桜が満開になると
たくさんの人々が
花見におとづれる

でも
桜が咲いている姿よりも
散っていく姿に
感嘆をもらす

どうして散っていくのに
感動しているんだろう

小さい頃か ....
くるしくて
くるしくて
もりのおくのいずみに
とうとうかなわなかった
ゆめをすてた
すると
はもんのまんなかから
きみょうなろうじんがあらわれて
あなたがおとしたのは
このわたし ....
サクラサク

桜 咲く

君の美しさは

僕を酔わす

恋の初めのように

桜よ

君の妖しさは

僕を惑わせる

恋の痛みのように

桜よ

君を誰もが愛する ....
唐突な痛みを引き上げてからパンを食べた。

摘まれる、踏まれている麦のムカツキ加減が判った気がして

ちゅうちょなく目の前の海に飛び込むのだ。

童話の世界でなら助かったかもしれない亀を見 ....
人形は目に見える情報であるハードウェア。

本はパッケージにくるまれると目に見えないソフトウェア。

パッケージを開けると目に見えるハードウェア。

深く考えると人形は誰が作ったのか分から ....
毎日毎日
財布と通帳ばかり見て

毎日毎日
貧血と皮下脂肪のチェックをする

毎日毎日
これから何が物入りか考える

毎日毎日
冷や汗流す

毎日毎日
冷や汗と一緒に流れてい ....
やっと
俺好みのスタイルを持った
貴女とエッチができた
やっとね

寝姿を緩めた貴女は今
俺に尻を向けている
右足を、くの字にして

こんなところに
釣針があったとは

俺は人 ....
こぼしきれない涙と共に

君は小さな魚になった

水のような言葉を吐いて

灰色の街へと逃げてゆく

いつか大きな水槽を買ったら

君を探しに街に出よう

そう呟いたら君は ....
絆ってものが

本当にあるのなら

目に見えればいいと

俺は思う

結ばれているのを

確認したいぜ

でも やっぱり

目に見えないほうがいいと

俺は思う

 ....
何か失敗してしまった時に、

私は反省をせずに、「後悔」をしてしまう。


どうして、あんなこと言っちゃったんだろう。
どうして、あの時、こうしなかったんだろう。と。


これは後悔 ....
泡となって消え逝く声は

きれぎれに散って

青空へと昇る

ちぎれた声を貼り合わせたら

いつかまた君に

逢えるでしょうか
あの回送列車に乗って

君の手も届かない場所へ行きたい

勝ちも負けも関係ない

隅っこに在る小さな場所へ

そう考える僕は

泣きそうな顔をしているのかな

夕暮れ

 ....
寂しいと泣くありんこを踏み潰したら雨が降った
しとしとと
塩味を舌で確かめる
あめ
寂しいと泣く自分への戒めのためさ
誰も助けない
そんなこと知ってるよね
ごめん
だから泣かない
ば ....
(?)

夜の路地裏で
また一歩
靴音が連れ去られていくのを見ていました
静寂の胎で
わたしは叫びにも満たないのです

壁にもたれて煙草を吸いながら遺された足跡に浮いた灰汁を眺めていた ....
貝殻の内側に仕舞われたような日々
僕らがいるのはそんな場所で
耳にあてるとざーざーと音がする

うっすらと開いた隙間からは
青い空と白い雲
明日っていうのはきっとあの白い塊で
かたちがあ ....
振り向いた先が
届かない思い出だったなら
胸に少しの痛みを
感じることでしょう


昔のノートを整理していると
ページに挟まってあなたがいました
ピントの合っていないぼやけた横顔でも
 ....
面白くない

塵と
輪郭の無い日光
ダラダラの酸素
寝起きの二酸化炭素

怒鳴り声で揺れた

自由を欲しがればいいんですよね
なんか権力とかに跳ね飛ばされながら


 ....
君の笑顔は椅子に似ていて
笑うと誰もが顔に座りたがる

散歩途中のお年寄りや
旅に疲れた旅人
アイスキャンディーを持っている人
ただ夕日を見ているだけの人

誰かが座ると嬉しそうにする ....
人に言えないことは忘れるべきなんだ
だけれど忘れたって思っても思い出す
怖くなって色々ココロを誤魔化すけど
大抵一晩じゃ思考は消えちゃくれない
だから余計忘れるべきだと考えるんだ

人に言 ....
背を向けている女

背格好が似ていて
同じ香りもしている

手からすり抜けていった女

男の笑う顔だけが見える

腰に手を回し
歌うように
触れるか触れないかぐらい
おもいを伝 ....
ぼくらは
まえにすすむだけじゃなく
ときおり
あわい
あたたかな
ひかりに
こころを
むける

その
あかりは
ぐるぐる
まわり
いっしゅんぼくを
みすかしてゆく
 ....
出会ったとき
あなたの笑顔は
その輪郭も儚げで
僕の硬い指が触れたら
壊してしまいそうですらあった

桜が
もうすぐ咲くわ

紅をさした蕾に
そっと触れてそう言った
あなたの瞳に ....
赤くて、赤くて。
おどろおどろしいまんじゅしゃげ。

彼岸花っていうんだね。


幼いわたしは、この華を見て怯えました。
実は今も怖いです。



赤くて、赤くて。



 ....
彼hateた斜電灯が天井を裏返し
燦々と放る-ド-
彼hateた毛布から覗くifのナイフが
裂く-レ-意図
彼hateた電話の線は慢月に断絶し
しばし凍る-ミ-
彼hateたグラスに炭酸水 ....
わたしは投げ出す
わたしは拾う
手は銀になってゆく


つばさ失く飛ぶ火が越えてゆく海
ただ音だけで造られた海のむこう


骨と魔術師との対話
夜に生まれ
朝に消え ....
冷たさを差し込む場所、ぬくもり、疑いようの無いぬくもり、純粋な、無い、それが無い。暗い電流が繰り返していた、細い吐息、枝分かれ、別れた。それは天気の悪い、きわめて悪い曇天、雷の遠い音だ、枯れた、木と腐 .... やかんの湯は沸騰間際
君は気づきもしてないみたいだ
僕がいくら噛み付いても
マゾなあんたは喜ぶだけ

解かれないだろう嘘をつき
少しずつ ほんの少しずつ
抱く手を使い 君を僕から剥ぎ取っ ....
あぐらをかいた男の人の
その太腿のあいだにあるその
小さな三角にすっぽりおさまるような女
でいたいのよ
あたしは人間


あたしは人間なのよ!
掴みたいもの掴んではなさない指だって ....
俺の翼が

ボキリと折れた

痛みがなくて

音で気付いた

もう

お前の所へは飛んでいけないぜ

俺の翼が

ダランと下がってる

痛みもなくて

自然に抜け落 ....
俺は

ミントティーを飲んで

少し落ち着く

今日も

さして良い事なんか無かったぜ

幸い悪い事も無かった

俺は

それでいいと自分に言い聞かせる

それを後ろ向 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
散る姿クラウン304/3/20 3:25
いずみ[group]アンテ7*04/3/20 2:35
★47 ボクノ…サクラ貴水 水海4*04/3/20 2:13
感謝してやる示唆ウゲツ3*04/3/20 2:09
人形Terry104/3/20 1:14
貧乏万歳[group]104/3/19 23:59
釣針純太204/3/19 23:53
ロク504/3/19 23:41
☆80 キズナ貴水 水海4*04/3/19 23:25
「後悔」と「反省」の境界線。千翔204/3/19 23:02
VOICEロク104/3/19 22:03
回送列車[group]1*04/3/19 22:01
ありんこ暗闇れもん3*04/3/19 20:33
秒針とのコンポジション前方後円墳604/3/19 19:50
貝殻の内側で霜天204/3/19 16:50
ここにある空404/3/19 16:41
素面喫煙変拍子3*04/3/19 15:10
似顔絵たもつ18*04/3/19 14:42
失敗vi1*04/3/19 14:14
ドッペル(ドッペルゲンガー)暗闇れもん2*04/3/19 13:08
とうだい玉兎004/3/19 12:02
桜咲くまでさち604/3/19 11:55
まんじゅしゃげ。千翔204/3/19 11:38
寝具er-K氏六崎杏介104/3/19 10:52
銀の手木立 悟704/3/19 6:49
こと、さしたる同居に幸せしない黒川排除 (...104/3/19 2:45
別れ前春日響204/3/19 1:41
芋虫でいたいのよ404/3/19 1:13
☆79 オレタツバサ貴水 水海304/3/19 1:10
☆78 ミントティー204/3/19 1:06

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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