毎日がある
胸が苦しくなり新幹線高架下

なにも
何もかも早い 青空が 雲をたくさん押した
感じがした

あきは来ないか
季節はこまったものだ あつかいに
いつまでも慣れない

 ....
湖に風は無く 輝いて水鏡

シンメトリーなあなたなら
真ん中まで歩いて行けますよ
と 遠く凪が囁いた

波紋 足跡 とろんとろんと表面張力
怖くなって涙を流すなら
左右対称にお願いしま ....
沢蟹の足が威嚇する
つられて
私の足も2段ぬかしで
階段をあがる

シロサイが尾を振る
つられて
私はきょろきょろと
居場所を確認する

太陽が手を伸ばす
つられて
柳の枝 ....
波の音

波の音

寄せてはかえす



風の音

風の音

潮騒の音に協和して



透き通るような青い空に

真綿を薄く伸ばしたような白い雲



 ....
ちのつながらないおとうとがいた

ちのつながらないおとうとは
赤い軽自動車にのってやってきた

ちのつながらないおとうとぼくは
かなりのなかよしだった

ちのつながらないおとうとは
 ....
みえない身体のなかで
手が縮こまる
青く染まった
泥の歴史を反芻しながら
鳶色に滴る見える手は 
(見えない手は)
(見えない何本もの手は)
みずからを固くだきしめて
ひびわれた胡桃の ....
「担当の岩崎です」「はい」「どうぞ」「石川県金沢市の河北郡で」「河北郡は」「はい?」「かほく市になりましたが」「そうですか」「そうです」「どうしてですか」「合併したからではないでしょうか」「合併」「合 .... 私は釣り人たちにミシンを買ってあげた
ブラザーでもジャノメでもミシンのつくものなら何でも買った
帽子のつばについてる埃をはらってやった
ロッキー山脈越しに
セカンドバックが見えた
サイドブレ ....
なにもできない夜でした
膨大な量、足りなくなって 急に
大きく。大きく、吸い込むのです
膨張する一方で 血管に指先からの、キス
ぶうわ、からだ中をめぐる網 ひとえに
とじこめられるわたし、が ....
 
結局また

こんなとこに戻ってまうねん

て とむ が言う

ほんまの自由は

ここにあるさかいに

て じむ が言う

ぼちぼち が一番や 

て言いかけた はっく ....
食卓の君の席には、今もまだ麻婆なすがあるよ
あのころ。あのころ、
きみはまだ知らないひとの平行棒でも歩くように
ひゅらひゅらひゅらひゅら
西にまっしぐら

あたしこれから夕日の根っこにいっ ....
ああねぇ、
光の時刻
ああそう、
液体の肺
      
そう言えば雀の声だ、

ああねぇ、
泳ぐ
いつかcrash

ああそう、
最後の一粒          
残念の涯
 ....
夢のない学生達が憤りを分け合ってポロポロと参考書を広げている
家を追い出されたオヤジが古びた図書に溜息を塗り込んで本棚に返す

雨が降っている

詩歌の棚には
自称詩人の恥知らず達の本が並 ....
メアリーは言った
「いつまでも一緒よ」
でも彼女はとっくに
土の下
おお おお
彼女はとっくに
おさらばだ

キング氏も言った
「死ぬときは一緒」
でも彼は今年
83
おお お ....
 俺は眉毛に特徴があるクンニの仕方に特徴がある
 ただしこんな言い方は作り物っぽいので作り物だと
 宣言する俺も作り物でほとんど冷蔵庫の残り物でできてる
 生物&動物&健康サンダル ....
プラチナの君
アハハと笑う度に
マリンブルーを吐き出す
僕と君は恋人
ケンカなんかしないし
死んだりもしない

僕はアイアン・マン
でも世界征服は無理
カチカチはつまり
君を喜ばす ....
輝くものを見たくなかった
カラスの爪ばかり目について
喉が渇く

霧の羽
霧の懐へと
破れた服ぶらさげて

肉はいらない
がらんどう・・・夜の雫は
朝の湿った空気へと
山から ....
最後の夜なんだからどうせなら
もっといい男と過ごしたかったよと言うと
そりゃ俺も同感だもっといい女がよかったよと
答えたその男をみると
なぜかそいつは夫でも昔の恋人でもなく
遠い昔に仲がよか ....
手伝ってあげたのはわたし
猿ぐつわをはめて
両手を後ろに縛りあげて
うきうきと心弾ませて飛び込む
井戸のくらがり

よい井戸姫になるのだよ
井戸の底は竜宮に
天に通じるのだからね
よ ....
らじうむのように

見えない放射を

どこかから放つ

小さな石を にぎりしめて

とぎれた足跡の前で

ためいきする


存在よ

星の砕けた子どもたちに

時は過 ....
吹き抜けた風、

輝いた花火、

燃え上がったほのお、

時計の針を回す歯車は
幾度回っただろうか。

ただ流れる水、

さかのぼっていく魚たちは
何を見たのだろうか。
ふと気付いて

のびすぎた爪を 切る

切る前の爪は「わたし」

切られた爪は「ごみ」

いのちを おもうとき
真っ青に晴れた空
ソラソラソラ
頭の中はみだら
 遠くで
 閉じられたままの
 あおい
 まぶた
 
 その方角から
 滾滾と
 海はわいている
 波はよせている

 まぶたが僕に見せようとしない
 その向こうの景色は
 ....
夕暮れすぎて 足元の蝉は

悶えて 朽ちて 絶えていく

僕らの街は 忘れたふりして 歩いてる

駅からの階段おりたアスファルト

手にもったアイスが溶けて

ぽとり

涙が
 私、六十七歳。
 紫色が大好きです。
 今日はとても暑いので
 紫の糸で編んだ帽子をかぶって出かけます。
 よく似た色のスカートで合わせました。
 薄く口紅も塗りました。

 私、六十 ....
もう会えないのでこんなところから失礼します

産休で来た代理教師を尊敬とか出来ないです

先生が若いからと言う理由で
主任先生の命令で
クラスで一番重い男の子を
背負って走る競技、負けて ....
目覚めて白い青い風
焦がすだろう朝陽東陽
狂ったままの花
たぶん

手足伸ばし述べるビル群
ファズ ファズ ファズ
無規律無節操
心地良い汚ノイズ

桃源の内で繰り広げられた饗宴
 ....
胸をえぐる
取り出されてしまった青空
放物線を描ききってしまった天体の下で
重力がしばる


ほどけていく
君の輪郭が
徐々に
それでも
しっかりと残していく


太 ....
あなたが好き
あなたが好き
なぜだか悔しいけど
あなたが好き


時々拗ねてみせれば
いたずらっぽく笑う
ばかだなって


追いかけるのなんか大嫌いなのに
気づくと
いつ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サンドイッチ石川和広1*04/8/21 23:59
シンメトリー千月 話子1*04/8/21 23:52
つられて湾鶴2*04/8/21 22:50
「 海辺にて 」椎名004/8/21 22:30
「ちのつながらないおとうと」パール子供1104/8/21 22:28
青色銀河団504/8/21 22:18
104黒川排除 (...504/8/21 21:46
周波数をラジオ体操に合わせろカンチェルス...1*04/8/21 21:23
アラベスクみい9*04/8/21 20:58
淀川ブルー[group]AB(なかほ...1004/8/21 19:17
夕日の根っこへかなりや004/8/21 19:10
「夢寐」パール子供104/8/21 17:25
図書館YASU0*04/8/21 17:03
メアリーとキング504/8/21 15:45
公文式ムエタイカンチェルス...1*04/8/21 15:29
プラチナとアイアン204/8/21 14:53
霧衣湾鶴4*04/8/21 12:36
歓喜の海[group]佐々宝砂104/8/21 4:16
彼女が望んだように104/8/21 4:15
存在こむ2*04/8/21 2:18
104/8/21 2:17
104/8/21 2:15
ナバナ204/8/21 1:25
アース・ティアーマッドビース...404/8/21 1:20
息をするか 空は落ちたKj004/8/21 1:18
私、六十七歳初代ドリンク...5*04/8/21 0:50
先生へmac1*04/8/21 0:35
小説家志望004/8/20 23:43
僕は吠える言葉を取り出せないセキラボ!5*04/8/20 23:10
「 ピエロ 」椎名204/8/20 22:47

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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