砂の上

ふたり膝を抱えて 
手のひらから
無数の砂粒をこぼしながら
波の音を数えた

星屑を散りばめた
朝の海をあげるよ

あの瞬間は 
二度ととりもどせない


ため息 ....
お菓子の家は
どこにあるの。


雲ひとつ見つからない
青く平べったい空が広がった
あの日

雲だけでなく
あの人までも
見つからなくなった

心からあの人を
信じてきってい ....
遠くで呼ぶ声がする
ボクを呼ぶ
微かな声がする
高校の
クラブハウスの二階から
身を乗り出して手を伸ばす
何度も落ちそうになったけど
声のする方へ届かせたくて
この手で掴み取りたくて
 ....
鋭角の午後をよびとめて
僕らは街をあるきまわる
一杯のコーヒーをもとめた店で
冷えすぎた空気にふるえて笑う
すきだとおもうんだ。

土曜日から月曜日までの数直線上に
いくつ君が立ってるか ....
あのとき僕が
嫌だと泣いていたら
戻って来てくれましたか?

あのとき僕が
大好きなんだと叫んでいたら
今もトナリで 笑っていてくれましたか?
もう一度
あたしを見てはくれませんか

もう一度
あの笑顔を見せてはくれませんか

もう一度
あたしの名前を呼んではくれませんか

もう一度
手を繋いではくれませんか

 ....
わたしはもう

一歩も進めそうにありません

思い出という名の紐に とらわれて
がんじがらめになって

一歩も進めそうにありません

いつか 綺麗だと思った思い出たちが
今は わた ....
『君の夢はもうかなった?』
その言葉は・・・君にあげた最後の手紙。
『その夢を絶対にかなえろよ。絶対に。』
そう・・・僕が送った言葉は・・もう・・君には届いていなかった。
僕がそれを知ったのは ....
君だけは、幸せであってほしい。僕にどんな事があっても。
どんな事があっても・・・君は、僕に涙を見せない。
それは・・僕に心配させないため?
それとも・・・ただ強がっているだけ?
それで、自分は ....
バラバラで、それは上下の問題ではない。波打つとか押し寄せるとかではなく、スッと入ってくるそれは曖昧な塊だけれどちぎれた雲ともすこし違って、ピントはあっている。ところでピントに気づくのはふとした時で、た .... 何気ない日々が淡々と過ぎていく
何をしていても
何もしていなくても
そんなことは知っているのに
私は悲しみを持て余すばかりで

いつもは無口なあの人が
今日はよく笑っていた
野に咲いた ....
うちの窓から
朝日はみえない
きっとどこかの窓からは
朝日がみえる
みえるのだろう
夕べ
流しの三角コーナーに
食べ残したサラダを捨てながら思った
サラダの中の胡瓜が細かくなる前
の ....
うさぎはおおかみの上着を着て
おおかみの上着の上から
うさぎの上着を着て
うさぎの上着の上から
おおかみの上着を着て
ほっと一息ついて
コーヒーショップなんかで
おおかみの上着を脱いで
 ....
緑からブルーに変わる星空眺めて溜息ひとつ

『ひとりでいたい』

君の心に星はなく
あたしの星も消え入りそう

『そばにいてもいい?』

君の心を晴らすのは
あたしの気持ちなんだろ ....
鳥は水中を泳ぐ魚を見て 泳ぐ喜びを羨ましいと思い

魚は地上に走る獣を見て 走る喜びを羨ましいと思い

獣は天空を飛ぶ鳥を見て 飛ぶ喜びを羨ましいと思う

皆、自分が羨ましいと思われてる事 ....
ラッセラーラッセッラ!
永遠の殺し祭りに愛を!

観戦するときに座る椅子の形をもっと
良い物にするために
お金をくださいな。

ラッセラーラッセッラ!
殺し祭りは地球を救う!
殺 ....
赤い太陽が沈む頃、青い太陽が顔を出す。
青い太陽はダークマターで構成され
可視することはできない。
月が天頂にさしかかる頃、青い太陽もまた空を照らす
オリオンカシオペア北斗七星
見えざる青い ....
こんなハズじゃないよ。


ぼくの勇気が

邪魔をしたのかい


もう このままじゃ

もう ぼくたちは



きりがない。
優しそうな獣に化身した

あなたの

深い蒼い瞳に惹かれて

その逞しい背中に 

思いがけず乗っていました


柔らかい毛並みの触感 

見初めた者の

体温と鼓動 
 ....
その日はいつも不幸だった
あの時期と重なっていた
分泌物に支配された
私の脳は 
ときどき我を忘れて暴走する
きっかけは 
あのデジタルの時計の
『カチッ』
っという音

マッチを ....
どうしても手放せないものがある。

直径二十センチの海だ。

四キロを泳いで持ち帰った
はたちの俺だ。

ごろり
机の上にころがる
うす水色の{ルビ浮子=アバ}をまえに
いま、俺は ....
もつれています
もつれたままに しておきましょう

ほどけたら
それきり

むすびめが わからないなら
その方がいい

まむすびにして
ポケットの中へ

わたし
いつから
 ....
不安な気持ちと幸せな気持ち
量ってみたらどっちが重いかな?
ただの天秤じゃなくて 心の天秤で

誰かが言う、
「そんなの量れるわけがない。決められるわけない」

たしかにそう
量れるわ ....
そうですね

いってみる

そうですね そうですね
そう かもしれません
そう いう考え方もあるかもしれません
そう いうものの見方は
ほんとうは
かなしくは ないですか

 ....
遊びに行かない?

    誘ってくれてるの?

そうだよ

    あはは

あははじゃない

    ありがとう

ありがとうじゃない

    だって忙しいもの

 ....
 真っ白な傷ひとつない表面に
 あこがれてヨーグルト

 銀のさじでざくりと掬う


 カルシウムだとか
 ビフィズス菌だとかいうのは
 もはや現代人を動かすには不足なのだよ
  ....
気付いてほしい
君の彼氏がどれだけすばらしいか
気付いてほしい
己の浅はかさを
気付いてほしい
自分が誰に抱かれたのか
君はつまらない人間に抱かれたんだよ
そして自分を傷つけたんだよ
 ....
いつもなら

腕を組んで歩くのに

君は

僕の後ろから

うつむいて歩いてくる

巡礼者のように

哀しい顔で

僕はほんの少し

君が戻ってくるのを期待していたよ
 ....
森をゆく足音は割れていて
でもそれは 決して
壊れてゆく訳でもなく割れていて
それはいくらか湿っていて
でもそれは 決して
濡れている訳でもなく湿っていて
微かに遠のくように響き
でもそ ....
旅に出るなら
夜の飛行機にしよう

このまま
一緒になるとも
別れるとも
僕らは決められない

別れらない二人には
夜の飛行機がいいよ

君は僕のことだけを
僕は君のことだけを ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
パピヨン 〜蝶〜望月 ゆき3*04/5/16 2:05
グリムよ。4*04/5/16 1:16
Who is calling me...?Lily o...8*04/5/16 0:40
21時船田 仰904/5/15 22:54
もしも黒蝶104/5/15 22:09
モウイチド304/5/15 21:58
一歩anne2*04/5/15 21:46
空へのプロポーズ天使004/5/15 20:34
まだ生きてるから〜タイム・オーバー〜1*04/5/15 20:24
センチメンタルがやってくるnm68*04/5/15 19:49
不在快晴11*04/5/15 14:25
サラダサダアイカ ...2604/5/15 14:20
きぐるみ2804/5/15 14:17
溜息chi-ha004/5/15 12:03
無知真山 仁美204/5/15 10:37
殺し祭り瓜田タカヤ004/5/15 3:40
赤と青rue004/5/15 3:39
果て望月 ゆき1*04/5/15 2:02
愚かなる者蒼木りん0*04/5/15 0:30
壊す1*04/5/15 0:22
プロローグ草野大悟304/5/14 23:59
mokko204/5/14 23:23
君が好きもこもこわた...4*04/5/14 22:42
ことわり月音1404/5/14 22:24
カオスな二人たかぼ404/5/14 22:17
ヨーグルトマッドビース...204/5/14 21:57
彼女蒼空と緑104/5/14 21:03
★80 キミトボクノ…サイゴノヒ貴水 水海6*04/5/14 21:03
森をゆく足音刑部憲暁604/5/14 21:02
★78 ヨルノヒコウキ貴水 水海4*04/5/14 21:02

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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