小さな手
小さな目
欠けた空を映す鏡に
歌のかけらを置いてゆく



重なりつづけ
重なりつづけ
どこにもつながることのない
造られた花のような子供たち
たじろぐ腕をとり
 ....
君といないことを意識してください
会いたいのは今ですが
ずっと ずっと
会いたいと思っていてください

君がいないことを意識してください
素直なのは心ですが
ずっと ずっと
想っていて ....
どこかで何かを間違えた
そういえば
君にかける言葉を忘れてしまった
そういうと
月が頭上にあらわれて
僕に愛想を振りまいた
両手を西日に浸して
口数の少なくなった放課後
机に伏せている丸い背中
窓の外
ゆらゆらと 日が暮れる
大学でて、いちねんかん
訳わからんかった

へやは本と服で山積み
かたづけるには
災厄、むしろ最悪だった

りれきしょをかけないので、父は
求人チラシをときどき見せた

どちらも同 ....
ごめんなさい

あなたは、
夕方になったのに、
まだシャッターを降ろしていなかったの
ですね

わたしのシャッターは
とっくに降りていて、
だから、

まだシャッターを
降ろし ....
夏の日が
この白いカーテンを掴み引くことを正しいと言い切り
この白いカーテンを掴み引く私の手の甲を
えぐる、痛い、傷口は
眩しい



下垂した詐術を失った途端
険しく ....
ふせじ の なかの
ながい ゆめ

とんとん どうにか
すすけてく

ならくのそら は
しらせぬ いろで

ここやら どこやら
さき ゆれる

わたらせ まい よ
と ....
自分を忘れるほど
君する夜
遠いのです
東京タワー
今夜も綺麗に咲いていますか?
僕は都会が怖いので
蟻をプツプツと潰しています
これ以上苦くならない為に
部屋が散らかっているので
 ....
冷蔵庫には蟹がある
九本足の蟹がある




あたしは今夜見ないふり
首の赤味を押さえます




もしか
あなたが欲しいのが
甲羅の色のランプなら
あたしは ....
この街は地図に載っているのに
どうして迷ってしまうんだろう


いつも見る夢のイメージで
飛び越えてみようとしたけれど
上手くいかないものだね
今日と明日の境界線は
思いのほか広い
 ....
嫌煙権とか
定期健診とか
「お酢が体にいい」だとか
「物を投げてはいけない」だとか
「あの子と遊んじゃいけない」だとか
「電話中も笑顔で」だとか
「酒癖が悪いのは大人として恥ずかしい」だと ....
ねえあなた
ちかごろ遠い空ばかり見てる
何か探しているのかな

ねえあなた
ちかごろ言葉を忘れてるみたい
おはようとおやすみしか聞いてない

互いの瞳を覗き込んで
熱心に夢を語ったあ ....
雲一つない夜空だから 

ついでに人差し指で

月も消しました




あなたは耳を真っ赤にして

(それはぽかぽかあったかいから)

無理矢理あくびを引っぱり出し

 ....
応え 光 微笑み うた
かわそうとして
かわすことができずに受けとめ
あふれ こぼれ 消えてゆく
応え 光 微笑み うた
受けとめようとして
受けとめることができずに
あふれ こ ....
電車に乗らないものだから
のんびり風景なんて見もしないんですがね

電車に乗らないものだから
景色の移り変わりに目がいかないんですがね

だって時間がかかる上に
だって乗り換えが大変な上 ....
おネギは好きじゃありません
口に広がる芳醇な リカちゃん人形思い出すから
子供の頃にかじったのかな?
美味しそうな 太股んとこ
そんな訳で味覚障害 おネギの美味さが分かりません
リカちゃんハ ....
コトバが足りない日 涙いらない
オモイが亡くなる日 怒いらない

月だって嘲笑う夜はたくさんの雨
銀の砂がさらさらこぼれたらおやすみ

星のゆめ見てさがさない
華の太陽にいうわ
どうか ....
軋む煌き

行き先を失くした
かりそめの駅の灯り

遠く流れ着く唄は
「人見知りのブルース」


ポツリ雨


繰り返す情熱の合間に降る
孤独より苦い必然の雨

雨は溢れ ....
あなたがするり
と躱す度に

僕の身体は
曲がっていきます

人を遠ざけそうです
喉が貼りつきそうです

薄い枯葉のようです
水を飲ませてください


あなたがひらり
と逃 ....
その時のぼくには
どんな光も
光 だった


高層ビルのあちこちでは
松明が焚かれ
人はそれを
空から眺めては
都会などと
よぶ


灯台ならば
向かうべき先を
教えてく ....
僕と君が出会って付き合いだしてから

僕は楽しかった

公園のベンチでも

絶叫マシーンの順番待ちでも

なにか僕たちは話していた

君の笑顔はこぼれるようで

僕も心から笑っ ....
僕がもうすこし大人になるまで

待ってくれるかい

僕の心がもう少し穏やかになるまで

待ってくれるかい

君が言いといってくれるなら

僕はずっと君といたい

すっと君のそば ....
そらばかり
みあげてたら
すいこまれたり
おっこちたりして
ときどき
こわくなる

そらのあつさと
ぼくのうすさを
シーソーで

ぐいぐい

ぎったん

するする ....
どうして 

一度の人生でしか あなたに出会えないの? 

きっと探し出すよ

世界中の何処にいても

あなたのその瞳を

あなたのその手を

たとえ 生まれ変わったとしても  ....
ひとつ恋をしたら 100の歌が歌える

ひとつ恋をしたら 100の夢が見られる

ひとつ恋をしたら 100の望みが叶う

でも・・・100の優しさは

全てあなたのために...
君が暗がりを恐れるなら

僕は煌々と燃える松明になろう

君が強い逆風に戸惑うなら

僕は風を遮る盾になろう

君が寒さに震える夜は

僕は君を包むコートになろう

君が寂しい ....
どぎまぎした瞬間が塊になってから
あっちやこっちで郵便物
あーなんてすばらしい傷つきやすさが
インサイドのリラクゼーション
アウェイなら手を振りなよ

 (ここでかえる。
 まるで緞 ....
泥のついたじゃがいもを手に取り
母さんはわたしへと目を向け
折り返し台所の窓に映った自分へと
そして再びわたしへと目を戻す

心なしかじゃがいもの泥を洗い流すときの
母さんの手は力 ....
焼けた鉄の匂いがして
午后四時
夕暮れにはまだ早い


大きな橋の上から見下ろす川岸には
まだ若い女の子と男の子が手を繋いで座っていて
川の流れは緩やかでみどり色
遠くまでちゃんと ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ノート(白歌)[group]木立 悟504/6/15 17:46
慕情すぐる304/6/15 17:02
散歩104/6/15 16:45
西日104/6/15 16:41
カポエラ石川和広3*04/6/15 10:56
シャッターチアーヌ404/6/15 9:38
白骨A道化404/6/15 6:48
わたる砂木7*04/6/15 5:07
予定本木はじめ604/6/15 2:14
蟹を食べるフユナ18*04/6/15 2:05
空は僕で僕だった霜天804/6/15 1:44
「ニュースくらい見なさい」だとか鏡文字5*04/6/15 0:47
「 こっそりと恋文を 」椎名104/6/15 0:40
夢見る熱帯夜喫煙変拍子204/6/15 0:39
応え 光 微笑み うた木立 悟104/6/15 0:27
電車に乗らない谷川美嶺2*04/6/15 0:10
味覚障害[group]千月 話子4*04/6/14 23:55
花田春菜1*04/6/14 23:47
「人見知りのブルース」松本 涼4*04/6/14 23:02
するり10*04/6/14 23:00
漁火望月 ゆき8*04/6/14 22:45
★90 カナシイケレド…貴水 水海5*04/6/14 22:43
★89 ハードル304/6/14 22:41
そら と ぼく の のうたん玉兎6*04/6/14 22:26
どうしてBLACK ...2*04/6/14 21:39
優しさ1*04/6/14 21:36
君が...0*04/6/14 21:34
プールサイド示唆ウゲツ204/6/14 20:02
じゃがいもの花容子1004/6/14 20:01
立夏有邑空玖4*04/6/14 19:47

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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