エントランスを抜けると
私はいつも空を見上げる

たった今
日本が沈没すればいい

唐突に
私は願う

病院の
窓という窓
壁という壁が
崩れて

途方に暮れる私の喉を
 ....
凛とした顔が
すき

笑った顔も
すき

怒ったあとの
こまった顔も
実は

…スキ

でも
本当に
好きなのは

あどけない
アナタの
寝顔
死後の世界を楽しみに生きている俺

それはまだ未体験ゾーン

ありえることなら

いってみたい

死後の世界
今日から自分をデブだと思うことにした
デブ・・・
そのうち人にも呼んでもらうつもりだが
まだちょっと気恥ずかしい

1.

デブ界に足を踏み入れる
赤ちゃんのような笑顔の石塚
うんち ....
毎日、毎日ケーキを作る

おとといはマコトくん

  マコトくんは今年で小学5年生
  去年まではお母さんと一緒に来ていたのに今年はお父さんと

きのうはフミさん

  毎年、旦那さ ....
総ての物に内包されたソレは

等しく対等な季節の流れに身を委ね

いずれ訪れるであろう崩壊の刻を待つ

ある者はソレを畏れ

ある者はソレを歓喜し

ある者はソレを退けようと無駄な ....
月夜の晩に

風が優しく

私の頬を撫でていった

冷たく涼しい風は

ほのかに

夏の匂いを含んでいた

木々の葉が

海の波が

田の稲が

夏の訪れを囁きあう ....
 今の世の中
 何が間違っていて、何が正しいのか


 「そんな愚か者の戯言など聞きたくない」と
 耳を塞ぐ、アンタは
 今の世の中を流れを認めたくない一心で
 目を、耳を鎖す

 ....
 携帯の電源

 容赦無く切って、腕時計やネクタイ

 どっかに放り投げて

 目の前にある

 ソファへダイブ、まるで深海、より深く



 
チンピラだ
わたし
声がもう
濡れてる

夏の
アスファルト
熱い
マンホール
開けて
野良猫を
放り込んで

自分も飛び込みたい

人が恋しくて
誰かにしがみつきたい ....
はるはだと {ルビ赤色=せきしょく}は
愛したような西風を
ほむらのようにはんでいた 
 遠くには玄関が

歩きだされた叫びのように
かたむき倒れた墓石のように
日は駆け落ちて 落ちた慕 ....
化石になった受話器から
感傷が漂って来る

あの日から忍び寄るいつもの夏を
おぼろげに感じかけた矢先だというのに
僕は夏を失ったのだ
あの日からという夏を


あの日
やがて歴史に ....
リンと
鈴の音鳴るやうな
シャンと
玻璃の砕けるやうな
ピンと
水の凍るやうな

切なく淡き
音に誘はれ
我が魂は迷ひ出で
我が魄は舞ひ出づる

    リン
    シャン ....
退屈の記号と

幸せの符号と

感動の脱殻が

空中の水際で

じいっと僕を

見つめている
秘密を知りたいときに言葉というものが邪魔なことに気付いた。
僕は車に轢かれたけど、君は元気かい?
衛星やその他不安定な宇宙植物から地球上に絶えず、
どろどろした液体のビームが落ちてくるのは、 ....
それは危険な賭けでした。
スリルと興味が相まって
涙がぽとり床の上 飛んではじけて消えました。

それは小さな抜け道でした。
誰も何も言いません。

本当はとっても恐いのに
恐くない振 ....
   
    ちらつきながら水平に下り
    疲労の渦を抱いて
    硝子瓶の粒輪が昇る 
    ミネラルの刺激
    風鈴でうすまる
    ソーダ水



    ....
ほんじつ
ちかりょこうへ
ごどうこうさせて
いただきます
ガイドです
よろしく
おねがいいたします
みなさまと
おもいでに
なるような
りょこうに
したいと
おもっておりま ....
こんなに
たかくて
こわい
ばしょ

とおくに
みえる
ビルも

さらに
たかい
そらも

ちっぽけな
たましいは

どうして
そこを
こわいと
かんじる ....
なんと痛く、
なんとみにくく、
なんと恥ずかしく、
私たちは、こすれあうことだろう。

なんとなつかしく、
なんとあたたかく、
なんとやわらかに、
私たちはふれあうことだろう

ち ....
どうしたらいいのかよくわからない
ので
眠れるように激しく
どうか
お願いします

はりねずみをなでなでしてくれる
奇特なひとはいませんか
手のひらが血だらけになるかもしれないけど
 ....
優しい女ではなく
デキル女でもなく
格好いい女でもなく
綺麗な女でもなく

わたしは
かわいい女になりたい
蛍光灯の 暗い夜
あの日 あの時 と 
目を閉ざせば

夢のきれはしで 
がさがさと散らかった 
部屋の隅から

海が わきたち
波が あふれ
風の音 鳥の声

暗い目をして  ....
理不尽なことが多すぎる
どこまでを正当防衛としてくれますか、そうなる前に完璧なマニュアルをください
ため息の液化
5番線に電車が入ります白線の後ろまでお下がりください
エラ呼吸に切り替える
 ....
俺たちは野良犬または雑種である。
小さな権力の中の
二十五万分のいくつかである。

頭の中まで筋肉で
感性のかけらもない
権力の犬である。

この平和ボケしたニッポンのヒトたちの
自 ....
ゆうやけ こやけ あかねいろ

かごめかごめの こどものわ

ながく のびてく かげのかず

なんだか ひとつ おおいみたい

なんだか ひとり おおいみたい

みんな しってる  ....
7月2日(金)
日本には標準語なんかナイ!
ふけばとぶよなそんざい

7月4日(日)
ホーソーン「緋文字」
トーマス・マン「ブッデンブローグ家の人々」
ミラン・クンデラ「不滅」「存在の耐 ....
夜空にパンチ。


その紙くずは

目覚めの頃に

見つかるだろう。


薄水色の

明け方の空に。
幾つもの川を

行ったり来たり

流されて

雑多な護岸を掴むこともせず

幾つもの川を

行ったり来たり
ふかい海にいきている
生き物は、わたしたちからは
奇妙なかたちに見えるけど

奇妙だと思わない人もいるだろうし
ミスターチルドレンが「深海」という
アルバム出したときも、
あれはあれで必 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
エントランスを抜けると空はuminek...704/7/7 19:52
寝顔薄紅1*04/7/7 18:30
時過ぎることに揺れる想蒼空と緑004/7/7 16:02
決意木葉 揺1404/7/7 15:51
ケーキの休日あとら304/7/7 14:52
黒い影長月 猫004/7/7 13:12
夏風104/7/7 13:10
アンタは、愚か者の戯言だと言うだろう智之004/7/7 10:18
眠りたい、ただそれだけ1*04/7/7 10:17
チンピラチアーヌ11*04/7/7 9:48
高橋正英904/7/7 9:25
種無し葡萄窪ワタル6*04/7/7 8:31
銀河の果つる音斗宿9*04/7/7 5:35
空中視線[group]松本 涼2*04/7/7 4:11
善良なる僕ら13歳示唆ウゲツ204/7/7 3:29
悪いコール音けらまご1*04/7/7 2:54
清涼湾鶴10*04/7/7 2:01
へんてこ りょこう玉兎9*04/7/7 0:25
たかくて こわい ばしょ3*04/7/6 23:52
あかはだかこむ004/7/6 23:11
はりねずみチアーヌ704/7/6 23:00
輪郭花田春菜1*04/7/6 22:53
おもうこむ0*04/7/6 22:43
魚雷を避けながら石畑由紀子10*04/7/6 22:34
小さな権力の中の野良犬または雑種草野大悟0*04/7/6 22:34
ざしきわらしこむ6*04/7/6 22:17
自称女子高生日記抜粋〈7月〉涼(すず)204/7/6 21:42
つき404/7/6 21:28
ホームセンターあとら0*04/7/6 20:06
ユメナマコ石川和広3*04/7/6 19:56

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