昨日、彼に体重がばれた。
今までずっと秘密にしていたのに。

泣きそうになる私に彼がくれた言葉。


「キミがもし、普通の女の子より
 10?体重が多いと嘆くなら
 それは見当違いだよ ....
ある日 吐き出した唾液が
ニコチンで染まってて
嗚呼 これが僕が汚れた証だと
ふ と思ったのです

ある日 つっぷした枕が
涙で染みていて
嗚呼 これが僕が犯した罪だと
ふ と思ったの ....
 
線路を歩いた
草がたくさん生えていた
誰もいなかった
ずっと前に廃線になったのだ

線路沿いに坂を上っていくと
車両が置き晒されていた
子供が廊下を走っていた

もう少し歩いて ....
波間に夢を見る

ふと揺られていた

気がつくと電車などに乗ってしまっていて
しかも田舎の単線の三両編制で
左手には木々が広がり
進行方向右の窓のそばで
ぼんやりと外を見てると
すぐ ....
あのね もう 
いけないと おもったの

だって どろだらけで
おひざ も いたいの

こんな きたなくなったら
あそんでくれないと おもったの

でもね どうしたのって
 ....
洋ナシをひとつ
手にとって、
戻した


わたしは今
シアワセです と
伝えたくなる
たとえ
嘘だとしても


洋ナシは嫌い、と
言った
あのひと 


伝えるすべも ....
いつも車で通った道を

自転車で走る

この坂は思った以上にキツイ

けれど下り坂は

気持ちいい開放感


大きな樫の木は

いつもより大きくて

一時停止

下か ....
自覚無く過ぎていく時間でしょうか

荒れ狂う感情の垂れ流しでしょうか

自分が正しいと
自分が優れていると

誰かを見下しながら
誰かを蔑みながら

自己満足に酔いしれることでしょ ....
話したことも無いけれど

重なるこころを
感じるのは
こうして
見つめ合っているからですね

どちらかが
目をそらしたら
そこで
終わってしまうかもしれない

もしくは
すれ ....
スカートのほころび 宇宙のほこり 欲張りと肩こり
引力と密接 銀河の驕り 平和の予兆
どれもこれも どれもこれも
おかしな唄と不思議なリズム 今日もまたありきたりの

おかしな唄と不思議 ....
6月の快晴に出会って
やあ久しぶり なんて手を挙げたりして
からからに乾こうとしてる街を
隙間を見つけながら走り抜けたりする

名前も知らない鳥が
真似できないような声を出してる
それに ....
人目から逃れるように入り込む
部屋のキーを受け取り番号の部屋
何かに吸い込まれるようにベッド イン

1枚ずつ脱がされる{ルビ衣服=ふく}
露になる白い肌
見えない透明の傷 隠してた

 ....
雲 のチビ は
ちらり すまして

ふんわり おなか
に まるまって

かくれんぼ なの
だれにも 言わないで

抱きしめたら

ここ へ そら
鍵盤の流れ
書斎の壁
狂った額に優しく
私は受話器を落とす

「悲しみを愛せよ・・・」


無数の音符に巻かれて
加速する刃
氷を突き、宙を舞った

私は目覚める

衝撃は ....
釘打ち
塞いでしまったピアノを
蓋の上から叩いてみる

かたい
なんてかたいんだ
という思い出


指先が充血して膨れる
針で突いてみたいけど
ただ赤いだけでつまらない
 ....
最終電車の中、
大学生が7人がかりで女の子一人に話しかけてる。
あいつらきっと、ものすごい悪いこと企んでるんやで。
よれよれのサラリーマンや、悪臭放つ浮浪者よりもっと悪いこと。

1、2、3 ....
秒針がふるえて
ぼくは ただ
青くなってゆくばかりだ


深みが光を吸収し
かわりに
無数の粒子が
まとわりつく


探してた言葉は
どこにも見えず
たえなまく


 ....
感じていますか?その鼓動

溢れそうな程の
内に拡がる眩しい光
抑えようとしても叶わない
確かな存在
ドクドクドクと
規則正しく脈を打つ
流れ行くものは
エネルギーへと変化していく
 ....
「人の見ていないところで良いことの出来る人になりたい」

「人の見ていないところでこそゴミを拾いたい」

「別に誰も褒めてくれなくてもいい」

「ただの自己満足かもしれないけれど」

 ....
帰る場所がないと その旅人は云う
だから旅を続けているのだと

世の果てには虹の生まれる所が在り
太陽の還る場所が在るという
そこを目指して歩き続ける限り
寂しさなど感じなくて済むという
 ....
あしたがこないと
カラスが言った

あしたはたべたと
夕日が言った

あしたはにげたと
闇は言った

あしたは遠い空の上

きょうは輝く月の下

あしたはじっときょうをま ....
この世の常識とやらは
情け容赦無い
時代は再び上昇気流の乗ったと
多くの人々は言うけれど
人々の一人一人の冷たい瞳が
今日にも人を少しずつ
殺している

二人でいればもはや
二人 ....
月齢を忘れた僕に
意識は低音で
欠落を歌い始める



ぐらり



未明の傾斜に
滑り落ちた


僕は今
蒼の風景
夕焼けが燃える中で

俺はお前の幻を見た

お前が手を振って帰って来る

そんな幻だった

お前は

ふらふら放浪するのが好きだから

わずらわしい関係は
自分で断ってしまう ....
俺の夜空には

今日も星は見えない

鈍く光る三日月が死神の鎌みだいだぜ

俺は

いつ死んでもかまわないと思ってきた

体も悪いし運もないんだから

仕方ないだろう

死 ....
ピンポン球の
はねる理由を
知りたくて
開いてみたら
からっぽだった

どこかで
見かけませんでしたか
自分では輝けない 卑怯な星

人に頼ってばかりの 弱い星









僕みたいで 嫌だ 嫌だ






あぁ 違う 僕なんかより 優しいなぁ 月は
 ....
お誕生日、おめでとう
お母さんは、いつも居間で突っ伏していて
僕は、カーネーションも、あげたのに
お母さんにも、言ってあげたのに
4日後だから、僕の番なのに
でも

お誕生日、おめでとう ....
青空の下、作品が並べられている
授賞式に集まった名優たち、やはり洋モノにはかなわない
何種類もの香りに鼻がおかしくなりそうだ

彼の作品が並べられている
彼は空の青さに気づかない

 ....
    怪しいホテルでバイトをする
    奇妙な香水の残る部屋
    荒々しくねじれたシーツ

    鏡の裏には
    監視カメラの覗き込む
    見る方も
    見られる方 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
優しいキミへさくらいちご304/6/17 13:58
暴走HEDWIG3*04/6/17 13:38
帰還渡邉建志4*04/6/17 10:51
マニねなぎ604/6/17 8:40
やさしいひと へ砂木14*04/6/17 8:27
花信望月 ゆき3*04/6/17 8:16
良好さち504/6/17 8:14
青く澄んだ空谷川美嶺004/6/17 3:05
鍵をください蒼木りん8*04/6/17 2:24
彼女んちのギター示唆ウゲツ204/6/17 2:05
6月の快晴霜天704/6/17 1:46
Love Hotel海美104/6/17 1:41
 そら の砂木8*04/6/17 1:34
トリプルアクセル木葉 揺9*04/6/17 1:23
釘打ちMonk604/6/17 1:23
末期的カルシウム不足どぶねずみ男604/6/17 0:53
ブルーホール望月 ゆき5*04/6/17 0:49
生命ひな004/6/17 0:24
花田春菜104/6/16 23:54
旅の果て104/6/16 23:51
あした の 行方玉兎5*04/6/16 23:49
ねんねこ紀ノ川つかさ404/6/16 23:13
ぐらり松本 涼004/6/16 22:47
☆144 ユウヤケガモエルトキ貴水 水海104/6/16 22:26
☆143 ヒトメダケデモ604/6/16 22:23
貼り紙をする黒川排除 (...804/6/16 22:22
黒蝶104/6/16 20:54
リアル804/6/16 20:34
流れてあとら3*04/6/16 20:09
暗視スコープuminek...704/6/16 19:54

Home 戻る 最新へ 次へ
5989 5990 5991 5992 5993 5994 5995 5996 5997 5998 5999 6000 6001 6002 6003 6004 6005 6006 6007 6008 6009 6010 6011 6012 6013 6014 6015 6016 6017 6018 6019 6020 6021 6022 6023 6024 6025 6026 6027 6028 6029 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
6.53sec.