私は独りで自慰をするしかなかった
匂いなら今もそこここに
残っている
けれど
本当はそんなもの
もう
何の意味もない


忘れない
ぬるい風が頬を撫でていた
あの真昼
二 ....
-想いは届く-


この果てしなく広い大地の中

誰しもが探しさまよう

たった一人の異性(ヒト)と巡りあうために

ただただ愛してやまない

この世でたった一人の愛し ....
あんまり上手ではないね
すぐに 散らかしてしまうもの ね



タプン
跳ねる音を合図にして
東京のすみっこ
ふたつ
重ねた
ひらひらと尾をふって
水泡を吐いて
重ねて
しま ....
何処かにおとしたの わからないわ
天使なんて誰がいったの?
落ちたハネは踏まれて沈んだ
太陽の花が咲いた日に。

赤いそら見上げてながれて
アナタがたいせつにしてた蔓きった
もうもどらな ....
 どんなに泣いたって
 もう帰ってこないんだ
 みんながつらいんだ

 泣きじゃくる声と
 なだめるような太い声

 人影のまばらな待合室で
 空気の密度がそこだけ違う

 あんた ....
 結局のところ
 何もわかってないのかも
 ねえ
 さいごのさいご
 くるりと振り向いて
 ふたりの夜も
 ふざけたキスも
 ぜんぶぜんぶ
 うそぴょん、って
 そう言って君が笑った ....
ええじゃないか

ええじゃないか

こんな人生ええじゃないか

なんでもかんでも親の言うとおり

そんな人生嫌じゃないか嫌じゃないか?

人生楽しくええじゃないか

何でも楽し ....
絵に急ぐ離院にて
哀裸婦ぶる兎は
風流図の劣土を掘る
「主よ、賛語を、くれないか」
と、得る土見入る
放る土見入る
経る陰、言え!
「牢に老人は労務として蝋燭を…」
しかし在るは腐兎図 ....
午睡が
目蓋をあとにして 引いた頃
残された畳は
幾重もの夕刻で磨耗して
いつしか
青みを失っていた


かつて 
お伽噺の 
わざとらしい色合いの湿度を
痒がって むず ....
浴槽に沈んでいる 午前三時の
代わりに沈み始めた 
無益な水分を含んだ体だ
生暖かく悲しがり
一匹の魚も住めない水分子を
誰か 泣いてくれ


眼球が 震えているのか 
眼球 ....
巨大な石版にきざまれた
柘榴石の星座がきしむ
西の方に5分ほど
かちりと音を立てて静止していた時が進む

一億光年の夜が流れ
廃棄物処理場に水たまりのような鏡
割れた月が赤々と燃えている ....
フセイン、昨晩おまえの夢を見た
おまえは壇上から民衆に向かって演説をしていた
それはおまえの国の言葉なので俺には聴こえなかった
サダム・フセイン、俺がおまえの夢を見ているとき
おまえは俺の ....
運命線が雨
さよならする
道はみどり
くグもる街は
ガラスの塔に映る
奥二重の妊婦

婦人科の空に
末路なびかせる
現象として
なりを潜めて

わたし
人の群れに
混じる
 ....
その女性は美しい言葉を使う女性だった

私のようにありふれたストレートな言葉ではなく
詩のようなお伽話のようなあんず色の言葉を使う女性だった

それが私の想像力を掻き立て私を苦しめる
その ....
あたしはしがいちをぬけて
いちまつのたもとにたどりつく
気の小さなあなたは
クルマから降りようとしない
 届くかい?そんな距離では。

あたしはモザイクをかぶり
 うきよえのリスクに ....
あの人が僕にくれる物は
いつだって
あの人がいらなくなった物

やっと見つけたんだ
僕だけの玩具
僕が好きに遊べる
僕だけの僕だけによる
ただ1つ・・・1人の玩具

飽きた玩具はも ....
何百年も動かない
息はしている でもしゃべれない
体は綺麗なまま でも感情が無い

その瞳に何が映った?
笑う事も泣く事も怒る事もできずに
あなたは生きている
「死体」となんら変わりない ....
濡れた
読んだこと無い週刊誌

海の不自然な美しさは
人為的な型どりが常になされているのだろう?
海面はいつだって、驚異的数値感で
冷却さえも、持ち合わせていないかのよな
幽玄そぶりでた ....
無機質な機械音をBGMに
ぼくらは 流れていく

ベルトコンベアーの上では
ことごとく 無力だ
試行錯誤はきりがないほど

しかし
流されることが
必ずしも 不幸ではないと
ぼくら ....
 

さららの東風をうなじをかすめた
ブルーシートの波
織目は日の印象を受けとっては流していた
くすんだゴム蛇は胸に垂れ下がり
ふくらはぎを通りこして
ジャリにまみれてずるずると
電柱 ....
悩ましげな風が吹くから
北へ歩いて行こう
暖かい空気は居心地が悪すぎる
一人じゃ何をやってもつまらない

まぶしい笑顔が街に溢れているから
地下に潜ろう
眩しくて目が開けられない
目が ....
冷ややかな朝に
渡る風の行方を見つめていると
どこかで古いレコードが回りだす
草原の朝もやの中から
湿った石の階段が現れる
五段ばかりで
他には何もないのだが
時を経て少し苔むしたまま
 ....
暖かい泥が
甘いなら
あなた死んだ
ラーバ真似る舌

滑らかに
沸立つ夢も
明け方の
仕業にする

わたし適齢期
きたなら
飛び立ってしまうのよ

うわごとは
逃がさぬよ ....
で、10年後

仕事がない
月15万のテレフォンアポインタ
新宿 オフィスビル内での簡単・キレイなお仕事です

これ断らなければよかった
15万だと カツカツだから。
18万から探して ....
明日は燃えないゴミの日だから

人をまとめて

玄関に置いておく


翌朝

人はバラバラになっていた

どうも統率に欠けている

これでは回収してもらえない


結局 ....
その牙で噛み付けたら男はイチコロ
甘いフェロモン吐き出して
罠に掛かった獲物を喰らい尽くす

キスや抱き合うなんて慣れてる
全ては獲物を手に入れるため
全てはあなたに愛されるため

あ ....
結んでいた髪をほどくと
さらさらとこぼれて裸の腕を包む
冷たくなった首筋も温かい
今日はもう
立っている必要はないから
膝を抱えて
うなだれて目を閉じた
温かさは
これくらいでちょうど ....
ハタチを過ぎて
さして美味くもない酒をたしなむようになり
大人の仲間入りをしたフリをする。
千鳥足で歩けたらいいとか
馬鹿みたいに思っていて
なのに頭の中はいつまでたっても冴えていた。
酷 ....
ナット・キング・コールは
ダーリン、ダーリン。


夏日の残り香
オイスター
お蔭様で
フライパンはいびつだけれど
洗ってやらない
換気扇もつけない
オイスターは天にのぼる
右の ....
街で人間観察をする
昨今、特に女の子を専門。
で、俺の瞳にピーターパンの面影はない 訳で、駅で、
スタイルがいいということは野生だろうと思う。
俺の理性をつっつく、
つまり俺はレイプをすると ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
それからの孤島石畑由紀子704/4/22 22:59
想いは届く・・・ひで4*04/4/22 22:48
みなわ504/4/22 22:23
猛禽。花田春菜304/4/22 21:54
ねえuminek...004/4/22 21:50
うそぴょん104/4/22 21:44
ええじゃないか蒼空と緑104/4/22 21:34
I hate color六崎杏介004/4/22 21:17
お伽、隠滅A道化504/4/22 20:49
明けの化石504/4/22 20:33
フォーマルハウトダーザイン15*04/4/22 20:09
夢(サダム・フセインの)たもつ1404/4/22 19:01
花豚よつやとうじ204/4/22 17:30
ごめんね。さくらいちご404/4/22 13:18
カラーエイジ示唆ウゲツ004/4/22 11:10
玩具海美004/4/22 1:58
人形004/4/22 1:52
完全な回転瓜田タカヤ004/4/22 1:23
ベルトコンベアーの上で望月 ゆき1*04/4/22 1:22
迷散湾鶴104/4/22 1:04
「 人生不信の春 」椎名504/4/22 0:53
階段岡村明子904/4/22 0:42
オリエンタルよつやとうじ304/4/22 0:14
靖国山内緋呂子9*04/4/21 23:57
人ごみあとら7*04/4/21 23:03
poisn海美004/4/21 22:28
消化蒼木りん2*04/4/21 22:20
世の中と晩酌の日々花田春菜304/4/21 22:15
夏日の口笛バンブーブン...404/4/21 21:04
詩人の尊厳 その2馬野ミキ5*04/4/21 19:31

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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