人の目って、どうしてそんなにうたがった目をしてるんだろう?
人の目って、どうしてそんなに憎い目をするんだろう?
人の目って、どうしてこんなに悲しい目をするの?
人の目って、どうしてこんなに冷たい ....
笑ったり
泣いたり
怒ったり
君の、ころころと、まるで万華鏡のようにかわる
「君の顔」
ボクの一番好きな「顔」は照れ笑いの顔、
宝物の中の宝物
恋の歌を口ずさまずにはいられない
....
小さな流れ星・・・。 僕たち二人は、約束した。
『二人はいつまでも一緒にいる。』と
夜空には、星が光り、大きな花火が咲くたびに、
君は、可愛い笑顔につつまれた。
この約束。本当にずっと守れるか ....
夜。外に出て君の部屋の明かりが付いていると、ほっとする。
時々光の中から、君の姿が見えると、すごくうれしい。
君は、こんな俺など気付いてもいないだろう。
君は、俺のこの気持ちさえ知らないだろう。 ....
たましいに といかける
ほんのちょこっとした ぎもんを けずってみる
けずりきる ようすなんて みじんもない
いちばん このからだに かんじて
いちばん わかりやすい はずなのに
すこし ....
1
るるる
時には名もないあなたを「あなた」と呼んでみる
「あなた」 あなたはふりかえる 顔のあるあなたは
時として 「あなた」ではあるものの あなたではなくなってしまう
時がある 「あ ....
−1.青の頃−
沢山の顔
溢れんばかりの
闇 病み ヤミ
黒に支配され始めた僕は
やがてくる悩みにうたれた
終末のような薬の数は
僕を支配することなく
机の上に転がるばかり
....
田舎から出てきたばかり
まだ都会に慣れていない
デートの仕方も知らず
ま、若いからあっちのパワーだけは全開
お金も持ってないし
住んでるところも地味
ついでに見た目も地味
でもよく見 ....
街の隙間を流れる音が
曇り空の信号をつややかにする
22時すぎを唱う点滅
夜の湿り気にまわりひろがり
車輪の音を手招いている
祭の粒が匂っては消える
草 灯 ....
自らも足音を立てぬ盲目の猫は、泣き砂にのみ足を下ろす。
風紋に食らわれる足跡に、可能な限りの夜を映し、銑鉄の水盆に月を盗む。
青く凍てついたまま水没し、日々に焼ける砂のみが、ただ残る。
....
夕方、最後の蝉がベルを鳴らすけれど、
秋に蝉は消えて、秋に蝉は失われるわけでなく、
ただ土に埋められて、
土の下から遠い声がして、
草が土を覆い、
それでも遠い声がして、
使われな ....
台風が来ると
海に行くバカ、は、私の男。
台風バカ。
荒れ狂う波に
飲み込まれて死んじゃっても知らないよ。
波に流されてしかも
テレビのニュースでも流れちゃって
私以外の ....
コイン型の潜んでいたりありてぃが溢れそうで思わず叫んでしまいそうでした
部分的に降る雨、といいますか、
局所的にそれはまるで僕だけに降り続けるような
金色でも銀色でもない
猿ぐつわでございまし ....
真夏の渓谷の薄暗い木陰で
川音を聞きながら
ひっそり息をしていた
ひとりといっぴき
濡れた岩のうえ
つんとまっすぐに伸びた胴
行儀よく揃えて閉じた翅
その黒曜石の輝き
日の当た ....
トンボならギンヤンマ
ぎらぎら青光りする腰
淡い緑の腹に飴色の尾
それからあのぐりぐり動く目玉
生まれ変わるならギンヤンマ
青々と輝く水田のうえ
セロハンの羽音響かせて
軽やかに飛ん ....
蜜柑色した西空を探るように
行ったりきたりするのは
連れ添いを求めているから。
でなければ飢えているから。
しかしその飛翔の優雅なこと!
ヘリコプターのホバリングも
グライダーの滑空も ....
夜の風に当たりたくて
外に出た
まるい月が綺麗だぜ
まるい月をみていると思い出す
どこか寂しい眼
なつかしい声
遠ざかる背中
あなたは俺にとって
あのま ....
絶望の日々
酒と煙草と薬いがい口にしなかった日々
俺には
周期的に襲ってくる儀式みたいなもんだぜ
誰かがそばにいてくれたら
俺を愛してくれたら
儀式は2度と必要ない ....
おーい
と呼ぶ声に
波線を見ています
空の上
海の下
その間の曖昧な辺りで
いつだったか春の衣装だった頃
それでは暑すぎると文句を言った頃
山沿いの海沿いのラジオも響かない場所 ....
近付くもの
未来を予言するもの
告白するもの
わたしはねむる。
つかさどれ、
つかさどれ、
わたしを煩わせるすべてのもの
ビッグバーンは跳ね上がる
冗長な呼ばれ方
土星の輪が曲がって ....
あたしを
さらって
あたしを
飼って
あたしを
なでて
そしたら
あたしは
あなた
の
ために
いつも
にゃー
と
鳴いて
あげる
から
あなた
....
道の向こうからは祭囃子が聞こえる
もうすぐここまできてすべてを包むだろう
幾分細くなり白くなった腕を少し持ち上げて手持ち花火に火をつけた
光が私を照らす
いつの間に私の腕はこん ....
小学校の帰り
明日休みだからファイルを3冊も持ち帰るので
ランドセルがすごく重い
体操服も給食着も手提げに詰まっている
ほんの数十分の家までの道程は
まるで荒野の真ん中で見る地平線だ
....
熱帯夜に 頭寒足熱を無視して眠った 腕枕
あなたとわたし 悪夢を見たので 明日はバイバイ。
じりじりと 転げ回った 空色のシーツ
摺りきれて 明日のゴミ出しで さようなら。
代用品の ....
世界中の不機嫌と不幸を並べて
偽善者達が微笑む
イヤフォンから 溢れる MAX音量が
困ったママンのベビーカーを 階段から降ろすお手伝い
ありがとう どういたしまして 知らないママン
誰 ....
どこから なみうちぎわに きたのか
あなたに てを ひかれてきたような
みぎてに ほんのり のこった じわっとしたかんじ
しろいあわにくるんで ひいて
ずっとちへいせんの むこうま ....
わたしは
花さく野邊のなかで
じっと動かずにいる
一匹の蛙です
やわらかな風に
運ばれてゆく
たんぽぽの綿毛にぶらさがった
小さな種子は
わたしです
水の跳ねる音がす ....
夜半から降り出した雨は
追いつけなかった枕を飲み込み
昨日までの湿度は
情に包まれた朝に変わる
取り付いた島には
虫たちの生活は無く
子供たちが響きあいなが ....
華を咲かせた
スケレトネマが
珪素の骨を
みごとに咲かせた
左手は後頭部
右手はくびれた腰にあてて
トップレスの女は乳首がないから誰一人勃たせることができない
不可逆的な時間の概念は西洋の思想に大きな影響を与えた。
それによって ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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