俺は
線香花火だよ

線香花火から産まれたんだ

夜空に咲き乱れる花火のわけは
ないだろう

夜空に派手に輝く大きな花火に
あこがれたことはない

あこがれたことはないぜ

 ....
俺の住む街の
隣で
花火大会をやってるよ

音だけだと
騒音以外のなにものでもない

騒音だぜ

俺は
やっぱり
線香花火が好きだ

ひっそりと
静かに燃える

ちいさ ....
都電そりの、道そりの、雨はひと粒、ふたつぶつぶ。見上げて手あげてる、照るよ。やや、よよ、夜道、にて、ぼんにゃりを揺りつぶてる、水をた、ポタ、を、た、とえば一滴とかぞえる、るでしょう。小雨は歯、は。すか .... 不必要ならそう云って
 大人しく身を引くわ
  不必要ならそう云って
   大人しく家路につくわ
    不必要ならそう云って
     貴方といた証全て消すから
      不必要ならそ ....
しねぇ
しねねぇ

からからの空気の中で
やべえ俺18歳だった
呼吸してやがる
目も覚まさねぇ
やべえ俺オカマだった
おほほほほほほほ

プッチンプリンのでっかいの
食ってる時が ....
キミの声を聞くたびに、胸が痛くなるんだよな
僕はただ胸を揺さぶられているのさ
いつも。

ねぇ今から君の元へ行くよ
そういうとキミはなんて言うんだろう

臆病になる以外ないんだ
僕は思 ....
貴方との再会はいつも冬・・
冬が苦手な私の冷えきった心を暖めてくれるかの様に。。
私の想いが貴方を引き寄せるの?
それとも・・・

愛してる
今でも
夏から秋へと移り行く風の匂いとともに ....
階段を降りると
昨日よりふかふかしていて
昔のおじいさんの背中を踏んづけているような
申し訳ない気持ちでいっぱいになる
急いで二階からエレベーターに乗り
皆に白い目でにらまれるけど
 ....
はじめてがいなくなってこまってます
なにしろそんなことは
はじめてで

自転車がなくなったら
あの公園がきゅうに遠く感じてさみしくなったみたいに

もしも神様がいなかったらどうしよう
 ....
寝ぐらのないカラダ
雨の日には律義に痛むヒザ
震える月が青白く照らすプロムナード

血液の中に忍び込んだ美しき女
刺青の花は枯れることを知らず
消えることもない

生きていけるのか
 ....
海が凪いで何もない日


その向こうで



月が丸くやがてはじけ


その向こうへ



霞むモルドバの風景


純度の高い水蒸気



高く高く昇れば宇宙 ....
僕はクレーム係
いつも頭をさげている
人間なんかじゃない
ただのクレーム係

今日は天気が悪いから洗濯ものが乾かないと
電話でどならられ
発情した猫達を早く静かにさせとくれと
2時間も ....
傘をささずに帰ってきたら
ぽつりぽつり、と、前髪の報復
それがしょっぱい涙じゃないこと
かなしいのかしらね

おまえは3よりも4だよな、と君は言います
もしかしたら心配、なのかもしれなくっ ....
 かじりついたおむすびの
 イクラらしきものは
 黒い海の匂いがした
 よもや
 砂漠の国の油田を泳ぐ魚の腹からとってきたわけじゃあるまいし
 それでもお前はコピー食品
 イクラみたい ....
ポストを開けて
そこにはたくさんの幸せがあるから
桜が知らせる春の訪れ
かたつむりが運ぶ梅雨のお便り
時々ポストで休むわたし
目の前でぐるぐる渦を巻く子供達に注意して
幸せが来るのを待って ....
青空の種を風切り羽根が運んでくる そばにいて ずっとそばにいて
離れないで 壊れてしまうから

あなたを想うたび 思い出す
子供すぎてうまく言えなかった
大切にするからって言ってくれたのに
素直に受け入れられなくて
辛い ....
空っぽの心に種をまく
いつか花が咲くように
そう、
ただ闇雲に種をまく

美しい花
可愛らしい花
中にはきっと
醜い花もあるだろう
いつ咲くのかも分からない

だけどそれでもいい ....
 




 あいつは俺の噂話をして
 俺から片腕を切り落とされた
 交差点の銀行は
 何度も合併して名前を変えた

 黒塗りのタクシーが客待ちして
 運転手が鼻毛をむし ....
 何気なく押しだした吐息に
 繊毛が混じる
 機械じみた寒さが
 曇りガラスの窓を割る



 結び目が一つだけついた
 硬いロープが
 乾いた土に
 弓矢を放 ....
 連続する雨音に
 途切れがちな呼吸のリズム
 頼りない影を投げ出して
 傘を忘れた人が
 部屋で泣いている
 


 電線の滴が地面に落ちる瞬間
  ....
わるいゆめを何度も見たい
何度も
何度でも
口から血を吐き
股間から血を吹き
血じゃないものも吹き
わたしは裏返る
そんな
わるいゆめ


わたしは
わるいゆめが好き
それ ....
久々に故郷に帰った。ちょっと遅れたけど、お墓参りとか。もうちょっとで名前の消
えるまち。単位を少なくした方が、管理は楽だよ。それだけのことに振り回されて。

中央とのつながりを持てない小さな単位 ....
自分では良くやってるように思えたりもするんだ
その時にはね
なのに後味は苦い
方眼紙にかかれた折れ線グラフのような波
どちらがどちらなのか
その時にはどうしても分からないんだ

セーター ....
アレルギーダラケ
コノヨハスベテ
アレルギーダラケ
オマエモオレモ
ナオラネエーアレルギー
オマエノセイダ
ナオラネエーアレルギー
オレノセイダ
クタバレ
逃げても逃げても
追いかけてくる
黒い闇に
のみ込まれたら終わりだ
逃げて逃げて
疲れ果て諦めたとき
手が見えた
見覚えがある手
彼の手だ
迷わず手をのばした
黒い闇は容赦なく
 ....
夜の海で眠る
夜は海だ

ゆらゆら揺れる波の上で
何度も投げ出され
海に飲み込まれる
人は
ほんとうは誰もいない
というかわたしもいない

わたしは小さなばらばらになる
隙間に水 ....
ズッチャッチャ ズッチャッチャ スッちゃった パチで
ズッチャッチャ ズッチャッチャ スッちゃった サイフ
ズッチャッチャ ズッチャッチャ スッちゃった 馬で
ズッチャッチャ ズッチャッチャ ス ....
太陽は権力の匂いがする
すべすべした君の肌から黒いレモンが香る。

ひかり、降る
ひかり、降る
兄貴は行ってしまう真夏の海、連絡船

君は喪服で
あに、と僕と一緒に座っていた。
あの ....
6月の紫外線は想像以上に強くて
日焼けした腕の皮が剥けてきたのです

べろりんちょ と剥けたその皮をよくよく眺めて見ますと
鯵の鱗のように
金星のクレーターのように
ゾウのくるぶしのように ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
☆164 センコウハナビ Ⅱ貴水 水海004/8/24 20:58
☆163 センコウハナビ204/8/24 20:55
nm6704/8/24 18:47
憂鬱204/8/24 16:02
しねぇ しねねぇ[group]ピッピ1004/8/24 13:11
僕の恋愛模様Kanata...104/8/24 12:04
秋の香りみんと104/8/24 12:02
階段たもつ1204/8/24 8:43
「はじめて」パール子供1004/8/24 3:05
日々それは回帰する204/8/24 0:36
Someday104/8/24 0:35
クレーム係404/8/24 0:13
君の部屋船田 仰804/8/23 23:20
イデアマッドビース...404/8/23 22:59
空の使者暗闇れもん2*04/8/23 22:23
青空の種草野大悟2*04/8/23 22:02
km104/8/23 20:41
種をまく快晴3*04/8/23 16:44
生贄タンバリンカンチェルス...1104/8/23 15:56
移動304/8/23 15:54
歌謡曲マチス(傘を忘れた人)404/8/23 15:53
わるいゆめチアーヌ404/8/23 15:50
誰かの手uminek...404/8/23 15:20
表層サーフ鏡文字204/8/23 14:53
アレルギーkm004/8/23 13:31
004/8/23 13:04
夜の海でチアーヌ504/8/23 12:25
スルスルワルツマスイジュウ0*04/8/23 12:09
『レクイエム・レモン/ひかり』short version川村 透804/8/23 10:14
YASU004/8/23 10:02

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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