何も無い冷たい朝
青白い何もかも
月明かりを殺して
太陽は上がる前に皆で食べた

闇ではなかった

光りを失ったが
そこは確かに闇ではなかった

太陽の名残か
月明かりの残像か
 ....
カップめんにお湯を注ぐ
ふと見ると
テレビの前に
男がごろんと寝ているので
わたしも隣にごろんと転がってみる
意味なくいちゃいちゃする
あっちこっち触ってみる
3分間
「あなた」の中に

「わたし」がいるかどうかを

知りたくて 書かれる

たくさんの言葉

その中に

わたしは 含まれるだろうか

言葉の中に含まれる わたしは

いま  ....
あなたがそばにいるだけでいいのですが

べつにさみしくはないのですが

あなたといっしょになくしたものは

とてもいとおしくて もうとりもどせなくて


いまわたしは

あなたよ ....
夕焼けが終わって

静かな 一人の部屋

大きな巻貝のラジオに

ヘッドフォンをつないで

目をつむると

どんなうたが

聞こえるでしょうか
みこしまくり

聞こえてきた

中山道

夜店の前

すれ違った

白い着流し
風鈴を木にくくり付け
鳴るのを待ちながら
昨日を振りかえる
TVをつっけぱなし
パジャマで
膝をかかえている


今日をみわたす
パンツがすこしくらいみえても
ひらひらのスカートが ....
悲しみに暮れる街並み

小さな水の粒子が彼女の頬をそっと濡らしていく

その涙は誰のため?

霧雨が街を

真っ白な彼女の喪服を濡らしていく

雨足が強くなる

その涙は誰のた ....
                        {引用=「右手と左手のための協奏曲」より}

なだらかな起伏を描く丘陵地のどこか
太陽と雲が作るまだらを貫く
優しい国境
沈黙の春は だく足で ....
愛であろうと
なかろうと

その光りのまばゆさに
私は未来を見る



私は未来に無知である
あるいは愛にも



しかしその光りが
私の深く溝まで
照らし出す時
 ....
鈍いかなしみに
ぺっとりと
貼り付かれ

私は地べたに
呼吸を預ける



地べたが吐き出す
私の呼吸が

再びこの身体に
宿る頃に

私はやっと
本能の位置へ ....
まるで貝のようだ
閉ざされた夏に細波が立っている
親しげに闇は寄り添い
「踊ろう!」と腰を抱く
大海なんて夢見るのはおよしよ
ブルーは誰のものにもならないさ
人形のまま一生を送るのか
 ....
学校からの帰り道なのに
きみは浮かない顔の時間だらけまき散らして歩いている

どうしたんだい?

散布した思案たちを再び胸元に引き寄せて
きみは呟く

あれ はどうしたかな
もういな ....
君が好き。
     だからギュッと抱きしめて。
君が好き。
     だからそっと口づけをして。
君が好き。
     だから、ずっとそばにいて。
君が好き。
     なのに。
君 ....
初めて出会った時から僕たちは・・・運命を知っていた。

僕たちは・・・ずっと一緒に入られない。

僕は知っていた。   この気持ちを・・・・。

彼女に伝えたら・・  彼女は苦しむことにな ....
ここに並べた文字を指し
蟻だと言われれば成る程
そうなのだ

ともすると葬列のようではないか
完結に向かう寡黙な様が
青い糸は政府専用の糸だから切ってしまう
そんなこと言ったって
道路は糸電話の糸であふれかえっているし
不自然な形で投網まで紛れ込んでいるからな
こんな偽装はもうたくさんだ、腹立たしい
と言っ ....
waterfall-有るcall放る
竹林で密告る韻が
因果を分節化 雪華chill
せっかちに私は
葬列の準備 まだ俊敏に
煌めく火花の為の/m
lie声で誘い 河に流す事に
It's ....
卵をひとつ落として
夕焼けは夕焼けへと帰っていきます
さよならを言うのが嫌で
いつまでもふざけていたのは
言葉を越えられるものは
言葉ではないと
ある日ふと知ってしまったから
ちびた ....
胎-揺に触れる糸レールの架線を
どうか導火線として火を降ろす為に
悲観にさやぐ彼岸 破綻の反潭と
メモローグに鉛で黒点を穿ち
春訛りの衣蝶の少女の包丁から
chill花を集め 昼顔が断頭台に ....
夏は冬の寒さが恋しい

冬は夏の暑さが恋しい

僕もそうだよ


君がいてくれたら

季節なんかどうでもよかったろうね

君がいてくれたら

季節を楽しめたかもしれないね
 ....
僕と君の忘れかけた夢が

はじまるよ

雨の暑い夜に


ただの接吻−くちづけ−だけじゃ

寂しいだろう

抱いてあげるよ

君の命


ただ黙っているんじゃ寂しいだろ ....
夢は、夜の
街灯の明かり
スポットライトの下で


夢にならない浅い日の
出ていかない言葉を
止まりそうな川に投げ入れて
岸辺の草原の
揺れる夜露の中
反転している街並み

空 ....
灰色の長い毛
グリーンアイズの
プライドが高いお姫様
僕の腕にいつも引っかきを残す

壊した物の数は…数え切れない
元気いっぱいの
我が家のトラブルメーカー

―ガシャ―ン

悪 ....
幾千幾万の涙をボクたちは忘れた
流させた涙の意味を忘れてしまった
   あの光景を…
時が記憶を忘却の彼方に追いやった

あの頃 ボクたちは知らなかったんだ
    
悲しみ
絶望
 ....
三両電車のガッタン
に連れられて

これからは僕は
夜の国へ


翼があるのか
ないのか探しもせずに

だけど既に
僕のカラダはちょっぴり
浮いている


向かいの窓に
 ....
空間と空間の境目は見えないものでして
本当はいくつもの立方体によって作られているであろう
この空間も
1つの大きな立方体として展開されていくのでございます

そのいくつもの立方体も いくつも ....
こつこつ
とんとんとん

いしゃは
わたしのむねを
たたいて
ちょうしんきを
あてたりして
ふむふむ
わけしりがおで
カルテに
なにかを
かきこんでいる

わたしは ....
光りをみたんだ
彼はきっと
憎悪と懺悔と悔恨
光りがそれを包んで
ただ真っ白な情熱の世界だけが
彼の眼を眩ませて
時には深い溝に落ちて
時には人に優しくなって
時には野良猫にえさをあげ ....
湖底の朽木となって

魚のはねる音を

聞いていたい
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
冷たい朝の祈りりぃ204/7/19 23:59
3分間チアーヌ404/7/19 23:55
わたしこむ304/7/19 23:48
つつまれて104/7/19 23:41
104/7/19 23:39
七月たかぼ304/7/19 23:33
3日分の風湾鶴504/7/19 23:12
街灯長月 猫104/7/19 22:22
パントマイム[group]クリ2*04/7/19 21:12
未来松本 涼5*04/7/19 21:04
かなしみ1*04/7/19 21:03
とらわれびと佳代子204/7/19 20:49
送迎本木はじめ104/7/19 20:42
君が好き天使104/7/19 20:13
運命〜タイムオーバー〜004/7/19 20:02
 蟻玲音204/7/19 18:51
つめ痕黒川排除 (...304/7/19 17:36
或る子売る六崎杏介104/7/19 16:33
童話(夕焼けのポエットさん)[group]たもつ18*04/7/19 16:02
霊とRute六崎杏介104/7/19 15:54
★100 キセツ貴水 水海204/7/19 15:10
★99 ワスレカケタ、ユメ104/7/19 15:08
夜の霜天304/7/19 13:33
君が好き004/7/19 12:55
メビウス104/7/19 12:53
夜の国まで松本 涼1*04/7/19 11:57
Muから貴女様へマツモト404/7/19 11:32
びょういん玉兎10*04/7/19 10:58
ヒカリゼロ104/7/19 10:53
夜に草野大悟6*04/7/19 10:30

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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