわいんだ
 ....
夜中につめを噛んで
夢を見ることに必死
幼い頃に余裕があったのは
その先に数え切れないほどの
イベントが待ち構えている事を
なんとなく知っていたから
イベントの間隔が開いてきて
他人の結 ....
花が咲き
実をそばに混ぜて食べ
お茶に入れて飲み
ようかんを買って帰る

初々しさが一番すばらしいとは思わないけれど
現実的に想った人として
あなたが初恋

どこかの国の人はとっくに ....
黒い筒の中に入った卒業証書を昨日
僕はうちへ持って帰った

そいつは本当は
日の目をあびていたいんだろうけど
丸まって黒い筒に収まっているのが一般的で

そいつは本当は
沢山の視線を浴 ....
ほほに おちるなみだ
ないてないよって
まつげ ぱしぱし
おいはらっても
こころのかげりは
かくせません

ちへいせんに たたずむ
ひとつのかげ
きょうは あたたかいてが
せな ....
真夜中でも

僕のところに来ていいよ

僕は待ってるから

君は寂しがり屋で

毎日

いろんな付き合いがある

買い物 食事 カラオケ

それでも

君の寂しさは癒え ....
この道を通ると

君を想い出す

君は本が好きで

いつも本を抱えて角の本屋から出てきた

本で手がふさがってると

にこっと笑った君

手を小さく振った僕

君は幻だった ....
こいびとが耳元で音叉を鳴らした

   Aの音だ

     えーのおと

   気持ちいいよ

     ちいさくなっていく

   まだわかるよ

     まだきこえる
 ....
水色の海に
浮かぶ綿菓子
幼い頃は食べられると思っていた

でも 今は
そんな素直な考えはなくて
どうせ水蒸気の固まりで
甘くもないただ浮いているだけの
手でつかめない不思議な綿

 ....
あなたに優しい言葉をかける
 今日もお仕事頑張って
あなたに甘い言葉をかける
 あなたがいれば他には何もいらないの
あなたに甘える
 私のこと愛してる?
あなたが喜ぶ言葉を知ってる
 ね ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
沙羅ルビー004/3/4 0:46
空画廊暗闇れもん104/3/4 0:35
えぴそーどMonk504/3/4 0:27
「北極星」風雨104/3/4 0:25
I am a weed...Lily o...3*04/3/3 23:54
マイウェイ蒼空と緑2*04/3/3 23:32
帰還快晴4*04/3/3 23:29
ガラスの中で揺れる想いゆりこ104/3/3 22:30
コール玉兎304/3/3 21:33
想い104/3/3 20:30
むかしばなし3佐々宝砂6*04/3/3 17:22
むかしばなし27*04/3/3 17:07
結婚さち3*04/3/3 16:43
女房どの城之崎二手次...004/3/3 16:39
むかしばなし佐々宝砂304/3/3 16:23
大晦日城之崎二手次...004/3/3 16:21
雲のない空暗闇れもん0*04/3/3 15:00
アノマロカリスたもつ15*04/3/3 12:45
In Your Dream[group]クリ104/3/3 2:33
もういないけれど204/3/3 2:32
きゃらめる 5[group]アンテ45*04/3/3 1:33
目を開ける小太郎1*04/3/3 0:34
104/3/3 0:22
さようなら卒業証書ゆりこ3*04/3/3 0:05
ほろほろ、ほろり玉兎104/3/2 23:50
★37 フタリボッチ貴水 水海4*04/3/2 22:07
★36 マボロシ204/3/2 22:04
音叉Heaven104/3/2 21:43
クラウン304/3/2 20:38
ホットチョコのようにKEIKO004/3/2 17:19

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