私のグラスに小さなチェリーが
ピンクの炭酸に揺れて
開店すぐからハイで
ワインボトルを開けてからの
この様です

閉店後のデパートの
シャッターの前で歌う2人組みに
盛大な拍手とシ ....
踏み込んだ厚顔無恥

連鎖はずれの
滅びの土足
いきなりの土足

打ち込まれる
鉄板、鉄板、鉄板、鉄板・・・・

演出されるセレモニー


まるで
スローモーションを見るよう ....
夜空を渡る
銀の箱舟よ

夜空に跨ぐ
白き箱舟よ

どうか
どうか

空の彼方にいる
どの星々よりも輝く
あの香しき
あの愛しき
あの星へと
伝えてください

『愛して ....
ゆっくりと明るい雲がせり上がり
それ以外の雲は皆うつぶせになる
降り止んだ雨は灰色
降り止まぬ雨は金色
とどまらぬ色とどまらず
とどまらぬ音ふりそそぐ



小さいものが
 ....
からだが どうん、まばたきしたときの
あのせかいが まっぷたつ から、ゆうぐれて
頭から 地球の中心に ぐん、と押されると
わたし、いつも きまって あやまってしまう
ごめんなさい、ごめんなさ ....
母の背中に顔をうずめ
家路に向かう
赤い怪獣が
大きな口をあけ待っている
赤い怪物が姿を消すと
青黒い怪獣が
大きな口をあけ待っている
母の背中に顔をうずめ
静かに息を潜める
見つか ....
僕は一人でオリンピックを開催していたのかもしれない
常に
自分で考えた競技を 自分で考えたルールで
対戦相手もいないのに 2位だったり3位だったり
時に1位だったり
まさか誰も参加していなか ....
大阪には まだ路面電車が走ってるとこがあるんやで
こっちでは チンチン電車ゆうて 呼ばれてるんよ
そんで その ちょこっと気恥ずかしい名前の電車に乗って
知り合いの 山本さんとこ遊びに行った日の ....
まとわりつく風に 色をのせる夢を見た


あの日 あまりに駆け回って
おかげで ぼくらはたくさん転んで
傷だらけになって 笑っていたけど
傷の消えた今 なぜか
あの日の笑顔に泣かされ ....
トレイン。突き抜けるぽっかりは、穴だ。くすぐったかゆいような、目の奥と喉の先と胸の隙間に。目をつよくつぶれど、車窓はちらほらランダムにフラッシュする。朝。ほんとうのまぶたは透明で、ぼくらは中継地点を間 .... 鴉のはばたきに覆われて
夜の鐘は少しだけ揺れる
刃の音 鋼の音
夏とともに終わる音
音はただ音としてはじまり
やがて静かに変わってゆく



前転する光と
前転する黒羽が ....
私は脂肪
脂肪なのです
だから皆が嫌う
煙たがるのです

だからここからいなくなるのも
時間の問題でした
私は脂肪
脂肪しました 

現実ではなく
WWWに逃げ込みました
私は ....
何かの話だ
山積みのタバコはどうしようもない
去年のことが邪魔するような
いつかのキャラメルマキアート

生活します
忘れて生活します
流れ込み望郷の話です
たまに飛び出しました
母 ....
明日、おれが、もしも、

喋れなくなって、

凍り付いてしまった時に、

あなたは、

おれを溶かして、

喋れるようになるまで、

そばにいてくれますか?


こんな事 ....
半年分の酒瓶を 片付けた

100本以上あった


少しずつ かなしみを

溶かし込みながら 

飲んだ 酒瓶に

もう一度 かなしみを

詰め直して 捨てた


それ ....
白いカーテンに映る狐の影絵
捕まえて
一緒に夏の匂いを探しに行こう
可愛い子狐を手に
蝉が鳴く青い空へ
街が夜を受け入れて

静かに眠りに付き始めたから

私も自分のねぐらへ帰ろう



輝く街をおきざりにして

夢をむさぼる闇をしりめに

ぬくぬくのねぐらへ



 ....
ちょっとくらい脇道に逸れたからって
それはそれで道だったり



もしもそのまま進んだって
帰る場所は結局おんなじだったり



一歩
一歩

今を吸い込みながら僕ら ....
よくある日曜日だ


塩入りの湯に
ぷっかり浮かんで

野良の歌に
流れて途切れて

一日という区切りの
不自然さにまた馴染んだ


寂しいほどのシンプルに
頬を寄せる
 ....
夢精した春の頃、
ボクの青春は 柳行李の片隅に
隠されていた。

押入れに積まれた
布団の染みから 
ボクは産まれたらしいが、
それは 赤色の混じったヤミ
だったと
ボクは覚えている ....
なにかをしようとするたび
あー もうだめ
ゆびやかみのけのさきから
きもちのかたまりがぽろぽろころがりおちて
あたりをうめつくすので
ゆきかきのように
かきわけてもかきわけても
おも ....
1人でいることが淋しい
月明かりの綺麗なこんな夜は
温もりを求めて
指先が彷徨う

誰かの温もりを
あなたの温もりを
わたしを抱きしめる 強い腕

包まれるその力強さに
わたしは癒 ....
いつか来る母さんの優しい足取りを待ちながら

僕はジャングルジムの中に入って夜の保育園をそっと見つめていた

ジャングルジムの中から覗く世界は無数の穴からできていて

そこから覗く漆黒 ....
真夏の夜に
突然降り出したにわか雨
こんな夜は蒸し暑く
寝苦しいと決まっているのに
今夜は何故か寒気に包まれて
窓を開け放しては肌寒い程

雨は段々と激しさを増し
私の心を代弁するかの ....
敷かれて行く なごり葉
ほつれた 眼線 が吹く

いつとも いわない 
いつかも しれない

点けられた なつ 

すすき の 香り に
消されてく

十重 の 隙間 に
刷か ....
学校裏の空地に行こう
10年も放っておいて
もう無いかもしれないけど
行ってみようよ

そんな君の思い付きで
君と二人
道を行く
存在しない場所を目指して
今確かに歩いてる

陽 ....
いつからか部屋は
水槽、で
ガラス越しに燃えている
赤、また、赤
近寄るとそれは窓で、
背伸びしたそのとき
窓枠は壊れ
緑色、流れて、
流れて、


緑色をのぞきこむもの
も、 ....
儚い命を燃やしながら
蝉は鳴く

まだ生きていたいと思いながらも
もう散るのだという、諦めを
抱きながらも

儚い命を燃やしながら
蝉は鳴く
ひんやりという言葉が良く似合う

水色のタイルの壁

トタンでカクハンされた日はぼやけて

浴槽は静かにはかないと感じる

蛇口も必死に静寂を願ったけれど

それは夢に終わってしま ....
 


まだまだ不器用な
あいちゃんの手では
線香花火の玉が
もう少し
と思うところで

 ふっ

と下に落ちる



もう少しで
ひとつの場面が見える

もう少し ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あのコは友達mac2*04/8/16 22:58
干潟の風景〜いきなりの土足草野大悟3*04/8/16 21:27
Falling star...Lily o...2*04/8/16 20:46
残季(溢光)木立 悟604/8/16 20:34
ごらん、ゆうぐれるみい68*04/8/16 20:12
自転車km204/8/16 20:05
一人オリンピックspan3*04/8/16 18:49
大阪のやよいちゃん千月 話子4*04/8/16 18:05
少年期の氷結田島オスカー5*04/8/16 17:53
トレイン/コンポジションnm61*04/8/16 17:12
夜鳥木立 悟504/8/16 16:20
脂肪診断書マスイジュウ1*04/8/16 16:09
チェリーの深夜は裂けてしまった2*04/8/16 16:04
ワードレスくれいじー・...104/8/16 15:43
酒瓶こむ3*04/8/16 15:43
夏色暗闇れもん3*04/8/16 12:21
「 帰巣 」椎名104/8/16 1:32
わきみち松本 涼2*04/8/16 1:12
日曜日2*04/8/16 0:33
押入れの中多々田 駄陀204/8/15 21:59
だめなきもち[group]アンテ404/8/15 21:23
温もりひな104/8/15 21:13
ジャングルでもジムでもない遊具104/8/15 20:30
にわか雨快晴6*04/8/15 18:46
夏絵砂木8*04/8/15 18:29
こんな日も落とし子1*04/8/15 16:48
送り火ピアニシモ望月 ゆき3*04/8/15 16:40
蝉は今日も鳴く智之004/8/15 14:54
_びわ204/8/15 14:08
送り火ピアニシモ[group]AB(なかほ...304/8/15 13:53

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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