おはよう。
あれから、もうずいぶん経ってしまったね。
色んなものが生まれて、
色んなものが変わって、
色んなものがなくなってしまったよ。
君は知っているかな? ....
踏み込めばどこまでも沈む
そんなどろどろの泥沼
汚い水には蟲が湧き
ぬるりとした感触でわたしを包む
ここで根を張り
蛆虫も糞便も全部栄養に変えて吸収し
汚れた大地と腐れた水の上にぽっか ....
空夢に遊ぶ僕は
朧気な虹を
鮮やかに刻んだり
君に重なり
君の細胞に潜り込んだり
単純だけが
意味を持つ世界を歩いたり
何億分の一秒を
じっと見つめたり
....
夢を見たよ
まだ君も僕を嫌わず
まだ僕もお喋り好きで
君がどこから来たのか
知りたがっていた
僕らどこへ行こうか
話し合っていた
君はどうして鳥に
生まれなかったん ....
秋葉原の中央通りをデブ爆走!
秋葉原の中央通りをデブ爆走!
肩には一眼レフ!
首が伸びたTシャツ!
胸には何かのでかいロゴ!
アイツはスイカップ!
やたらパンパンのバッグ!
そして手には ....
見る空は失ったもの
塗りたくるように薄い
今日も窓際
白紙のノートの開拓者を演じ
筆を転がす たった一日
考えている そこまで
表向きならただの学生
「反旗は資料室に
ここを出る ....
午後には、カーテンに漂白され、
白色に、夏の気はふれてゆく
目蓋で覆い尽くすも、白光する夏、白光する、午睡混じりの
夏
色など要らないと叫びたかった私は、
今は、誰
....
さんぽのとちゅう
とてもきれいなびんをひろったので
もってかえって
まどべにかざった
なんだかものたりないので
もやもやしていたきもちをつめこんでみると
ゆうがたには
びんのなかでと ....
河原であの娘と手持ち花火
今日は風が強いので何本もマッチを無駄にした
その度にキミはくすくすと笑う
去年の花火だからしけっているのだと
僕は頭を掻く
キミは川面に浮かぶ月の反射を ....
雨が降る雨が降る
みんなびしょぬれ猫灰だらけ
あたしは傘の下から上目づかい
雨は戯れみんなも戯れ
傘をたためば良いものを
強風であたしはヒトリ舞い上がる
言葉たちの創る 虚構の空間に
すがりつくように 何かを託して
書いている
それでも
言葉の隙間 そして 端々から
漏れ落ちて行く いのちの経過を
おしとどめる ....
蛍光灯で照らされた
ただ四角いだけの部屋が
とてもいやで
早く 5時が来ないかと
時計ばかり 見ている日
いつでも行ける
すぐそこの森 というものは
ない ....
12年間 家に住み着いていた
黒猫が 死んだ
私は 今日 夢を見た
ふわふわと毛玉のような黒猫を
ふわふわと撫でている 夢だった
もう一度 撫でてもらいに
....
工事差し止めである。
佐賀地裁英断である。
たとえ94パーセントが
完成されているとの報道が
なされてるとはいえ
昭和23年から
営々と続けられてきた
ゼネコン優遇の愚と
アセ ....
遊ぶたましいの
フラフープ
描く線は
深層の知恵の輪
ほどけなくても
いいんだ
高速で
低速で
果てなく回れ
僕のフラフープ
擦れedなの雨、NoLongな十字に依の「ルy」
祈る、恋人の半℃微熱を握る卯と逃げる√
「ルy-ラa-テe-ロi-」夜営の八重桜chill姻美歌は
in beaker、埋想符Cutして、私のソ ....
上の空です 何を言っているのかわかりません
いえ、もううんざりです。
必要なのは食べ物です。
糸の切れた風船は空高く消えていくのでしょうか?落ちていく?
そんな言葉は結構です
そんな ....
わたしはじょうろを持っていて
いつでも草花たちに水をあげることができる
わたしのじょうろはラッキー池田とおそろいらしく
その赤のプラスティックをさらしては
ひとびとの失笑をかうのさ
クリスマ ....
なか、飛んで、
調子に乗る+失敗する−冷静=臨機応変
肝心なこと<忘れる場合
メモ=暗号(日本語?)
そと、飛んで、
足が太い+隠す−スカート ....
不意、A?!問う幽字の0に乗れと
グラつく微貞の寝具はSongs譜
再度の乞い人の手に不逢いの夜
グラビティーがミルクティー抱く
その濁面にDuckがFireをくわL-O舞言い
「朱よ、珊瑚 ....
ぼんやりとした広い場所のあちこちに
色 数 かたちを変えながら
光が点滅しつづけていて
指先にしか届かないくらいの
かすかな熱を放っている
捕らえようとひらかれた
片 ....
半泣きの月を見上げてこんばんは
背筋に刺さる いくつもの瓶
壊れた背中を抱え込み
優しくさする その腕と
作り笑いも 爽やかな
あれから幾晩たったかな
満月の 兎は赤い眼をこす ....
(千切って捨てられた煙草のフィルターに
そうっとオイルを垂らしてやる様に)
読経句-O-clockの感嘆符が浮浪スル雨、にHowAreYouと抱擁
法要放る様に包装感嘆Fw: ....
あの人の好きな牛乳羹を持っていくことにしました
手作りを重宝するあの人のことですから
わたしの選択肢としては何よりも手作りが一番だったのですが
朝から冷蔵庫の調子が悪いようで程よく牛乳が手に入り ....
「君は本当にばかだなぁ。」
この口癖はいつになったら直るのだろうか?
けど、君は本当にバカだよ。
僕のために、雨の中外で待つなんて・・・・。
君はバカだな。
僕の本当の思いを知らないなんて。 ....
みんなの憧れ スウパアマン
スパイダーマンも マトリックスも Xメンもいるけれど
そうそう、人気者には続編がある 必ず
それでも、やっぱり スウパアマン
続編、リメイク お茶の子さいさい
....
あなたは 食べる
食べる
食欲ではなく
衝動にかられ
食べる
何かいたいのしれない
衝動につき動かされ
コンビニへ走る
人にぶつかる
赤信号も目にとまらない
あなたは
イライ ....
僕は左足で右足を蹴っていました
何も感じません
もっと強く蹴ってみました
何も感じません
もっともっと
それこそリバウドばりに蹴ってみました
ちっとも感じません
いいんだ
僕は ....
鏡のデ・キリコが憮然としてる
形而上的には成功なのに
ハイウェイはもぬけの殻
ブラックジャック氏だって
今夜は無理だ
誰もが
忘れていくんだろう
神様だって
片耳ふさぎだ
僕だっ ....
久しい友との再会にグラスを重ね
ふくれあがる泡のビールを
渇いたのどに流し込み
赤らんだ 頬のほてりも醒める頃には
だんだん 寒くなってしまう
友と別れ
夜の浜辺に呼ばれ
造りかけ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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