隣の部屋から

大きな笑い声が聞こえる

俺は

ここ1週間で本当に笑ったか

テレビもボォーっと見ていて

面白いものなんてなかった

友達にも会わなかった

俺は

 ....
考えることを止めたら人は死んでしまう
悩むことを止めたら人は生きる目的を忘れるだろう

辛目のスパイスは小さじに二杯
それだけあれば楽しめる
人生というカレーの味は。
押せないままの電話番号と
伝えきれなかった想い

過去が戻らないことぐらい知ってるけど

まだ忘れられない電話番号と
まだ残ったままの気持ち

戻らないのなら このまま進んでいくしかな ....
不揃いな足音は鳩 鳩 鳩の
何かを象徴して下さることを願った赤い皴の寄る足でした
逸らした塞いだ目に耳に染み付いた 赤の皴 皴 皴に
自らの底面の砂利を明け渡す為ベンチの上面へ足を抱え上 ....
紅色に蕾んだハナミズキの予感の
爆ぜるように的中した枝の 昼間の春の
染み込んだ雲は少しも耐えたりしないので
自在に 夜は春を濃くして暮れ


紅を翳らせてゆく 通りの並木の直立の ....
喉に詰ってる
言葉たちを
吐き出したくて
此処に来た

汚れのない
澄んだ空気を
吸いたくて
此処に来た
大切だと気付くのが遅すぎて
わかったときにはもう いない君

そして残ったのは
君のいない淋しさと
もう触れられはしない
君の優しさでした

失ってから大切だと気付くものが多すぎる
 ....
わたしの夜のとなりに
ことばがたくさん住んでいて
ときどきベランダで
お話をする
こどものかたちをしてる

一緒にトマトを食べたり
くっついてみたり
ゴミを片付けたり

たのしいね ....
連続していく

足元で繰り返していく季節
飛び越える音も聞き慣れた
回り続ける円の内側を
ただ一列に連続していく


繋がっていく

足元で連なっていく蟻の行列
長く長く終わりが ....
ふわり

肌の上でじゅっとこげてしまう花びらが
僕をめがけて落ちてくるので
よる、ねむることができない

ふわりふわり

君の黒い目があんまりものいいたげにまあるいので
桜の枝がしな ....
黒いアスファルトに 雪が舞ったように
花びらが散っていた
前方からやってくる湿った空気が鼻を突く

藤の簪が揺れて二つの影重なる
垂れ桜の下眠るように誓い合った朝は
明るすぎる太陽が連 ....
目的地を探して
彷徨う心の軌跡は
直進し
蛇行し
迂回する

高い山の頂上を
目指すルートを探しているなら
地図を調べればいい
かつて登った者に尋ねてもいい
頂上の
その一点が
 ....
眠れぬ夜 移ろぐ 窓枠の絵画は紺碧
零れる灯 移ろぐ 窓枠の絵画は{ルビ白色=はくしょく}

駆け抜けるイメージは鮮やかさを増す
壁の白
不快な緑
朝陽の無い部屋

始まりは{ルビ何 ....
作り笑顔を覚えた子供達が今の社会を作っているので
この社会には笑顔がありません

僕達が毎朝鏡で顔をチェックしているのは
きっとその為なんだろう
どれだけ制服を着てきたかわからない。

中学の紺のセーラー服、
高校の襟元あいた黒のセーラー服、
大手スーパーの制服、

化粧品工場の作業服はファンデーションと口紅だらけ、
煙草工場の工 ....
ビルディングは
壊れると
風よりも早い
つれづれに

ペンをとってみると

ぼくのノートには

きみのなまえと ぼくのなまえの

あいあいがさが いっぱい


かさの真ん中の線

まちがってかいちゃって

あせ ....
窓からの夕陽の中に
ほこりがきらきらと舞う

体育座りのぼくたちは
机のかげで キスをした
ほこりの雪は それを隠す

バッグにひそめてきたコーラを
ビーカーに注いで 乾杯

今日 ....
たくわんの淵は よれよれしてて
噛むとカリコリやのに
今日のはまた特に
薄っぺらくて よれよれ
あたり前やけど まんまるやないし
たくわん なんで よれよれなん?
なんで もっと しっ ....
そらがあく 月といる
ガラス色の空気
アナタが昇った虹はどこにあるのかわからない

ただのユメだった こわれそうだった
ぐるぐる回るたくさんの月 ひびく
どうしても追いつけない走れない目も ....
わたしはどこにも行きたくない
許してください
わたしはどこにも行きたくないのです

晴れた朝も
暗い夜も
雨の沼も
光の庭も

どこにも

あなたがここに来て下さい
そしてわた ....
交差点の時計の下で
待ち合わせ
あいにくの雨降りに
バロメーターは下がり気味


早く着いてしまった時は 
ろくなこと 考えないものだ


信号が変わると 交差点は
いっせいに動 ....
赤い靴、狂った窟
排水管の鋭な光に射抜かれた歓影
AからZ
誰の手も届かぬ所に
静柩な血の騒やぐ星座造る窟
故意に傷する行為、踊る赤い靴のカウントに
買うんとは訳の違う手製の星座
イリー ....
臆病みを申し上げます
遠く闇が講じる膚滓
歩み聴かす、気化す藍
ソウダ、泡立つか別つか
ほら、小舟はすぐだ
操舵守りも無しに彼岸に
雨漏りの杜に蝙蝠の籠る幻視
戦う以前に戦死ですか
愛 ....
ぴしゃん、と
はねた
さかなのおを
おって
ぼくは
もぐる

ぼくのなかの
くうきは
こぽり こぽ こぽ
ぼくを
つたって
そらに
かえる

ぼくは
ぼくで
 ....
陽が当たらないこの部屋には夜が堆積したまま、おはよう。
けして眩しくはないけれど、それは挨拶だ。



腕を下にしていたのでしびれた。下敷きが平たく硬いのは、しびれずに楽に生きていくための防 ....
駅のホームで国歌を斉唱します、国歌を斉唱したいのです
どこの国歌でも構いません、僕は斉唱したいのです
恋人はホームの先端でフェンスを噛み砕いています
ものすごい音をたて、あるいは音をたて ....
日曜日
春が冷たい手で触れるから
さわられたぼくは立ち竦む

でも 散ってゆくものを
追いかける道は見つからない
東京はどこもかしこも
アスファルトで
ぼくたちの走る土は
見当たらな ....
せんえんで
ひゃくえんのものを
さんこかいました
おつりは
いくらでしょう

あほう
ちっとは
頭を使えや
解るか
客が
なんぼやって言うたら
負けろって意味なんやぞ
普通な ....
熱くも無く 涼しくも無く

肌に濡れる風は心地よく また煩わしくもあり

音は無く

揺れる木葉は遂に無言

それを何と呼ぶかは人の自由で

ただ「微風」と 私はよんだ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
☆113 0・5ホ貴水 水海3*04/4/19 22:41
辛さの割合白峰=黒都2*04/4/19 22:32
黒蝶104/4/19 21:42
偏光病A道化504/4/19 21:09
ハナミズキ通りの夜304/4/19 21:04
漂流ANNA104/4/19 20:45
淋しさと 君の優しさと黒蝶3*04/4/19 20:24
夜のとなりチアーヌ7*04/4/19 15:48
光の先へ霜天404/4/19 14:56
はる光 七清304/4/19 14:34
散りゆく季節はちみつ草駄004/4/19 13:38
彷徨うさち604/4/19 10:48
Bell Coll Life & DeathHEDWIG3*04/4/19 5:40
笑顔メンテナンス桜 葉一104/4/19 5:04
服は人なり。佐々宝砂104/4/19 3:22
ビルディング黒川排除 (...104/4/19 2:58
あいあいがさ望月 ゆき2*04/4/19 1:41
理科室記念日3*04/4/19 1:37
へたれ湾鶴404/4/19 0:41
アクアリウム花田春菜004/4/19 0:01
わたしはどこにも行きたくないチアーヌ204/4/18 22:59
騎馬戦望月 ゆき2*04/4/18 22:59
赤い窟六崎杏介104/4/18 20:12
そぞろ歩き104/4/18 20:00
しずく玉兎104/4/18 12:50
いつまでも繰り返しているnm613*04/4/18 9:51
国歌斉唱[group]たもつ1704/4/18 7:44
ゆく春に刑部憲暁204/4/18 7:38
大人の算数ねなぎ304/4/18 5:33
微々たる風に白峰=黒都4*04/4/18 4:02

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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