ストーン・サークルで君が
ウチューと繋がった夢を見る時
僕は君のために
何が出来るか考えた。
煌めく星座の下で
丘に萌える草の息吹と
立ち並ぶ石の冷たさを感じながら
僕は君のために
何 ....
世界は細さだった
世界は火の粉だった
隙間から見える声にあふれる
限りなく「はず」の少ない湖だった


飛び交う光の波の下に荒地があり
ぶつかりあう音のむこうに矢があった
世 ....
おそらくは
永遠に分からないであろうヒトという類型を
きわめて短いスパンに押し込め
性急に、効率よく
育て上げようとしているものは
何だ。

ひとつひとつの殻の中に
ひとつひとつの無限 ....
逮捕される前に
一緒に暮らして
外で
立っても歩いても


電車を降りると
豊島園駅は広い
花りが走りまわる
「くるくるまわるー」って
急行所沢特急所沢普通西所沢
改札を出ると
 ....
街路樹の木漏れ日の
軽い暗号から、単なる錯乱への
変質
街路樹の木漏れ日の
軽い暗号から、単なる錯乱への
変質



染み込まない
土瀝青


指の隙間から覗く ....
七日目を待たずに
未完成の球体をもてあそぶ少女が
白の断片を拾い
主体を隠す
まもなく
発火するだろうパンドラの箱
遂に
僕らの目醒めを待たぬまま
公園の噴水脇に座ると
知らず知らずのうちに
あたり一面真っ青がひろがる。

*

ちょっと、ヨウタ。
あんた私のウサハナのスタンプ、
勝手に持ってったでしょ。どこやったのよ。

  ....
公園で
重たくて透明なプレートを
持ち上げたり
降ろしたりしている
それは誰にも見えない
それは誰にも分からない

わたしは
疲れると
家に帰るふりをして
子供をあやすふりをして
 ....
黒板の歴史について
君と議論する放課後
誰もいない教室の花瓶から花びらが落ちるしづかに
いつの間にか
窓から忍び寄る夜の気配
僕と君だらけの教室に
天使たちの無音のやりとり
聞きながら
 ....
「もうパンパンです」

怠惰に過ぎてゆく日常の中で
その存在を明らかにせず溜まってゆく
ストレスという魔物

気付いた時には溢れそう
気付いた時には爆発してる
そんな存在
そんな生き ....
浮子が音もなく沈む勢いが朝焼けに相応しい
波濤と僥倖が今日の獲物と嘯いた帰宅は
日々つまずく私のなか波紋に拡がった
釣り糸は日々獲物の重さを変えながら
どこにか垂れた沈黙がふくらむ

 ....
週末に運ばれてくる
人参くん
牛乳くんに
ラーメンくんは
せまくて ぎゅうぎゅう
さむくて かちかち
みんな凍りつきそうだ
あいつもあの子も
たちまちあばよ

ぼくがスキマから
 ....
さざなみは 群れをなし
幾人かは 手をつないでおります

光が噴水を照らし

さざなみは一気に羽ばたき

けれども
いくつかの水泡は遅れて真珠の旗を振り
あの辺りでは
協力して大き ....
無限に広がる灰色の草原
今日も同じ所で彷徨ってる
問う事ばかりで 答えは見つからない
記憶をたどれば 時間だけ過ぎて

Q&A 誰か俺に答えをください
Q&A 先生もうテ ....
白茶けた中の黒は

幾重もの色が混ざった深みと

黒であるが故の存在感で

あたしの目を惹きつけました

黒の中の心地よさは

抱かれなければわからないでしょう

今も黒は空っ ....
聴こえてくるのはただしゃっくりの音だけで

あたしの頭は消化不良を引き起こします

眩暈を覚えて二度頭をぶつけたとき

見えていなかったものが見えました

そこにはたしかに黄色の空があ ....
 愛という字の、{ルビ憂=うれい}に似るは、
 インクのにじんだせいかしら。

 それとも、酒のせいかしら。
 
 ビリイホリデの声聴いて、
 今日は少し、酔ったのかしら。
 
 今日 ....
アスファルトは
つよい
ひざしで
じりじり
あっつくなって
ぼくらの
おとすかげに
とろり
とけて
いどうする

かちん、と
かたまって
どこにもいけない
あめのひ ....
・・・目がさめた。深夜らしい。壁の向こうに冷たい空気の対流。カーテンのない窓に星屑をちりばめ、足早に立ち去っていった者の気配がまだ感じられる。耳鳴り? ちがう。これは地球が自転する音だ。わたしの感覚の .... おにぎりのかどが

とがった。



ごぜん2じ
60億というのは ヒトの数
その60億が繰り広げてきた過去
その60億が繰り広げようとしている未来
60億の笑顔
60億の涙
60億の願い
60億の戦い
そして、60億の平 ....
世界中の白百合を集めても

黒百合には ならなくて


世界中の薔薇を探しても

青い薔薇は 見つからなかった


世界中の女の人を集めても

貴女には ならなくて

 ....


暖かい日差しが

優しく包み込む

母のように

暖かく

そして優しい

桜が咲き

新しい命が息吹き

春が始まる

太陽も冬のような  ....
空や海の碧に染まず
ただよう白鳥のように
かっこよくもなく
蝶々のように
ダッタン海峡もとべず
かといって
酔いどれ船に乗る勇気もなく
まして
悪魔の風船をとばしたり
大地の商人にな ....
僕は、いくつかの時間を無駄にしてきた。
だからこそ、今みんなに追いつくように、
急がなくちゃいけない。
けど・・・焦ってばっかりで、
全然前へは進んでいない。
思っているだけだと、
前へは ....
『灰色のキタネー羽!!」そう僕は呼ばれていた。
少し誰かとちがうことがそんなに悪い?
天使にも悪魔にもなれない僕が、
そんなに嫌い!?
嫌いなら、別にいいよ?
ただ・・・この羽のことだけは
 ....
小さな光が今消えようとしている。
風が吹くと消えてしまう。
僕は、両手で風を防いだ。
『おねがい。まだ消えないで・・・おねがい。』
その気持ちは・・・届かなかった。
小さな光が・・・消えてい ....
「ほんとはね」
爆弾を仕掛けてるの

あなたの急所を
探り当てたよ

遠まわしに少しずつ
見えないように
わからないように
気づかれないように

ねえあなた燃えちゃうよ
燃えち ....
みんな石になる
みんなみんな石になる
おやきょうだいしんせき
ともだちだんなおくさんこども
ただのしりあいそしてしらないひとたち
いつかいつかみんな石になる

何色のお墓にしようか
変 ....
五感をはたらかせて
すれすれ を
歩いてゆく


波が薄く寄せるので
バランスを崩しながら
逃げよう


追いつかれたら
もうそこは恋で
出たり入ったり は


さくら貝 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ストーン・サークルは僕がまいきー6*04/7/2 9:10
ノート(世界)[group]木立 悟404/7/2 9:02
ブロイラーのヒトに〜諫早湾に寄せて草野大悟2*04/7/2 7:23
ホーム山内緋呂子12*04/7/2 7:11
偏愛する土瀝青A道化404/7/2 7:00
昏睡本木はじめ6*04/7/2 2:20
ストーン・サークル望月 ゆき3*04/7/2 2:09
透き通るほど黒川排除 (...704/7/2 1:55
CHOKER本木はじめ704/7/2 1:33
ストレスひな004/7/2 0:58
さかな折釘004/7/2 0:55
ぽか ぞうこの独白ソラノツバキ404/7/2 0:34
風日の深緑湾鶴604/7/2 0:19
QUESTION(灰色の草原に私を捨てないで)或本仲一朗104/7/2 0:16
惹かれるのは黒chi-ha0*04/7/1 23:37
まえむこう004/7/1 23:34
独りごと白雨104/7/1 23:08
アスファルト の きゅうじつ の すごしかた玉兎1*04/7/1 22:38
薄明に寄すみつべえ304/7/1 22:28
おべんとう涼(すず)204/7/1 21:29
60億という数BLACK ...0*04/7/1 21:22
側に...104/7/1 21:18
The Spring Sun004/7/1 21:14
酔鯨草野大悟8*04/7/1 21:00
時はもう動いている。天使004/7/1 20:52
灰色の羽004/7/1 20:47
まだ消えないで。004/7/1 20:41
爆弾チアーヌ904/7/1 20:33
ストーン・サークルは僕が6*04/7/1 20:25
みぎわ望月 ゆき5*04/7/1 20:23

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