ふるふる

昼下がりのうだりに

降る様に

身をきつく締め

呼ぼうとするけど

忌まれる暑さと

咽返る生気

夏の陽炎に

焼け付くように

ここに在るのは
 ....
あなたの声が聴きたくて
数字をゆっくりおしてゆく
呼び出し音
高鳴る鼓動
裏返る声
あなたの笑う、声。

ちょっと怒ったふりをして
あなたを困らせてみる

優しくからかうあなたの声 ....
湿った風の残る残暑に
崩れた線が、幾筋も幾筋も
飽きることなく遊泳していて
嗚呼、眩しいばかりだな。


わたしも何とか飛んでみようとは思うのに、
どう真似たってなかなか上手くいかない。 ....
あるいは 

全て間違ったのかもしれない

我ながら異様な

しかめっつらで

何も出来ないのに

あふれ出す感覚

いくどもそこにかえる

ものおもい

やっと 「私 ....
やまはだに からみつく 帽子の群れ
くつしたも おそろいの 白地に☆付
てっぺんで 円陣になる お弁当から
外れて1本 スティック ガム噛んで
唐草風呂敷 背にまとう ヒーローの
足 ....
うす紫に、きれいに染め上がった、
放課後の、
(優しい文脈を結んで)
ぼくは 図書館で、
大好きなきみの名前を、
水文字で書く。

水文字。
右でもなく、
左でもなく、
遠いほうの ....
乾いても艶のある 路面のまどろみ
その古い染みが 曖昧な午後の一部を
停留させている


触れる路面の端
時折覗いていた窓硝子割り砕き
尾長はばたばたと喘ぐ


徒然と ここに
 ....
ちゃんと生きようとすることは実に辛い

生命は宇宙のようだと偉人は言う
だから星座達も僕らを眺めるのか
目を閉じて見る夢が
宇宙のファニーサイドだからね
そう受けとるか

あの夜の流星 ....
きみは 湖みたいな子だったよ
俺は そう思ったぜ

時には
優しくて 思いやりがあって 可愛い
だれもが 覗き込んでみたくなる
釣り人は 糸をたらしたくなる
子供は 遊びたくなる
「麗 ....
学生服が似合わない ピアスだらけの耳たぶに

鳴り響くのは愛らしい 女子集団の世間ミラー

うずくまった私には 何を見たか読んだのか

短く折ったスカートで 誰を誘うの生足女

偉 ....
きみに いいたい
すごく いいたい
すぐに いいたい
とても いいたい

きみに あいたい
はやく あいたい
ずっと はなして
ずっと みてたい


つかれ とんでく
すごく  ....
君がシャワーを浴びる間に即興でできあがるパラレルワールド。

着信がメロディーで看板が歌詞でぼくらの街は音楽になる。

風景はマルチなシマシマにすりぬけるスピードのカラフルな焦燥。

街路 ....
九月の台風のつむじに
ぼくがキスをする
彼が好きになる予定のあの子は
申し分の無い足で歩いている
今もきっと歩いて
今朝からずっと続く廊下でぼくは待っている
照明写真の角度を気にしなが ....
もう少し
もう少し
タイヤキ屋の角を曲がって
公園の中を通り抜けて
延々と続く坂を登ってく

もう少し
もう少し
丘の上の公園から
この港町を見下ろすんだ
朱(あか)と蒼(あお)の ....
誰もが当然のように受け入れてる日常
世界では自分が味わったこともない日常があるのに
自分にはその日常は訪れない

当たり前のことが当たり前のように過ぎて行く日常に君は受け入れられず
見つけた ....
あの人の横顔は切なそうに映る
私は少し目を細めて見ている

つらいことなんて何もない
ただ空しいだけなんだ

遠くに飛んで行ってしまいたくなる
風に吹かれて行き着いた先に何があったとして ....
路慕情、傘引-雨臆ス
逸ツサ射レント、遠ク捨テツ譜面ヘ
「嗚呼…何処?」ヲ売ル(ド)ノ継ト
冷雨滴ル、悲頭譜詠ス多安堵得ニ依カラ唖
雑湾ノ渦、不安他ニ澄ム
曖ノ雨、昧…墓椅子 思惟見入ル
 ....
葉合フ天圃ニテ 蓮垂ル窓裏ガ留守
樹々競ル露慰 土曜 或ル実ニ熟ム知恵
蒔百合ム倉 粒ト蛇ハ美ニ入ル
「堕スト、多在ル唖ス符有ル咎ガ好キ」
ト知リ 紺ト晴レト瑠ト裸場 唖頭述ベルト
戯夜噛ム ....
葉緑の木々たちが
緑の葉をはぎ取られていく

人は行動を奪われ
ただ過ぎるのを待つ

鳥たちは翼をしまい
山の中に潜む

命無き物は
壊さされ飛ばされる

風は雨と共に楽しそう ....
ねこ

先生は頭をなでる

簡単に

声をかける

簡単に

かわいいねって

ねこ

ずるい
涙が出そうになった瞬間
あなたの顔が浮かんで消えた
心は躍りだしそうなのに
どこか落ち着いていて
なぜか涙が溢れてきそうで
優しい笑顔も
穏やかな微笑みも
本物かどうかも分からないけど
 ....
ゆらめかないで うろたえないで
しずんでしまわぬうちに
そのてで すくって すくって・・・

みずかがみ ゆらめいて うろたえて
みずを かく て また まにあわない

ぼくらのてに の ....
月のまわりに
月と同じ輪があり
水平線に沈みながら回っている
輪は海にひろがり
波は光を打ち寄せる



屋根が 鳥が
騒がしく雨を知る
ずっと空を見つめていた目が ....
使わないけどとっておくのは、まだ使えるから
例えば食器
食器棚に並んでる沢山の食器の中には
もう何年も使ってないものがある
まだ使えるんですよ
そう、だから、とっておく
例えば服
例えば ....
朱はきませり 蛾、列記す上の屋根
万象得るショール、朱はきませ林檎
G-r-i-d-e!嗚呼、I 滑空鋭角に描く
酸入りビーカー、Sun陰の美 架橋
し灰とに高らかに審バル打ち鳴らす
愛 ....
私の夏はいつも少年の手の中にあった
降りしきる驟雨の中でさえも
ファインダーは彼らを捕らえ
熱い憧憬でそれを追った
自転車は跳躍するように少年を
パステルブルーの中空へ運び
麦わら ....
亀を探している
けれど亀はなかなか見つからない

今日の僕は
誰よりも龍宮城へ行きたいというのに

いじめているべき子供たちもいない
九月になって
みんな風か何かになってしまった
 ....
降りてくる。
それは不意に、
エスカレーターで、それともエレベーターで、
あるいは手すりのない広い階段を。
鏡に映るわたしの姿が歪む。
墜落する軽気球。

わたしは呼ばれてい ....
ケータイなんて使わなくても
感性とテレパシーで出会えるさ

東京特許許可局局長
お前の許可なんてナシに

あのコとの
  電波つなぐ
    愛の装置
      発明したよ

 ....
僕が撮った戦争の写真を君は「こんなのリアルとちがう。」とにべもない。
僕はすりむいた膝や痣ののこる肋骨の辺りとかを必死にアピールするが
「音もない戦争なんてボケたライチの果肉よ」
何をいってるん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
マフねなぎ004/9/2 9:06
コール緋乃村燿介204/9/2 8:37
崩れた線たちかのこ4*04/9/2 5:44
こたえこむ3*04/9/2 1:24
遠足湾鶴204/9/2 0:54
水文字[group]青色銀河団12*04/9/2 0:34
曇天掛川かるやと...304/9/2 0:08
堕落純太104/9/2 0:04
☆165 ミズウミ貴水 水海404/9/1 23:59
ティーンエイジャーあいこ104/9/1 23:57
3+4くれいじー・...5*04/9/1 23:47
液体のルールnm6804/9/1 20:44
タイフーン船田 仰104/9/1 20:18
絵の中に居るような。緋乃村燿介2*04/9/1 20:07
日常304/9/1 20:00
あの人Kanata...204/9/1 18:40
Robo-Joe六崎杏介2*04/9/1 18:17
MechanicalMadrigal1*04/9/1 17:55
ほたる1*04/9/1 16:19
ねこ辻野克己504/9/1 16:18
I long to tell you...Lily o...6*04/9/1 15:00
さよならの わっか てのひらの はじっこ玉兎3*04/9/1 14:52
波雨木立 悟304/9/1 13:49
uselessJN204/9/1 13:43
引火学1-b/歌六崎杏介004/9/1 13:33
夏と少年佳代子104/9/1 13:03
九月たもつ11*04/9/1 11:41
シャマンの唄佐々宝砂5*04/9/1 10:24
ケータイがトイレを泳いでも末吉剛士 (...104/9/1 3:55
ライチ204/9/1 2:52

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