ずっと覚醒を待っていた
だけどもんなもん来やしねえ
幻想だった
だだの人 俺は  付け回る
時事ネタテーマに絵を描いて
売り捌いていた青年時代
{引用=まどろみ}
種子は雷鳴を聞いた
意識の発芽前その核が
ひたすら芯へと引き寄せる
死に疑似した時間の中

最初に震動があった
そうして微かな熱
やがて忍び寄る水の気配
たった今 ....
昨夜 家族が寝しずまってから私いつの間にかも眠ってた
私は感情のたかぶりやすい性質からか そのせいか わからないけれど
なかなか眠れないのだ

それがさすがに睡魔に襲われて眠ってたのに おこさ ....
昨日、冬季休暇の残っていた1日を、
2月までに取らないと消えてしまうということだから、
本当はもっと後にしたかったけれど、取ることにして、取った

貴重な、自由な日だから、やりたいことを、
 ....
椀に触れたことのないくちびる
樹液のにおいのくちびる
人を知らないくちびる
ひとりを生きてゆく手のひら


人の姿をした冬の
はじまりと終わりが並んで立ち
木々が途 ....
子供の頃から
使っている目覚まし時計

ソフトな音だけど
すぐに目覚められる
不思議な音

目覚まし時計がなければ
上手く起きられない

鳥の囀りをを聞きたい
爽やかな気分になれ ....
ジャンヌ・ダルクが火刑に処せられ絶命した時には
近くにいた鳥が一斉に羽ばたいたという

僕が死ぬ時もそんな風になるだろうか
と、ごみ捨てに行った際に
電線に止まっている鳥を見て考える

 ....
一富士二鷹三茄子

一富士二鷹三茄子

親の意見と茄子の花は

千に一つの仇もない

春新月

花爛漫と

曇天の夜
昔フランスの小さなドミトリーに泊まったあの日。朝、そこで食べたパン。街並みはイギリスとよく似ているけれど、少しだけ違うのは、人々だった。ちょっとだけ、愛嬌はあったのかもしれない。まだ、あの頃は若かった ....  赤いリンゴよりも

 サクサクしていると感じるから

 解ってもらえない

 丸い顔が好きで

 なんでも許してくれそうで

 解ってくれない

 そんな風に思いたいだけ ....
深淵はもう飽きました
表層に憧れてます
うらぶれた地質学に小さな納屋を建て
夕陽のことを考えて、戒名と共に暮らす
昨日の事を今日のように話す家畜と
生活の匂いのしない長さと
大小の容れ物に ....
音楽がなっている、君は目蓋を閉じる

音楽がなっている、君は口元を緩める

音楽がなっている、君は手足を動かす

音楽がなっている、君は汗をかく

音楽がなっている、君は涙を流す

 ....
さびしい場所はきっとお互い似合わないよ
端っこに腰掛けたふたりは口を開けない
不幸せに倒れ込んだ先
マッチを擦る音がして振り向いた
傷をかばってできた傷がここにはあるんだぜ
いやしい光が ....


起きたらコーヒーを飲み 死ぬ



頬を撫でる風を感じ 世を憂う



星空に自分を映しながら ビルの屋上から

身を投げてどうした
憂いたのはこの言葉の評価
死 ....
こころはなんて無様なんだろう
夕方になってようやく一息つけるなんて
ぼくはとんでもないろくでなしだ
みんなが活動してるときになんにもしてやしない

たしかに詩というものを以前よりはちゃんと考 ....
今宵、
白い部屋に
在るもの在るもの
自らの輪郭を鮮明にして浮き立ち
回流する澄み切った夜の空気に
すっかり馴染んで留まっている
横たわっている私もまた寛ぎ
在るものたちと繋がり合う、
 ....
{引用=冬。
暦には雪の結晶、六角形の季節。
生まれくる雲には水色の涙袋。かなしい。

常緑のもの、それだけが空にたくましい。
石炭紀の繁茂の俤、梢にチラつく褶曲地層のまぼろし。

空気 ....
薄暗い
漠然と広がった
空間のなか
台形の
ノッペリとした
大人の背丈半分程の
鉛色の工作機械が
等間隔で何台も
一列に並べられている

大きな金属音があちこちから
互いに呼応す ....
赤ちゃんを引っ張りだすように大根を抜いていくかあちゃん
タオルを風に飛ばされても大根の泥をはらいしなやかに太陽にかざすかあちゃん

袋売りの切り干し大根にしか興味のないあたしは中立を気取る麦 ....
ふたありは互いのカムパネルラでした
過去を封じた絆創膏が{ルビ愛=かな}しくていまも剥がせない
太陽が煮崩れてゆくよ

刻一刻と、取り返しがつかない程に

肉じゃがには男爵ではなくメークインだと

そう母は教えてくれたのに

きっと僕が買い間違えてしまったせいだ

だから ....
個人の貧困は妄想なのだろうでも
あるいはこの国が貧困なのだろうか

いずれにせよもう描かないだろう
ベランダで洗濯物を干すwifeみたいな詩
僕的にだけれどね

アンチテーゼがつきるころ ....
恋心
ハンドメイド
チョコレート

カバンの中


自食
涙味
カーブを投げすぎて
すこし肩をこわしたこともある
直球を投げる時にはスピンを心がけた

ひつようを感じないものは
持たなかった

根っこはそうだから
じぶんの分際がときどきこうやって
 ....
君と初めて出会ったとき
ひとすじの命の流れが
恥じらいながら軽やかに跳躍した

君と一緒に旅行に行くたび
ひとすじの命の流れが
その深い色を一層深めていった

君と結婚したとき ....
中華街で食う

春節の肉団子は旨い

肉をこねて

揚げて

煮込んで

茶色の大きなかたまりに

春の息吹が押し込まれてる

たっぷりとした汁の中で

白菜やら

 ....
夜の街に女性を買いにいった
それは悪じゃなくて
必要な悪

もちろん真っ当に恋愛して
両性の合意に基づいてお互いの性を共有できるなら
何の問題も発生しない
かも知れない

だけど現実 ....
時々思う
いつか故郷に帰ることを 
ホームの 静かな駅の 電車に乗って
かつてと同じホームに立つことを 
僕は時々思っている
聞いていいんだよ
私は寂しかったよ
先の平たいアイス用のスプーン
最後まで綺麗に掬えるからって
あの頃のあなたって
そんなだったね
そんなだったよ

懐かしい路地裏のカフェ
ティース ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
20210209Naúl021/2/13 14:48
20210207021/2/13 14:47
至って不真面目ただのみきや5*21/2/13 14:31
約束は守れないものこたきひろし221/2/13 10:10
休みが終わってしまったはだいろ321/2/13 9:30
こがね みどり いのち木立 悟321/2/13 9:00
目覚まし時計夏川ゆう321/2/13 5:43
地獄飲みの際にりゅうさん121/2/13 4:33
富士山(新年詩2021)黒田康之221/2/13 2:20
過ぎた日の空番田 121/2/13 1:56
白いリンゴが好きで佐白光021/2/13 1:48
CROW妻咲邦香221/2/12 23:40
音楽がなっている福原冠121/2/12 23:21
防波堤にてカマキリ321/2/12 20:53
詩を書くための生活と偽造えこ121/2/12 20:47
だいたい俺は卑怯で醜い人間だ道草次郎2*21/2/12 20:39
在るものの開けひだかたけし721/2/12 18:23
プレアデス星団[group]道草次郎4*21/2/12 14:30
〈根源悪〉の原体験(改訂5)ひだかたけし421/2/12 13:19
大根狩り末下りょう3*21/2/12 13:06
カムパネルラ福岡サク221/2/12 12:30
太陽が煮崩れてゆくよクーヘン7*21/2/12 12:26
逃走梅昆布茶721/2/12 11:08
バレンタインヨロシク121/2/12 8:02
時のメイルストロム道草次郎221/2/12 7:03
ひとすじ葉leaf121/2/12 4:54
肉団子黒田康之321/2/12 3:08
血反吐吐いた事はなくてこたきひろし421/2/12 1:12
午後の部屋で番田 321/2/12 1:08
ティースプーン妻咲邦香3*21/2/12 0:20

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