見上げたら

雨が

矢のように 刺さるように

降ってきた


嗚呼..


殺して

本当に 

この眼も胸も 射抜いて

たやすく命を投げ出すよ


眼 ....
大きな円を描いて
ゆっくりとゆっくりと
海沿いの風車
丘の上から

当たり前にそこにある日々とか
ここで今に生きてることとか

海に臨んで
やわらかい強風に
回転している


 ....
頼りたくても頼るものがなくなったとき

それはきっと自分に与えられた試練なんだよ

だから逃げちゃだめなんだ

失敗してもいいから立ち向かわなければいけないんだ

今がちょうどその時な ....
がんばれって言葉

僕あんまり好きじゃなかった

「これ以上、何をがんばるんだよ」なんて

素直に受け取れなかったんだ

でも

今日のあなたの「がんばれ」は

ちょっとほっと ....
最初に会った時

子供っぽい子だって思った

現実を知らない 純粋すぎる子供のようだって

でも あの夜

君の強い瞳をのぞいて気がついたよ

大人って 子供にだってなれるんだ
 ....
真夏のビル内は 冷蔵庫に似て・・・

都内デパートの屋上で 気持ちよく吹くビル風で
コロコロ動き回る子供達を 優しく冷やそう
野菜室の ように・・・

数階に分かれた屋内で 酷使された熱い ....
手でたどる円は
加速すればコースアウトしそうで
気づいたら
ただそこには器があった

底は見えてる
それほど深くもないのに
真っ白で曖昧になる

もしここに
入れるものが存在しても ....
太陽の先っぽで
ひとつの影が泣く



拭い切れない泥濘に
怯むことに怯む半分と


混じり気のない
夕景の旋律に
委ねてしまえる半分と



けれど太陽が映す
そ ....
女にふられて あんたは何も悪くないと言われて
ぼんやりと抱きしめてほしい日々が続いた

近所の空き交番の
防犯ポスターは
きばんでいる

冬の青い朝などは
建物自体 廃墟にみえる
ぼ ....
せっかく東京に来たのだから
上野駅に行ってみた。
ホームレスの仲間に入れてもらおうと
ダンボール箱を持って。

とにかく東京に来たのだから
山谷に入ってみた。
リュックを担いで、ジョギン ....
誰かが
月を灯す
誰のせいでもなく
誰にも気付かれることなく


触れてはいけなかった 淡い肌
近すぎて 見えない
遠すぎて おもちゃのよう
近すぎて 届かない
遠すぎて 引き ....
もしも宇宙人がいるのなら

宇宙猫とか

宇宙犬とかも

いるのかな


宇宙金魚ぐらいなら

ボクはちょっと

会ってみたいです
けっして 関わってはいけない
猫の葉で覆われた扉は
口が半開き

あの扉の向こうには
きっと ばけもの が
うじゃうじゃ いて
ひどい言葉をあびせたり
かなしいことや 暴力にも 
う ....
象の大群
という唄い出しの主題歌を大音量で校内放送したら
サブリミナルアレルギーの男子生徒がとにかくガラスを割りまくり
創立30周年記念カルタ大会が中止

駅前に集合した障害物競走の失格者は ....
『球根』と見ると
いつも『求婚』を思い出す

そう言えばまだ独身だ

溢れるモノはコイツのせい

『さっきレンジで温めたっけ』

手に取ってみても自分一人

『冗談ですめばよかっ ....
少しうつろに離されている
夜はいつも目の前を往く
あらゆる段差に驚かぬよう
強く強く歯をくいしばる



割れては集まる動きのなかで
曇は水に近づいてゆく
昨日消えたした ....
彼女が叫びました

いいえ 彼女ではありません
彼です

この世界で性別など無意味なモノです
彼女はそんな世界で生まれ 育ってきたのです
そして何かに怯え叫びました

怯えなど存在し ....
君の昔話を聞いた

左の手首を切ったことがあるそうな

君の事が好きだけど君には彼氏がいる

君の左手は彼氏が抱きしめてくれて助けてくれた

僕はなぜか左手の手首が急に痛くなった。
 ....
むいしきの
おとが
きしむ

はんせい
はんせい
きょうも
はんせいって

あっちで
すべったって
こっちで
ころんだって

だめだめ
だめだよって

じぶんに
 ....
ここにあるのは夏の地図
宝島への出航 間近!
冒険の仲間を呼び集め
飛び出そうよ
夏の国へ!!

憧れをつかまえに
雲の船に乗って
さぁ 夏 本番!!
ゆらゆら陽炎
ゆらゆら風鈴
遠くに見える あなた
だあれ?

ゆらゆら潮騒
ゆらゆら風音
もう見えない あなた
もぉ いいかい?
音符のように揺れる花は
ビロードの四面ソ歌
色と音とがマチアワセ
白い夢を真っ赤に染めて
花になれなかった
けれど似てしまった
ゆえに{ルビ永遠=とわ}をゆく
四面ソ歌
女は家庭に入るのが幸せ
と語るハナコさんは
コブラを殺せる

名前に因んでか、草花が大好き
洗濯が終わったら
いつくしんで育てた
色とりどりの花たちに
水をやるのが日課
庭を掃いたら ....
夕暮れ電線 錆びた門扉

忍び寄る夜の気配

誰かが呼んでも 気付かない


額に角 真っ赤な舌

嘘吐きは泥棒の始まり

あたしが泣いても 気付かない


ゆっくりと ....
「飲み終わった愛は   お持ち帰り下さい」 ただ純粋に

お互いの心を言葉で繋ぎ止めていたであろうあの頃

少なくとも世界は君の形をしていた



君はいつか

いつかたくさんの言葉達を空気中に散乱させ

こぼした涙がそ ....
 
 知らない街で
 洗濯物が揺れている
 風に洗われて
 青空を映しながら


 知らない道に
 鳥の羽根が落ちている
 素通りなど出来なかった
「これは大空の破片なのだ」と
 ....
窓を開けてそのとき
小さなひとりの神を殺したかもしれないと
タマネギを刻んだとき
取り返しのつかない何かを断ち切ったかもしれないと
悩んだ詩人がいたけれど
それは確かに真実だったと思うんだけ ....
パンダ部の先輩は
いばってる
パンダ部にいる人は
出世が早いという噂
コアラ部の部長は
いつも深刻な顔してるけど
その割に
取り越し苦労が多い
ゾウ部の女性社員は
いつも大量の書類を ....
逃れゆくものたちから
遠くはなれ
真夏し続ける真昼
貝殻たちは閉じ続け
空は円環面だけを広げ続け退行の曇天
誰かが呼べば
誰かが応える
のそとがわで
隠れている子を見つけ出せない
鬼 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ただの女蒼木りん1*04/6/20 21:24
海に臨む霜天604/6/20 18:59
Don't run awayBLACK ...104/6/20 17:36
Fight004/6/20 17:35
204/6/20 17:32
人口ルビー千月 話子1*04/6/20 16:27
ソラノツバキ204/6/20 13:10
夕景松本 涼3*04/6/20 12:10
無罪放免[group]石川和広3*04/6/20 11:45
風のイルカ草野大悟3*04/6/20 10:10
月がもっと近かった頃クリ2*04/6/20 2:25
宇宙金魚[group]松本 涼6*04/6/20 0:39
決断湾鶴604/6/20 0:38
鉄の失策喫煙変拍子104/6/20 0:37
球根谷川美嶺104/6/20 0:22
ノート(白路)[group]木立 悟204/6/20 0:11
日々マツモト304/6/19 23:53
こころの傷跡そして手首の傷跡蒼空と緑1*04/6/19 23:43
むいしき の おと玉兎4*04/6/19 22:38
Map of Summer春日野佐秀204/6/19 21:19
ゆらゆら204/6/19 21:14
造花7*04/6/19 21:12
専業主婦[group]木葉 揺1504/6/19 20:31
おばけがでるよ。有邑空玖2*04/6/19 20:11
公園かど104/6/19 19:24
逆さの海 そして 置き去り304/6/19 18:53
知らない街 (2003.7.18)和泉 輪2304/6/19 18:47
無数のあなた、ひとりの私佐々宝砂104/6/19 16:13
カバ部の彼氏チアーヌ1304/6/19 15:52
裏側本木はじめ704/6/19 14:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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