リアリストだからか
冷たくされるのは冷たくしたからか
異邦の人だったかも知れない
もしかしたら

勘違いってやつ
思ってるよりも正直なんだよ
これがトマトだと言われればそれまでさ

 ....
「いらっしゃいませ〜。」

友達に誘われた飲み会を断って
仕事場を後にした

通り雨の後の歩道は
すっきりとしてたけど
私の気持ちはぜんぜん…

聞いてみたいけど
聞いてみたくない ....
繋ぐものはカササギとか
小さな電話機だったりしたので

今年からはきっと
君とはずっと、雨ばかりなんでしょう

たまらなくて見上げた
空はやはり星を隠してるから

さよなら、さよ ....
鏡に残る真昼の熱が
道のにおいを解いてゆく
光と光がつくる爪痕
左目から空を切りひらく



午後の川の上をゆく
鳥のかたちをした銀河
流れのない流れの色を
照らすものなく ....
耳たぶが
熱い


空調装置にたしなめられた
浅いシーツのような室内の夜には
昼間に溜め入れた太陽の
滴りそうに赤い耳たぶ一滴で
ベッドが太陽の海になってしまうのを
防ぐ ....
話がしたいんだ
話がしたいんだ けど

spoken に込められる意味を解りはじめたその日から
オレは口数が少なくなった

どうでもいいことはいくらでも話せるのだけれど
大事な大事なこと ....
名前だろうが番号だろうが

俺は俺なんだ

何て呼ばれようが

どう呼ばれようが

俺は俺なんだ

俺が俺として生きる限り

鬼と呼ばれようが

仏と呼ばれようが

俺 ....
ひじクッションの当たり所が悪く、曽祖父が死んだ。
だから僕の名前は今日からニックネームだ
曽祖父の遺体を三週間ぐらい置きっ放しにしたので追加料金が発生した。
だから曾祖母は諸事情により、とだけ書 ....
ざわざわとうごめきながら

目をつらぬき 手を突き破って

枝を伸ばす ひととき限りの

何かとりかえしのつかないものに

今日も ただ踊らされて

見る

つかむ

喰ら ....
雨が欲しい
豪雨じゃない でも しとしとでも嫌
雨が欲しい
いいくらいにふって
私の肩までのまだらな髪も
夏らしいこのワンピースもパンプスもバッグも
いいくらいに濡らしてほしい

わが ....
二組の親指と人差し指で
フォトグラフを撮りながら僕らは
あの一瞬一瞬を上手に繋げて
永遠を作り出す予定だった

空に雲は要らなかったし
海に波は要らなかった
砂浜に足を浸した少女が
僕 ....
いつからだろう
寂しいと言えなくなった

そっと隠れて溜息をつき
全てを覆い隠してしまう
そんな技を
覚えたくなんかなかった

大丈夫よって笑顔
幸せだよって笑顔

これが仮面と ....
深緑の
深くなる光を
鉄筋コンクリートの箱の中から
眺めています

時計の針は
ここを刻むと
それ以上は動かなくなるのです
取り残されるように
私と空間は


どこか
こころ ....
うだる夏の露出
汗の雫の滑り落ちる谷間は
作り物めいた輝きを放つ。

しかしながら その脚を見よ
なんと正直なのだろう
いつの日にも変わらない
スカートの奥の密かな暗がり
そのチラリズ ....
駅のベンチで
ひとり晒される風に

カラカラカラカラ
風車が回る


前かがみな夜に
迷い進むタバコの煙りも

なんて遠くへ
風は一瞬に運ぶ


僕の眼の裏で
カラカラカ ....
おおきな
あかいかたまりが
ばばばばっ ば
いきおいにまかせて
ひかりをはなちながら
おちていったとしても
まだ すてない
せんたんにのこった
かすかな

しんぼうづよく
まっ ....
何故この歌を今、口ずさむのか
ひたすらに月光
わたしの影を薄く掬う今宵
開襟シャツの綻ぶあたり
さすものはある、何故
を問いただすも
虫 ....
ここには、ひとりしかいられない

だから、ここには、ひとりしかいない

ここには、いちどしか、こられない

ここでは、ここ以外見えない

あそこも、そこも、ない

ここしかない
 ....
そうですか

つらかったですね

いまでも やっぱりつらいですね


なにもいわなくていいから

わたしのかたに よりかかって

ぬくもりを うけとってください

せなかを ....
ほの暗い部屋の中でひとり
君との間に壁ができた気がして
布一枚敷いて寝転んでみた
目に映るのは腕越しに見える
ガラスを通して射す月の光だけで
それが消え入りそうにか細く綺麗で
ひたすら無心 ....
あの街で暮らす為
奴は売人になった

フランスパンの

売人って言葉に敏感になれるなら
潜む危険も嗅ぎ分けられる

気付ける事に気付かない時の無防備さ
足元に注意し過ぎて傘を忘れたり ....
あなたと過ごしたこの日々
すべてをアルバムにしたい。
そしていつか、「なつかしいね。」と、
二人で笑える日があればいいと思う。
そんな日がくればいいのに。
そんな思いは、かなわない未来。
 ....
うたた寝から覚めると
下校時刻のチャイム
開け放った窓から
笹の葉が

通りの向こうを
はしゃぎながら遠ざかる
金銀砂子

はるか頭上を
セスナが横切った
ような気がして
空を ....
あたしを抱いた男が貳人
運転席と助手席に居る事実
その風景が まるで{ルビ他人事=ひとごと}の様で
遠い月を眺めてた

「無垢を装ってんじゃねーよ」

あたしを娘と呼ぶ男が壱人
液晶画 ....
そこから逃げてしまいたい心は
きっと次の街からも逃げ出すでしょう
永遠に次の街を求めそして逃げ出すのです

永遠とは輪廻のことです
ふりだしに戻るのです

もっとも醜い鬼がやってくる
 ....
何もかも失い・・・
いろんなものが僕に突き刺さる。
痛いのか・・・悲しいのか・・・?
わからない。
ただ・・・僕の体は傷だらけ
こうりの矢が刺さっている。
冷たく・・・体が冷えていく。
 ....
ぼくは龍と二週間ほど同居したことがある
猫のフクちゃんが何かひらひらした
長さ30cmくらいの紐とじゃれて遊んでいた
それが龍だった

あまりに哀れに干からびていたんで
風呂場で水をかけた ....
笑顔がない人は、きっと、何もつかめないとおもう。
笑顔がない人なんか、本当はいないんだ。
けど、どうしても笑えない。
「笑えば、きっと楽しいことが見つかる。」
そう教えてくれた人がいる。
私 ....
くぷり
くぷり

ぼくはもう
みずにかえろう


やさしくなるために
がんばるって
ちょっとちがうしさ


くぷり
くぷり

いつかのように
みずにねむろう


 ....
     
天野茂典+古川由美


風の通り道には
いい匂いのレストランがある
新鮮な野菜と
おいしい魚の塊が
ゴッホのひまわりのように
置かれている
これからどんな料理ができるの ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
異邦の人たいにぃぼい...104/7/5 15:52
インスタントラーメンとCD-R薄紅2*04/7/5 15:44
向こう岸まりょ104/7/5 10:00
ノート(銀砂音)[group]木立 悟304/7/5 7:04
海と耳たぶA道化1104/7/5 6:10
spoken...末吉剛士 (...004/7/5 2:57
名前なんていらない蒼空と緑004/7/5 2:38
いつものようにk o u ...6*04/7/5 2:18
うつしみこむ004/7/5 1:44
雨が欲しい春日響104/7/5 1:18
群れる青、その一部始終[group]ピッピ5*04/7/5 0:55
「 質問 2 」椎名3*04/7/5 0:34
どこかの折り目を霜天1404/7/5 0:32
チラリズム花田春菜1*04/7/5 0:25
かざぐるま松本 涼3*04/7/5 0:14
せんこうはなびアンテ6*04/7/5 0:05
夏めくからバンブーブン...204/7/4 22:30
こここむ1*04/7/4 22:19
ことば004/7/4 22:12
毒蜘蛛とキスchi-ha1*04/7/4 21:22
Dizzy Gonna Crazyたいにぃぼい...4*04/7/4 20:50
アルバム〜タイムオーバー〜天使004/7/4 19:41
追憶望月 ゆき2*04/7/4 18:19
泥沼HEDWIG3*04/7/4 17:31
タウニー(愛についての寓話)uminek...704/7/4 14:59
氷の矢の天使天使104/7/4 14:49
龍との生活角田寿星604/7/4 14:45
笑うこと天使104/7/4 14:43
kupuri松本 涼0*04/7/4 12:52
風の道天野茂典8*04/7/4 12:51

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