あおいみどりのなかに
まわる
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満ちゆく初夏のとき


日々は
やわらかに途切れていく
うたうように
そうして また
繋がるために

むすうのひまつが ....
あたしね

あなたのことで泣くことなんて

ないと思ってたの

だけど

あなたが離れていってしまうから

あたしの涙は

溢れて止まらないの

ねぇ どうしてくれるの ....
なんどかなんとなく どんどんどん
僕の声が聞こえるかぎり、このそらは
不貞なねずみ色。

三度かなんとなく からからどん
憂い、そらは散らばったカプセルで
それとなく あかいのさ
 ....
海の中空で宇宙遊泳
君の粒子(カタチ)を捜すため

やがて 化石となる僕が 
永い時間(とき)を経て
幾億もの塵となり
海に溶けた君の跡に 降り注ぐだろう

その瞬間(とき)僕たちは
 ....
しおが
まあるく
みちてくるのは
ぼくらのからだに
きざまれたひつぜんだ。

しおが
まっくらに
ひいてゆくのは
かぜがおしえる
このほしのぱずるだ。

このほしとつきとのなぞ ....
僕は君のことなら好きでしたっけ

一目会ったその時からであったとしても

僕ったら胸にドキドキなのですが

今の今まで言葉にすることでした



あれはそうそう雨の雨の日で ....
すきま風に押され
宙を舞い
テーブルの上

こっちが裏だ。
こっちが表だ。
裏だ。
表だ。
裏、表、裏、表、裏

小競り合い

すると
いらついたように
はらりと飛ぶと
 ....
行き止まりの洞穴の中へ
君が入って行ったので
僕は後を追う
じめじめと湿気じみた洞穴の中で

わ わ  わ   わ    わ    わ   わ  わ わ

君が戻って来る気配はない
僕 ....
君に会えたことさえも
今じゃ全てが気持ち悪い
さっき食べたものさえも
一緒に吐き出してしまうこの始末
あぁ人を好きになるって
こんなに切なくなるものなのね
はじめからわかってた
君が誰が ....
君に会えて
咲かした恋の花
すくすく大きく育ち
今じゃ綺麗な花が咲いたよこの花を君に届けたい
受け止めてくれる?
僕の想いを


君が好きだなんて
君も知ってることだよね
二人にな ....
机の上を歩く
蟻たちを追って
旅に出た

旅先で出会ったのは
甘い 甘い
君という存在
ここで。
ほんとうのこと、を。

二つの道しかありません。

えいえんのあき
はるのくるふゆ

どちらを選びますか。

どちらを選びますか?
その路線の終着駅は海沿いで
寂しい駅舎には
潮風が染み付いていた

流れている景色が
ゆっくりと落ち着いて
溶けていた車窓の奥で
海が空にゆれている

向かい側の席から
ゆっくりと ....
生きているのか
わからなくなる 今

死んでいるのか
わからなくなった 過去

止まっているのか
わからなくなりそうな 未来

今はもう戻らない
過ぎ去っていく過去
嘲笑うような ....
初夏の風に葉をさわさわと揺らせて
静かに佇む一本の木
強くなってきた日差しに
きらきらと輝く葉
いつからそうしてそこに立っているのだろう
行き場の無い想い抱えて窓の外
目をやれば静かに微笑 ....
白いカーテンだけが意味もなく揺れていた
感情も
体も
もう僕を動かす事は出来ない

胃がグルグル回った
僕はただ洗濯機を想像した

汚れを洗い流している
だけど僕は
汚れを擦り付け ....
黄身の無いゆで卵
味付けのしてない納豆
味噌汁

それが、私、今日の夕食

体の重みに耐えられなくて、
柳を絵筆に
小夏
波紋をひとつふたつ
漸近線と戯れる
闇から
透明な海老
羨ましくなって
小指
波紋を作ったのに
塗り潰してしまう


枝垂れ
鼻先を掠めてゆく
小指
引 ....
早朝の慌ただしい駅のホームで
よれたスーツに身を包んだ
アンドロイド達に紛れ込む
ウィダーインゼリーを注入し
素早くエネルギー補給する私

死体を乗せた霊柩車のように
ひたすら突き進む急 ....


真っ青に透き徹る海が恋しい
真っ白に焼けた砂浜が恋しい。

湿気の多いべたべたする嫌な日
何でも有り余る肥大した無慈悲。

何故か連続して襲い来る不幸
大地は割れ火を吹く山 ....
やぁ娘さん
いったいなにをしてるんだい
金魚を飼っているの
金魚を飼っているの
金魚を飼っているの
その娘は三回答えたり
二回答えたりした

娘はひらいた
わたしは言い返した
でき ....
おいかけてゆきたいのです。

包丁でざくりと切ると、すぐ後ろでネギがぱらぱらと広がるように
ざくりの跡をぱらぱらと追いかけてゆきたいのです。



続けたいのです。

にんじんをする ....
きもちをつたえようと
ことばをえらぶたび
むねのおくがずきずきいたんで
むねをかきむしるうち
かたいものがゆびにふれた
おもいきってひきぬいてみると
くすりゆびくらいの
てとらぽっと ....
とじていた
じわんとなる
しあわせな
きもちとか

かおが
じわんと
あかくなる
ふしぎな
げんしょうとか

しらなかったこと
たくさん
ぎゅぅって
つめて
いっ ....
くだらない男が鎌をかける

私の薄い笑みは

その通りの意味

別の女に声をかけても

あなたのくだらなさが増すだけ


私は 

風を纏う

なびく髪は

そのうち ....
もし願いが叶うなんて
そんな夢みたいなことは言わないで
そんなことはあるはずないだろ?
良いも悪いも等価交換
こんな世の中誰もが信じれない
そんな寂しい事をいうなよ
お前の事を好きなやつ
 ....
一本のメールで
今日の予定がすべて狂った
夕べからの心の準備も
無駄になった

これからのからっぽの時間は
メールが来なかった方の未来に
嫉妬して過ごします
高い壁をかじる
音だけの生きもの
雨に沿う指
つまびく素顔
かがやく花
かがやく花



光さみしい午後の足跡
雨のまぶしさに左目を閉じる
右目を泳ぐ一人称の影 ....
 太陽から
 熟したとこだけ溶け出して
 夜に残った
 
 ぽったりとカスタードクリーム色の
 満月が
 今日はでていた

 あんまり見事だから
 僕はぼーっと見上げて立ち止まっ ....
ごはんを食べた後
階段を上って部屋へ戻ると
ごはんを食べるために部屋を出て
階段を下る
ごはんは誰かが食べていたので
階段を上って
部屋に戻ると
明かりがつけっぱなしだった
だれかが消 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
プリズム404/6/5 14:23
黒蝶104/6/5 11:52
ねずみ色よりあいをこめて。示唆ウゲツ004/6/5 2:42
回帰—あるいは受精のようなもの—シャッターコ...004/6/5 1:23
うみのぱずる草野大悟7*04/6/4 23:00
恋文変文ラタレブー喫煙変拍子404/6/4 22:11
ぺら望月 ゆき2*04/6/4 21:58
探生日本木はじめ204/6/4 21:22
難恋蒼空と緑304/6/4 20:26
恋の花104/6/4 20:25
ANNA104/6/4 20:17
初秋・分岐点チアーヌ2*04/6/4 19:32
終点霜天604/6/4 18:41
You are another me...Lily o...6*04/6/4 16:47
「 なりたい・2 」椎名304/6/4 15:04
白の約束りぃ204/6/4 13:57
モデルrue004/6/4 13:15
透明な海老バンブーブン...204/6/4 11:30
アンドロイドの背中快晴10*04/6/4 10:14
海賊狸亭1604/6/4 9:51
応答によるけど黒川排除 (...404/6/4 3:58
願望湾鶴1004/6/4 2:21
きもちアンテ1104/6/4 1:38
こんぺいとうシャワー玉兎204/6/4 1:17
蒼木りん2*04/6/4 0:37
幸せ蒼空と緑104/6/4 0:31
パラレルRT304/6/3 23:51
咲水木立 悟304/6/3 23:34
カスタードムーンマッドビース...804/6/3 23:25
六月病本木はじめ604/6/3 22:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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