あなたと別れてどれぐらい経った?
最初は何事も無く違う男を求めたりした
だけど日に日に泣く事が増えていく
携帯に記憶された あなたの番号
いつになったら消せるのかしら?
これを消した ....
目がまわるくらい
忙しく せかせかと暮らそう
やることない とか
ひまだよ とか
くそくらえで 暮らそう
交差点の信号待ち
青信号の後ろから
パンッと 響く
短距離走のスタ ....
季節のざわめきは
ふきのとうの頭から軽く跳ねて
たんぽぽの綿帽子よりも、緩やかに
歌声に、散った
空
飛んで行く
、飛んで行け
遠く日本海側からの寒風に彩りを添えて
....
デリカテッセンを観た後
彼女はその気になってうらがえしにキスをした
とても奇妙だった
奇妙だったが言えなかった僕は
とても臆病だった
* * * * *
それはちょうど夕食の時間に ....
朝
↓
昼
↓
晩
眠
↓
緊
↓
疲
眠
↓
笑
↓
疲
笑
↓
笑
↓
笑
眠
↓
笑
↓
笑
笑
↓
笑
....
新緑映晴天
風鳥啼唯静
我抱母大地
唯々眠静也
(新緑は晴天に映え
風、鳥はただ静かに啼く
我は母なる大地に抱かれ
ただただ静かに眠るなり)
生えないハネ 干涸びた泪
影に吐き出した汚物も黙ったまま
太陽は燃えつきては堕ちた
誰を捜しているの? アタシは見えない
傷なんてナイ痛みなんてシラナイ
ソラが青いのをアタシはしっている
....
はるか
遠くから落ちてくる
手袋の記憶を
あなたが
持っていたとしても
それは
あなたの
責任では
ありません
あなたが
ベルギー産の
山羊の肉をとてもとても
好きだっ ....
折檻ed寝具は瑠痛の天圃で
蓮滴る窓裏が留守、と
添う乱-蘭-爛、賛淫美歌
工房に晴れた「嗚呼、何処」
得る美慰、繰り因果字へと
或る実に熟むはI-L、愛へ流れ
ルr-ルr-ルr-ルr-ル ....
風の音に、混ざりながら、かすかに聞こえる
君の声・・・君は、どこにいるの?
今どうしているの?
君が追いかけていたものは、どこ ....
手にした笑顔の数より、涙は多いかもしれないけど、
それでも、僕たちは、生きなきゃいけない。
もし、どうしても泣きたい時は、僕の腕の中で泣けばいい。
....
夜の洞をぬけるとき
火のしずくにふれるとき
眠りの軌道をすすむとき
蝙蝠のいらだちに とろける皮膚に
濡れた夢の繊毛に
からまり もつれて
声は発熱する
星のページを閉ざすとき
....
-存在-
毎日が下らない1日の繰り返し
何もないまま・・・何も変わらないまま・・・
何をするのかでさえわからない苦痛
「ねぇ・・・僕はどこに存在すればいいの?」
「ねぇ ....
僕たちは、ずっと何かにおびえてきたんだろう。
僕たちはいつも、人の目を気にしながら生きてきた。
けど・・そんなに神経を使いながら生きるのは、
....
深刻な顔で
アナウンサーが原稿を読んでいる
車が正面衝突したらしい
反対車線に飛び出し・・・
事故現場が映し出される
運転していた男性と・・・
最後の言 ....
澄んだ青空を飛び交う鳥達が
どこまでも続く永遠に 涙すると
風に乗る桜の花びらがゆっくりと
地面に落ちてピンク色を 敷き詰める
夏 緑は生い茂り濃い空気の層が
霧となって 大地に降り ....
いつか いつか
笑えたらね
そんな頃に会いましょう
穏やかに 穏やかに
春は何度でも巡ってくるから
いつかゆっくり背伸びができたら
乗り越えるものが大きいので 今は
続いてる ....
ところで
まだその真ん中には石がある
それを投げる親方の背中が突然割れる。( ウソ騒ぎ臭い )
あらゆるもののそもそもで、
正しくは「融解」と言う便利な言葉があって、
その中には「捨て駒 ....
色んな事が沢山あるけど
大事なモンは
胸の中 零れる程に溜まってる
沢山の喜びと哀しみが
蔓延る世の中
でも 歩いて走って進んでる
今までの途で出会った
心有る人達に僕は何ができ ....
私には家族がいて
一緒に笑う友達がいて
柔らかく抱かれてくれる仔犬もいて
だから
思ってはいけないことなのかも
“ひとりぼっち”だなんて
・・・・
きっとこの“ひとりぼっち” ....
恩を仇で返しやがって って
誰かに 言われちゃったけど
仇を恩で返されるのに比べたら
よっぽどましだって
ぼくは
そう思うんだけどな
春のある日
緑の窓に
映るように出会う
ふたつの音楽
応え以上の応えを浴びて
昨日は突然消え去って
今日と明日は行き来する
花の手をとり まわる声
声の手を ....
遠い星から
スナイパーは
銃口を宇宙に向ける
地球から打ち込まれた
探査機は
火星の赤い大地を
不細工に這い回っている
地球人・ゴー・ホーム
宇宙にむけて
撃ち出された
君 ....
ジャブジャブ歩いていける
砂浜から続く海
うすい砂色の皿に
浅い海の色のスープをそそぐ
(鶴は飲めない狐のスープ)
ふかい空から
ひたむきに
飛び込む姿勢で
(ウミネコの視線で)
....
ある日憎しみが空から降ってきた 皆は窒息した
虫かごを下げて草むらを這いずり回っていた頃があったろう
誰もが共有する思い出だ すべての思い出なら無意味だ
わたしはりんりんと鳴く虫を肩から下げ ....
「ありがとう」を
上手に言えない自分が
人に何かしてもらったら
「ありがとう」とちゃんと言いなさい。
と、我が子に教える
「ごめんなさい」を
素直に口に出 ....
いくら待っても
きみは来ないな
約束してないから
来るわけもないぜ
きみと俺の
最初の約束
お互い隠し事はやめようって
小指と小指をからませた
そのころ ....
「はじめまして よろしく」と
「さようなら」の数は
イコールじゃないぜ
「幸せ」と「不幸せ」の数も
イコールじゃない
どちらが多いか少ないか
それは
運 不運 ....
輪郭の街が
徐々に織りをなし
時計はだらりと腕をさげ
ほぅい ほぅい と歌う
海にでると
肌がちりちりと
焼ける心地よさが
足跡にたまって
潮に吹かれた
8mmフィルムが
からくり ....
短い詩
短い死
どちらも
一瞬のうちなのに
それでいて
どこか
突き刺さる
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